この本を読んで 83年に刊行されたトム・ピーターズとロバート・ウォーターマンのエクセレント・カンパニーを思い出した。
邦訳は、大前研一であった。
彼の邦訳での、まえがきは、青木功のゴルフの話しを引き合いに出し、この本(エクセレント・カンパニー)は「達人の研究」であり、決して
達人になるために読むものではないと書いてあった。
なるほどそうである。
「好きなこと」は、宮脇修一氏が、達人である自分を研究した本であり、この本を読んだからといて、みんな宮脇修一
になれる訳ではないのである。
言い換えれば、「好きなこと」だけで生きぬくことは、ほとんど無理であることを知るために、この本を読むべきであろう。
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「好きなこと」だけで生きぬく力~自分基準の仕事で世界一になれ~ 単行本(ソフトカバー) – 2012/1/19
宮脇 修一
(著)
「好き」という気持ちが、人を強くする。
老舗フィギュアメーカー・海洋堂社長による、
自分の“好き"を極めて勝ち続けるための思考法。
老舗フィギュアメーカー・海洋堂社長による、
自分の“好き"を極めて勝ち続けるための思考法。
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社WAVE出版
- 発売日2012/1/19
- 寸法1.9 x 13 x 18.9 cm
- ISBN-104872905415
- ISBN-13978-4872905410
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商品の説明
著者について
宮脇修一(みやわき・ しゅういち)
フィギュアメーカーの老舗、(株)海洋堂代表取締役社長。
1999年、「チョコエッグ」を生み出し、爆発的にヒットさせる。
その後、多くのメーカーとコラボし、食玩だけにとどまらず、 様々な付録や博覧会のフィギュア、模型などを商品化。
オタクビジネス業界のカリスマとして活躍している。
ガレージキット最大の祭典「ワンダーフェスティバル」の 主催のほか、2011年夏には、高知県に「海洋堂ミュージアム四万十」、 秋葉原に「海洋堂ワンフェスカフェ」をオープンさせた。
フィギュアメーカーの老舗、(株)海洋堂代表取締役社長。
1999年、「チョコエッグ」を生み出し、爆発的にヒットさせる。
その後、多くのメーカーとコラボし、食玩だけにとどまらず、 様々な付録や博覧会のフィギュア、模型などを商品化。
オタクビジネス業界のカリスマとして活躍している。
ガレージキット最大の祭典「ワンダーフェスティバル」の 主催のほか、2011年夏には、高知県に「海洋堂ミュージアム四万十」、 秋葉原に「海洋堂ワンフェスカフェ」をオープンさせた。
登録情報
- 出版社 : WAVE出版 (2012/1/19)
- 発売日 : 2012/1/19
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 208ページ
- ISBN-10 : 4872905415
- ISBN-13 : 978-4872905410
- 寸法 : 1.9 x 13 x 18.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 147,073位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年5月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2014年9月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
海洋堂社長の考え方が綴られています。
この考え方を受け付けない人もいると思います。
私は結構共感できる部分がありました。
海洋堂製のフィギュアも好きですし、好きな事をとことん追求するという
こだわりや生き方は正直言ってうらやましいです。
またなぜ海洋堂の商品が他の会社とは違うのか、という部分も見えてきて
なるほどと感心しました。
今の海洋堂の方向性とか商品展開などを知っていれば
この本に書いている事は本当なんだなというのが分かります。
ただ海洋堂関係の本は他にも出ていますが
自分が読んだ中ではちょっと薄いかなと感じました。
この考え方を受け付けない人もいると思います。
私は結構共感できる部分がありました。
海洋堂製のフィギュアも好きですし、好きな事をとことん追求するという
こだわりや生き方は正直言ってうらやましいです。
またなぜ海洋堂の商品が他の会社とは違うのか、という部分も見えてきて
なるほどと感心しました。
今の海洋堂の方向性とか商品展開などを知っていれば
この本に書いている事は本当なんだなというのが分かります。
ただ海洋堂関係の本は他にも出ていますが
自分が読んだ中ではちょっと薄いかなと感じました。
2016年11月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
おもしろかったです。
やりたいことってなんだ?と中途半端に生きてきたのでお父さまの話が勇気づけられました。
やりたいことってなんだ?と中途半端に生きてきたのでお父さまの話が勇気づけられました。
2012年4月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
海洋堂ファンの中年オタクとしては、とても刺激のある内容の本で考えさせられることも多く、おもしろかった。
投資家のウォーレン・バフェットの成功について、金融の専門家の間では結局運がよかっただけといわれているそうである。
宮脇センムもバクチ打ちのような人生なのに成功できたのは、「模型の神様」に愛されたから、つまり運がよかったからと
認めている。
よって普通のビジネスマンは読まないほうがいい。とくに実用品や生活必需品関係の人がこのスタイルをまねたらたいへんな
ことになりそうだ。だがなにか行き詰まりを感じている人には特効薬(劇薬ともいうが)になるかもしれない。
先日某新聞にバンダイのフィギュア部門で働く人の取材記事があった。インタビューを受けていた社員はなんだか高学歴の
優秀そうな人で(本人の写真の背景に最近のゴジラやメカゴジラを使ったジオラマがあったので、モンスターアーツの担当者
かも)、いかにもエリートといった風情であった。
大人向けのフィギュアは50本の企画のうち1本しか採用されないという厳しさだそうである。その社員は「お客様を喜ばせ
たい」というまっとうな発言をしていた。
海洋堂はただのオタクが、つくりたいものを自分が喜ぶためにつくっている。バンダイとは真逆である。
同じ業界でまったく違うスタイルの会社なのに、どちらもそれなりに成功している。ビジネスに王道はないということだろう。
つまりなんでもありということであり、その意味ではセンムのいうように「あるべき姿」より「こうありたい」を大切にする、
というのは間違った考えではない。
知り合いで商売に失敗した人がいるが、その人は「好きなようにやったから全然後悔してない」といっていた。
結果なんか思ったようにはでないのだから、過程を楽しむほうが大事なのだ(でも結果もちょっとぐらいほしいと思う自分も
いたりする(笑))。
投資家のウォーレン・バフェットの成功について、金融の専門家の間では結局運がよかっただけといわれているそうである。
宮脇センムもバクチ打ちのような人生なのに成功できたのは、「模型の神様」に愛されたから、つまり運がよかったからと
認めている。
よって普通のビジネスマンは読まないほうがいい。とくに実用品や生活必需品関係の人がこのスタイルをまねたらたいへんな
ことになりそうだ。だがなにか行き詰まりを感じている人には特効薬(劇薬ともいうが)になるかもしれない。
先日某新聞にバンダイのフィギュア部門で働く人の取材記事があった。インタビューを受けていた社員はなんだか高学歴の
優秀そうな人で(本人の写真の背景に最近のゴジラやメカゴジラを使ったジオラマがあったので、モンスターアーツの担当者
かも)、いかにもエリートといった風情であった。
大人向けのフィギュアは50本の企画のうち1本しか採用されないという厳しさだそうである。その社員は「お客様を喜ばせ
たい」というまっとうな発言をしていた。
海洋堂はただのオタクが、つくりたいものを自分が喜ぶためにつくっている。バンダイとは真逆である。
同じ業界でまったく違うスタイルの会社なのに、どちらもそれなりに成功している。ビジネスに王道はないということだろう。
つまりなんでもありということであり、その意味ではセンムのいうように「あるべき姿」より「こうありたい」を大切にする、
というのは間違った考えではない。
知り合いで商売に失敗した人がいるが、その人は「好きなようにやったから全然後悔してない」といっていた。
結果なんか思ったようにはでないのだから、過程を楽しむほうが大事なのだ(でも結果もちょっとぐらいほしいと思う自分も
いたりする(笑))。
2012年1月21日に日本でレビュー済み
好きなことに関係する職種につける人は暫しいますが、
しかし、好きなことだけで生きている人はそう多くはありません、
稀と言っていいでしょう。
好きなことには突っ走ってしまう作者宮脇修一氏、肩書きは社長なのですが、
愛称として昔の肩書きであるセンムと呼ばれています、
そんなセンム、おそらくは本書も書いているうちに熱を帯びて突っ走ってしまったのでしょうか、
余計なスペースは不要と言わんばかりに本書には写真や挿絵は一切ありません。
海洋堂に集う造型師達は技術は100点でも、
基本ダメ人間、社会人として不合格な連中ばかり、
しかしながら彼らは好きなことで生きています、
社会人失格でも大ヒットを生み出せる、
それは好きなことを突き詰めて絶対的なものに仕上げているからで、
そういう一点豪華主義的な人を活かす海洋堂の面白さが本書では語られています、
そんな連中を集めているのだから朝礼やラジオ体操が必要と言うセンムの解釈にはなるほどと思いました、
センムの気質からすると、ラジオ体操なんて馬鹿馬鹿しいと一蹴しそうですが、
時間的にルーズな連中を管理するためと言うのはなるほどと感心しました。
他者の目を気にせず、
フィギュアと言うもともとは日陰者の趣味でしかなかった物を、
自分質の技術によって絶対的なものにまで昇華させ、
一般人にも受け入れやすい空気を生み出した海洋堂。
自社の商品に対する絶対的な自信と誇り、
商品がよければマーケティングは不要、
誰も作らないものを作る独自性、
そしてそれらを支える世界一とも言える技術。
儲けにならない事でも面白そうだと思えば挑む、
技術が確かなら売れない造型師でも切らない、
思い立ったらやってみる無謀さ、
昨今のビジネスで言われることとは正反対を突っ走れるのも、
やはり好きな物を突き詰めた結果の確たる技術があってこそなのでしょう。
リボルテックに追随する形で発売になった可動フィギュアのfigmaなどに対する、
センムの思いが、真似してくれて業界全体が盛り上がってくれるならそれは素直にうれしい、と言う、
狭い視点ではなく業界全体を見渡し、真似は許す、独占は悪、と言う大きな視野、
ゴジラやウルトラマンが独占されている事に対する反抗心的な部分もあるのでしょうが、
先駆者だけあって鷹揚で自信溢れる発言と感服しました。
センムのトークショーを聞いた直後に購読しましたので、
直接話しを聞いていられるような錯覚に陥らせてくれる楽しい本でした、
非常に読みやすく、私自身もオタクとカテゴライズされる人間で、
好きなことに関わった仕事をしているためか、
共感できる部分も多分にあり、そのせいかあっという間に読み終わり、
やる気と自信と読後感を得ました。
金もうけを考えている人には無用の書でしょう、
しかしながら臭味を実益としたいと思う人は読んで見るべきかと思います。
本書の難点は二つ、注釈が最後にまとめて掲載されていること、
またその注釈で改行が行われていないため非常に読みづらいこと、この二点だけでした。
しかし、好きなことだけで生きている人はそう多くはありません、
稀と言っていいでしょう。
好きなことには突っ走ってしまう作者宮脇修一氏、肩書きは社長なのですが、
愛称として昔の肩書きであるセンムと呼ばれています、
そんなセンム、おそらくは本書も書いているうちに熱を帯びて突っ走ってしまったのでしょうか、
余計なスペースは不要と言わんばかりに本書には写真や挿絵は一切ありません。
海洋堂に集う造型師達は技術は100点でも、
基本ダメ人間、社会人として不合格な連中ばかり、
しかしながら彼らは好きなことで生きています、
社会人失格でも大ヒットを生み出せる、
それは好きなことを突き詰めて絶対的なものに仕上げているからで、
そういう一点豪華主義的な人を活かす海洋堂の面白さが本書では語られています、
そんな連中を集めているのだから朝礼やラジオ体操が必要と言うセンムの解釈にはなるほどと思いました、
センムの気質からすると、ラジオ体操なんて馬鹿馬鹿しいと一蹴しそうですが、
時間的にルーズな連中を管理するためと言うのはなるほどと感心しました。
他者の目を気にせず、
フィギュアと言うもともとは日陰者の趣味でしかなかった物を、
自分質の技術によって絶対的なものにまで昇華させ、
一般人にも受け入れやすい空気を生み出した海洋堂。
自社の商品に対する絶対的な自信と誇り、
商品がよければマーケティングは不要、
誰も作らないものを作る独自性、
そしてそれらを支える世界一とも言える技術。
儲けにならない事でも面白そうだと思えば挑む、
技術が確かなら売れない造型師でも切らない、
思い立ったらやってみる無謀さ、
昨今のビジネスで言われることとは正反対を突っ走れるのも、
やはり好きな物を突き詰めた結果の確たる技術があってこそなのでしょう。
リボルテックに追随する形で発売になった可動フィギュアのfigmaなどに対する、
センムの思いが、真似してくれて業界全体が盛り上がってくれるならそれは素直にうれしい、と言う、
狭い視点ではなく業界全体を見渡し、真似は許す、独占は悪、と言う大きな視野、
ゴジラやウルトラマンが独占されている事に対する反抗心的な部分もあるのでしょうが、
先駆者だけあって鷹揚で自信溢れる発言と感服しました。
センムのトークショーを聞いた直後に購読しましたので、
直接話しを聞いていられるような錯覚に陥らせてくれる楽しい本でした、
非常に読みやすく、私自身もオタクとカテゴライズされる人間で、
好きなことに関わった仕事をしているためか、
共感できる部分も多分にあり、そのせいかあっという間に読み終わり、
やる気と自信と読後感を得ました。
金もうけを考えている人には無用の書でしょう、
しかしながら臭味を実益としたいと思う人は読んで見るべきかと思います。
本書の難点は二つ、注釈が最後にまとめて掲載されていること、
またその注釈で改行が行われていないため非常に読みづらいこと、この二点だけでした。
2012年3月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「好きなこと」だけで生きぬく力を書く!と言うタイトルで、自身のブログに書き殴ったほどの衝撃!!
こんな本は今まで読んだことがない!!
「オタク」を堂々と文字にし、前面的に押し出したパワーは、日本の経済を支える原動力を見せ付けられた。
馬鹿にする普通と言われる人々こそが、本当「オタク」なんどと分からせる魂の一筆!
読めば変る!
変りたくないヤツは読むな!!
何度読み返したことか・・・
この事実を受け止める勇気のある方だけにお薦め致します。
まぁ・・・読めば勇気が溢れ出ますが。
こんな本は今まで読んだことがない!!
「オタク」を堂々と文字にし、前面的に押し出したパワーは、日本の経済を支える原動力を見せ付けられた。
馬鹿にする普通と言われる人々こそが、本当「オタク」なんどと分からせる魂の一筆!
読めば変る!
変りたくないヤツは読むな!!
何度読み返したことか・・・
この事実を受け止める勇気のある方だけにお薦め致します。
まぁ・・・読めば勇気が溢れ出ますが。
2012年5月1日に日本でレビュー済み
なんとなく手に取り読みました。
フィギユアの事は何も知らないので、もちろん 海洋堂も知りません。
好きなことだけで生きていけたら誰も苦労しません。
自分たちの事を オタクだ職人だと言っていますが、結局たまたま時流に乗って
成功しただけとしか思えません。
結局 成功したから 後からなんとでもこじつけで
「好きなことだけ言って」生き抜く力ですね。
フィギユアの事は何も知らないので、もちろん 海洋堂も知りません。
好きなことだけで生きていけたら誰も苦労しません。
自分たちの事を オタクだ職人だと言っていますが、結局たまたま時流に乗って
成功しただけとしか思えません。
結局 成功したから 後からなんとでもこじつけで
「好きなことだけ言って」生き抜く力ですね。
2015年1月25日に日本でレビュー済み
海洋堂という会社の生態をサクッと理解するにはいい本です。海洋堂は2代目社長自身が大変な模型オタクらしく、高知県にはそのコレクションの展示館もあるとか(館長は著者の父親である初代社長)。大阪の小さな模型店からスタートした海洋堂は店舗を埋め尽くすジオラマ展示で全国的に有名になり、そこに集まる模型オタクをリクルートして成長してきました。一般の人に理解されないほどのこだわりはオタクそのものであり、会社が大きくなってもその気質は変わりありません。
海洋堂は会社を成長させることを目的にしていないからこそ、製品の出来にこだわり続けることができるのでしょう。そういうやり方もある、という意味ではビジネス書としても有用かもしれません。
海洋堂は会社を成長させることを目的にしていないからこそ、製品の出来にこだわり続けることができるのでしょう。そういうやり方もある、という意味ではビジネス書としても有用かもしれません。