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イノベーションの神話 単行本 – 2007/10/29

4.5 5つ星のうち4.5 17個の評価

ビジネス、科学、テクノロジーの分野において、どのようにイノベーションは生まれ、普及していくのか、その真実を解き明かすのが本書『イノベーションの神話』です。
ニュートンの引力の発見から、GoogleやFlickrなど最新のものまで、豊富な事例とイノベーターたちへの聞き取り調査を元に、広く信じられている「神話」を解体し、その影に隠れた本当の姿を明らかにします。
読者は「イノベーションに必要なアイデアはどのように生まれるのか」、「なぜ、解決策よりも『問題』が重視されるのか」、「イノベーションが普及するために必要な条件は何か」といった点について新しい見方を手に入れることができるでしょう。
「創造性」に関する考え方を変える一冊です。
『アート・オブ・プロジェクトマネジメント』著者の最新刊。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ オライリー・ジャパン (2007/10/29)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2007/10/29
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 216ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4873113458
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4873113456
  • カスタマーレビュー:
    4.5 5つ星のうち4.5 17個の評価

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スコット・バークン
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上位レビュー、対象国: 日本

2012年6月2日に日本でレビュー済み
世の中には、革新的な発見や商品を世に送り出し、大成功とした人がたくさんいます。

大成功した人がなぜ大成功したかに興味がある人間は大変たくさんいるため、
その成功の過程の物語は好まれ、たくさん広められています。

しかし、そういう物語が参考になるとは限りません。
大成功する方法などというものは、そんなに簡単に実行できるものでもなく。
実行しても確実にうまくいくなんてことはあり得ない。

そういうリアリティのある物語は人気がないため、
商品ベースでも噂話でもあまり広まりません。

広まるのは、誰でも運が良ければ簡単にできそうな、
ある日革新的なアイデアを思いつきさえすれば実行できそうな、
わかりやすい成功物語としての「神話」です。

この本では、その「神話」と現実の違いについて、
一つ一つ丁寧に説明されています。

この本には、「革新的なアイデア」の思いつき方は書いてありません。
ただ、現実には必要な、それ以外の様々なことについて、
深い分析が書かれています。

現代の世の中に必要とされる「革新的なアイデア」が思いつくことは、
この本を読んでも難しいでしょう。
宝くじが当たるようなものと言えます。

ただし。
この本に書いてあるような分析を知らないでアイデアが思いつくのを待つというのは、
宝くじを買わないで当たるのを待つようなものです。
思いつくのも難しいでしょうし、思いついても実際に成功に結び付けることはできないでしょう。

この本を読めば、少なくとも宝くじを買う方法はわかります。
宝くじのように簡単に手に入るものではありません。
アイデア以外にも必要な努力は山ほどあるようです。
でも、それをやっておけば、「革新的なアイデア」を思いついた時に
それを生かすことができるでしょう。

世の中を変える革新的なアイデアを思いつきたいと思っている人なら。
読んでみるべき本でしょうね。
いやまあ、この本に書いてあることを鵜呑みにするようじゃだめで、
自分で分析できるくらいの人じゃないといけないのかもしれませんけれど。
少なくともヒントを得ることはできるでしょう。

それをせずにアイデアを思いついても、もったいないですしね。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年8月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
巷で語り継がれるイノベーションとは、閃きから生じたのではなく、イノベーターの継続した活動の結果であると、この本は語っている。
それが一瞬の出来事だとみなされているのは、人々からそうである事を求めらた結果なのだ。
2019年4月12日に日本でレビュー済み
内容と関係なしに読んでて面白いと思った
著者の他の本も買ってみようと思う
2020年8月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
予想していたより、本の状態はよかったです。また、利用したいと思っています。
2012年4月15日に日本でレビュー済み
イノベーションというと「天才的な人間が信じられないようなアイデアをポンと出し、それを人々は賞賛し世界が劇的に変わる」というイメージを持っている人は多いだろう。
「イノベーション」がビジネス的で嫌な人は「発明」や「学問的発見」、「ひらめき」に置き換えても構わない(本書はその位広い射程を持っている)。
特に発明や研究だと「天才が世界を変えた」イメージは強いであろう。
しかし、これらはまったくの神話なのである。

本書は、イノベーションの現実と実態を、豊富な実例を引きながら示している。
そのうちのいくつかを挙げておくと

・すぐれたものが生き残るとは限らない
・イノベーションは一人の天才が劇的に起こすのではなく、無数の人の小さな発見の積み重ねである
・人々は、新規で素晴らしいアイデアを嫌い、今まで通りの古いものを好む
・最初のイノベーションの見かけは全く感動的でない
・問題の解決はあまり重要ではない
・イノベーションがよいものをもたらすとは限らない

イノベーションの捉え方を改め、自分の小さなひらめきを大切にできるようにするために、本書は非常に有用であろう。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年7月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
イノベーションにまつわる神話( = 思い込み)を明らかにして、そこから学ぼうとする書。
著者はマイクロソフトでIE開発に従事し、その後、執筆及び講演活動に従事している元エン
ジニアです。

章立ては以下の通り。
第1章「ひらめきの神話」
第2章「神話:私たちはイノベーションの歴史を理解している」
第3章「神話:イノベーションを生み出す方法が存在する」
第4章「神話:人は新しいアイデアを好む」
第5章「神話:たった一人の発案者」
第6章:「神話:優れたアイデアは見つけづらい」
第7章:「神話:上司はイノベーションについてあなたより詳しい」
第8章:「神話:最も優れたアイデアが生き残る」
第9章:「神話:解決策ことが重要である」
第10章:「神話:イノベーションは常に良いものをもたらす」

どれもなんとなく信じている“神話”ばかりについて、それが正確でないことを解説していき
ます。特に気になった表現は以下。
−ひらめきは複雑なパズルを解く際における、最後のピースでしかない。
−どの道が明日に続いているかなんて知ることはできない。
−過去のアイデアを再利用することなしに成し遂げられた発明など歴史上のどこにも存在しない
−(アイデアを発見するルール = ブレインストーミングのルールについて)できる限り多くのアイデアを生み出すこと、できるだけ自由奔放なアイデアを生み出すこと、それぞれのアイデアを出発点とすること、判定を下さないようにすること。
−(イノベーションのマネージメントにおける難関について)アイデアの寿命、環境、保護、実行、説得
−「アイデアが新しいという理由だけですべてのアイデアを受け入れようとするのは愚かなことです。それと同様に、伝統であるというだけですべての伝統を受け入れようとするのも愚かなことなのです」

神話に騙されず、イノベーションについて冷静に考え直すことができるきっかけとなる本です。

「問題を20日で解決しなければならないとしたら、私は19日かけてその問題を定義する」
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年7月18日に日本でレビュー済み
イノベーションとはそれ自体が目指す対象ではなく、
明確で実利的な目的を達成しようともがく最中に、
副産物として生まれてくるものだとわかりました。

学者や「自称」イノベーター達が胡散臭く見えてしまうようになる、
ある意味痛快な一冊です。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年11月19日に日本でレビュー済み
著者は、同じオライリー・ジャパンから『アート・オブ・プロジェクトマネジメント』という本を出していたが、これがまた普通のプロジェクトマネジメントの本と異なり、単なる技術論ではなく著者の膨大な読書量、博識をうかがわせる、読み物としても非常に面白い本だった。

この本もそう。イノベーションにまつわる世間一般の人(私も含めて)が抱いていた10個の常識を取り上げ、その神話性を暴いているのだが、現代のイノベーションにとどまらず、近代、ギリシャ神話までさかのぼり、豊富な引用、例示を取り交えて、非常に物語性の高い本になっている。それは本文や本文中の脚注だけでなく、巻末に付けられた参考文献や参考資料の量にも現れている。

ただ、問題はこの本から何を学ぶかだ。この本に書いてあることは、たしかに一般にいだいているイノベーションに対する考え方と反するものが多いが、著者の文章の巧みさで、たしかにそれが神話であろうことは、簡単に理解できる。でもそれだけでは、もったいない本だ。

イノベーションを産み出してきたものは、本当はなんだったのか、過去のイノベーションを振り返りながら、天才とは程遠い自分でも、何かイノベーションを起こせるのではないかと考えながら、読むべき本だろう。でも、自分が生み出せるかと言われたら、全く自信はないけれど...

いい本だった。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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