本書はPrototype & script.aculo.usについて詳細に解説された質の高いバイブルと言えます。
私は、どちらかと言えばjQuery派なのですが、やはりシェアNo1のPrototypeを扱うことが避けられずに本書を選びましたが正解でした。
Prototype & script.aculo.usをきちんと学ばれたい方は寄り道せずに本書を選んで間違いないです。
サブタイトルにあるとおり、Ajax開発を行うなら標準javascriptでごちゃごちゃ書くより、てっとり早くPrototypeなどの実績のあるライブラリで実現する方が効率的です。また、JavaScriptについて一定以上に突っ込んで理解を深めるよりも、言語仕様を拡張したPrototypeを理解して活用した方が効率が良いようにも思います。Javaエンジニアなどオブジェクト指向言語を既に活用されている方にはむしろPrototypeを使うことの方が分かり易いでしょう。
エンジニアにとっては本書は他に類を見ない良書ですが、デザイナの方は難しいと感じるかも知れません。そもそもデザイナの方はCSSセレクタやメソッドチェーンを活用できるjQueryを選ばれた方がとっつき易いかもしれません。効率良く開発する為にライブラリがある訳ですから、どうしても理解が困難で止まってしまうくらいなら他のライブラリを選択するという方法もあります。
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Prototype & script.aculo.us ―JavaScriptライブラリによるAjaxアプリケーション開発 大型本 – 2008/7/28
prototype.jsとscript.aculo.usが持つ豊かな機能を実用的なサンプルコードを多用しながら解説します。
初心者はライブラリの使い方だけでなく、PHP、Ruby、Ruby on Railsといったサーバサイドの定番技術と組み合わせて使う方法も学ぶことができます。
パワーユーザーであればライブラリの設計哲学を学ぶとともに、自分のニーズに合わせてライブラリを拡張する方法や、ライブラリ開発に貢献する方法についての理解を深めることもできるでしょう。
prototype.js 1.6、script.aculo.us 1.8対応。
初心者はライブラリの使い方だけでなく、PHP、Ruby、Ruby on Railsといったサーバサイドの定番技術と組み合わせて使う方法も学ぶことができます。
パワーユーザーであればライブラリの設計哲学を学ぶとともに、自分のニーズに合わせてライブラリを拡張する方法や、ライブラリ開発に貢献する方法についての理解を深めることもできるでしょう。
prototype.js 1.6、script.aculo.us 1.8対応。
- 本の長さ420ページ
- 出版社オライリージャパン
- 発売日2008/7/28
- ISBN-104873113725
- ISBN-13978-4873113722
商品の説明
著者について
Christophe Porteneuve(クリストフ・ポルトヌーヴ)
早くからWeb開発を専門にし、10年以上ITの研究開発を行ってきた。RubyとRuby on Railsには2005年から、Prototypeとscript.aculo.usには2006年からかかわっている。これらすべての技術の発展にChristopheは大きく貢献してきた。
Prototypeのオフィシャルサイト(http://prototypejs.org)の立役者の一人であり、サポートメーリングリストの中心的メンバーであり、Prototype Coreのメンバーでもある。
早くからWeb開発を専門にし、10年以上ITの研究開発を行ってきた。RubyとRuby on Railsには2005年から、Prototypeとscript.aculo.usには2006年からかかわっている。これらすべての技術の発展にChristopheは大きく貢献してきた。
Prototypeのオフィシャルサイト(http://prototypejs.org)の立役者の一人であり、サポートメーリングリストの中心的メンバーであり、Prototype Coreのメンバーでもある。
登録情報
- 出版社 : オライリージャパン (2008/7/28)
- 発売日 : 2008/7/28
- 大型本 : 420ページ
- ISBN-10 : 4873113725
- ISBN-13 : 978-4873113722
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,865,083位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 913位Webプログラミング
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年2月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
JavaScriptを使うには何らかのライブラリについて勉強しなければならないと知りこの本を買いました。
オライリーの本は正直苦手で、この本も私はあまり好きにはなれませんでした。
・これは翻訳した本全てに言えることですが、日本語が難しい為、モチベーションがだんだん下がる
・つまらないジョークとか言い回しが多々ある
それ程難しい事でなくても、普段日本人が使わないような言い回しなどで勉強とは別の部分に頭を使います。
できれば、この本を読んで完全に理解した人がこの本と同レベルの内容を日本人に分かり易い言葉で出版してほしいなと思います。
オライリーの本は正直苦手で、この本も私はあまり好きにはなれませんでした。
・これは翻訳した本全てに言えることですが、日本語が難しい為、モチベーションがだんだん下がる
・つまらないジョークとか言い回しが多々ある
それ程難しい事でなくても、普段日本人が使わないような言い回しなどで勉強とは別の部分に頭を使います。
できれば、この本を読んで完全に理解した人がこの本と同レベルの内容を日本人に分かり易い言葉で出版してほしいなと思います。
2009年1月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
対象とする読者として「Javascriptと(X)HTMLについてある程度理解しており、またDOMとCSSの基本的な知識がることを想定しています(但し、Javascriptの技巧的な詳細をマスターしている必要はありません)」と書いてあり、自分にぴったりと思ったのが間違い。内容はやたらcodeばかりで、実用例の提示は少なく、読み進んでも達成感がえられません。Javascriptについて中級から上級の基礎応用力が無いと難しすぎる本ではないでしょうか?
2010年8月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
prototype.jsをはじめて知ったとき、というのも実はつい最近(2010年4月)なのだが、私の中でなにか鈍いけど、じわじわとくるような、そのような衝撃を受けた。あるていどJava+JSPによる開発で、JavaScriptのコーディングには自身があったが、$ユーティリティの使用法を知ったときに、正直、prototype.jsを知らずしてJavaScriptができると誇っていた自信がみごとに崩れ去ったような気がした。
もともと英語はできるので、prototype.jsのページを見ながら使い方を覚えていったのだが、概要がほとんどつかめず、どうしたものかと考えていたときに、この本を手に取ることになった。
オライリーの本が読みづらいのは仕方がない。これは英語と日本語との相性によるものだ。しかし、この本は実に良く書かれている。簡単なサンプルから始めて、徐々に機能を追加していく。そしてこの本は最後までガイドをしてくれない。物足りないのだ。この本を読んで物足りなさを感じたら、この本の術中にはまったと考えてよい。その物足りなさを埋めるために、この本をあちこち読み漁ってしまう。そして、prototype.jsのページにもう一度戻ってきてしまう。そして自分なりに物足りなかった部分を補えてしまう。
この本は解説書ではあるが、それ以上に学習するためのガイドなのだ。この本をあちこち読んで後、本を底のほうから眺めたときに、もともと白かった底が、灰色になるでしょう。その色の濃さの分だけJavaScriptが身についていると実感できる。そのような学習ガイドである。
なお、この本はリファレンス的には使い辛いので、そのような本を求めている方は、『 実践!Ajaxフレームワーク Prototype.js/Script.aculo.us 』を参照するとよいでしょう。
もともと英語はできるので、prototype.jsのページを見ながら使い方を覚えていったのだが、概要がほとんどつかめず、どうしたものかと考えていたときに、この本を手に取ることになった。
オライリーの本が読みづらいのは仕方がない。これは英語と日本語との相性によるものだ。しかし、この本は実に良く書かれている。簡単なサンプルから始めて、徐々に機能を追加していく。そしてこの本は最後までガイドをしてくれない。物足りないのだ。この本を読んで物足りなさを感じたら、この本の術中にはまったと考えてよい。その物足りなさを埋めるために、この本をあちこち読み漁ってしまう。そして、prototype.jsのページにもう一度戻ってきてしまう。そして自分なりに物足りなかった部分を補えてしまう。
この本は解説書ではあるが、それ以上に学習するためのガイドなのだ。この本をあちこち読んで後、本を底のほうから眺めたときに、もともと白かった底が、灰色になるでしょう。その色の濃さの分だけJavaScriptが身についていると実感できる。そのような学習ガイドである。
なお、この本はリファレンス的には使い辛いので、そのような本を求めている方は、『 実践!Ajaxフレームワーク Prototype.js/Script.aculo.us 』を参照するとよいでしょう。
2009年1月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
頻繁にバージョンアップされるprototype.jsの、バージョン1.6に基づく最新の解説と、それに伴うscript.aculo.usの解説。
序盤はJavaScriptの概要を把握しているプログラマーを対象に、prototype.jsがいかに強力かをチュートリアル的に解説して、その魅力を体感させてくれます。それ以降はprototype.jsとscript.aculo.usのリファレンス的な内容になっており、インデックスも充実しているのでリファレンスとして十分に使いこむことができます。
prototype.jsとscript.aculo.usというライブラリがJavaScriptというプログラミング環境の魅力と可能性を具現化してくれていることを実感できます。
オライリーの本ということで、プログラマーの人には痒いところに手の届く構成になっています。翻訳もとても読みやすく、末永く使用できる一冊です。ただしその反面、得られるエフェクトを即時的に確認できたり、エフェクト別にこうやればいいよ、といったそのまま使えるソースコードが掲載されているわけではないので、WebデザイナーやHTMLコーダーの読者にはちょっと敷居が高いかもしれないですね。
序盤はJavaScriptの概要を把握しているプログラマーを対象に、prototype.jsがいかに強力かをチュートリアル的に解説して、その魅力を体感させてくれます。それ以降はprototype.jsとscript.aculo.usのリファレンス的な内容になっており、インデックスも充実しているのでリファレンスとして十分に使いこむことができます。
prototype.jsとscript.aculo.usというライブラリがJavaScriptというプログラミング環境の魅力と可能性を具現化してくれていることを実感できます。
オライリーの本ということで、プログラマーの人には痒いところに手の届く構成になっています。翻訳もとても読みやすく、末永く使用できる一冊です。ただしその反面、得られるエフェクトを即時的に確認できたり、エフェクト別にこうやればいいよ、といったそのまま使えるソースコードが掲載されているわけではないので、WebデザイナーやHTMLコーダーの読者にはちょっと敷居が高いかもしれないですね。
2009年2月14日に日本でレビュー済み
Javaをやっていて、Cを久しぶりにやると、単純な文字列操作等のことがいちいち面倒に感じるように、prototype.jsを使うようになると、もう素のjavascriptに戻るのが面倒で仕方なくなる。
この本の作者はprototype.jsに対する愛情が半端ない。
そのせいで、冒頭にprototype.jsってこんなにすごいんだぜとprototype.jsを駆使したサンプルプログラムをつい自慢する。
だが、それはprototype.jsを知らない人にはさっぱり解からない。そのせいで、prototype.jsのすごさが解からない。
解からないから買っているのにとちょっと気分が落ち込む。
だが、それは最初だけ。
その後は、prototype.jsの機能のひとつひとつを短く解かりやすいサンプルとともに丁寧に解説してくる。
読み終わったあと、また冒頭のサンプルプログラムを読むと「なるほどなー。」となり、自分自身もprototype.jsを好きになるようになっている。
この本を読むことで幸せになれる人
・DOMの構文がメンドクサイ
-$(),$$(),insert等
・Ajaxを気軽に使いたい
-Ajax.updater,Form.serialize
・debugでalertに変数を出力するとObject objectって表示されていらついている
-inspect
・urlのクエリパラメタを自分でオブジェクトに変換またはその逆をしている
-parseQuery,toQueryString
・イベントハンドラでthisがうまく使えなかったり、引数が渡せない人
-bindAsEventListener
・素のhtmlだけで、完全なレイアウトを表示したい
-Template
この本の作者はprototype.jsに対する愛情が半端ない。
そのせいで、冒頭にprototype.jsってこんなにすごいんだぜとprototype.jsを駆使したサンプルプログラムをつい自慢する。
だが、それはprototype.jsを知らない人にはさっぱり解からない。そのせいで、prototype.jsのすごさが解からない。
解からないから買っているのにとちょっと気分が落ち込む。
だが、それは最初だけ。
その後は、prototype.jsの機能のひとつひとつを短く解かりやすいサンプルとともに丁寧に解説してくる。
読み終わったあと、また冒頭のサンプルプログラムを読むと「なるほどなー。」となり、自分自身もprototype.jsを好きになるようになっている。
この本を読むことで幸せになれる人
・DOMの構文がメンドクサイ
-$(),$$(),insert等
・Ajaxを気軽に使いたい
-Ajax.updater,Form.serialize
・debugでalertに変数を出力するとObject objectって表示されていらついている
-inspect
・urlのクエリパラメタを自分でオブジェクトに変換またはその逆をしている
-parseQuery,toQueryString
・イベントハンドラでthisがうまく使えなかったり、引数が渡せない人
-bindAsEventListener
・素のhtmlだけで、完全なレイアウトを表示したい
-Template