具体的な事例というよりは、ソフトウェアアーキテクトとしての心構えや、考え方、行動規範などの指針が色々と示されています。
ソフトウェアアーキテクトはもちろん、ソフトウェアのアーキテクトがなんたるかを理解したいハードウェアエンジニアの方にも読んで欲しい内容だと思います。特に、ソフトウェア部門のマネジメントをしなければならなくなったハードウェア出身マネージャの方に、一読を勧めたいです。(内容もコラムみたいな感じですし、技術的に高度な内容が書かれているわけではありません)
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ソフトウェアアーキテクトが知るべき97のこと 単行本(ソフトカバー) – 2009/10/5
ビジネスとプログラム両方の知識と経験が求められるソフトウェアアーキテクト。本書は世界中で活躍するソフトウェアアーキテクトによる97本のエッセイを収録した書籍です。プロジェクトにおいてもっとも重要な事柄とは何か、顧客やチーム、またコーディングやスケジュールなどについて、経験豊かなアーキテクトが自らの体験を踏まえて解説します。ソフトウェアアーキテクトを勇気づけ、新たな気づきをもたらす一冊です。日本語版では、伊藤直也、江島健太郎、小野和俊、榊原彰、鈴木雄介、萩本順三、萩原正義、牧野友紀による11本の書下ろしを収録。
- 本の長さ246ページ
- 言語日本語
- 出版社オライリージャパン
- 発売日2009/10/5
- 寸法15 x 0.7 x 21 cm
- ISBN-104873114292
- ISBN-13978-4873114293
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登録情報
- 出版社 : オライリージャパン (2009/10/5)
- 発売日 : 2009/10/5
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 246ページ
- ISBN-10 : 4873114292
- ISBN-13 : 978-4873114293
- 寸法 : 15 x 0.7 x 21 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 469,430位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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著者について
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1960年生まれ。東京大学教育学部卒。英語ともコンピュータとも縁はなかったが、大学を出て就職した会社で当時のPCやらメインフレームやらと出会い、当時始まったばかりのパソコン通信で多くの人と出会う。それらの出会いを通じて、1987年頃からアルバイトで技術翻訳を始め、その年の暮れには会社を辞めてしまう。1988年に(株)エーピーラボに入社し、取締役として97年まで在籍する。1997年に(株)ロングテールを設立して現在に至る。訳書は、上下巻に分かれたものも2冊に数えて百数十冊になった。一方で、95年『長い夢』、96年『イギリス観光旅行』、97年『縁起でもない』、00年『頭の名前』、18年『抒情詩試論?』という著書もある。https://www.longtail.co.jp/
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年8月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
97作(97人ではない)のエッセイ集で、各エッセイはクリエイティブ・コモンズ表示3のもとに利用可能とのことです。これは他2作と共通しています。利用条件が明記してあるのは良いですね。エッセイなので中身の良し悪し・議論を受け入れられるか否かは読者の判断と検討に任されます。
ちょっと残念だなと思ったのは、他2作と比べて明らかに文章量が減っており、ページの空白を著者紹介で埋めようとしている点です。『プログラマが知るべき〜』と『プロジェクト・マネジャーが知るべき〜』を読んでからこれを読むとがっかりするかもしれません。
ちょっと残念だなと思ったのは、他2作と比べて明らかに文章量が減っており、ページの空白を著者紹介で埋めようとしている点です。『プログラマが知るべき〜』と『プロジェクト・マネジャーが知るべき〜』を読んでからこれを読むとがっかりするかもしれません。
2018年5月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自ら仕様・方式設計しているソフト屋さんむけとして、
「プログラマが知るべき97のこと」とセットでよむとGoodです。
「プログラマが知るべき97のこと」とセットでよむとGoodです。
2012年1月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本では97人のソフトウェアアーキテクトのエッセーが載ってます。注意してもらいたいのが監修者まえがきにもあるように「最初に言わなくてはならないことがあります。残念ながら、この本を読んでも、あなたの目の前の問題が解決されることはありません」(p.5)とあり、この本から即効性のある成果は得ることをそもそも期待しない方がよいと思います。それは、副題が 「Colelctive Wisdom from the Experts」となっていることからも分かるかと思います。※ WISDOMはIT的に言えば、data→information→inteligence→knowledge→wisdom と要はかなり高い次元のものを指しています。私自身がこの本から得た上澄み(wisdom)は、絶対解ではなく最適解を出すことの大切さとか設計上でのトレードオフの重要性とかそういうとこかな〜、と思います。
2012年1月9日現在、amazon.com英語版(オリジナル)のレビュー数が27、和訳された当書のレビュー数が3と圧倒的に少ないのは、何を意味しているのだろうか?と少し考えみました。1) IT業界で開発職として従事している人はエンジニアというよりテクニシャンで、読んで即効性がない(スキルが身につかない)書物を避けている。 2) 日本のようにITゼネコンか職業IT開発職という選択肢がないことが多い日本においてはビジネスとITを高い次元で理解しておく必要があるITアーキテクトという職種は生まれにくく、従ってこういう本もあまり役に立たないと思われている。理由としてはそんなとこだと思います。5年後・10年後日本のIT業界ももう少し成熟して、こういう本が少しは役に立つ位になればな〜と少し思いました。
2012年1月9日現在、amazon.com英語版(オリジナル)のレビュー数が27、和訳された当書のレビュー数が3と圧倒的に少ないのは、何を意味しているのだろうか?と少し考えみました。1) IT業界で開発職として従事している人はエンジニアというよりテクニシャンで、読んで即効性がない(スキルが身につかない)書物を避けている。 2) 日本のようにITゼネコンか職業IT開発職という選択肢がないことが多い日本においてはビジネスとITを高い次元で理解しておく必要があるITアーキテクトという職種は生まれにくく、従ってこういう本もあまり役に立たないと思われている。理由としてはそんなとこだと思います。5年後・10年後日本のIT業界ももう少し成熟して、こういう本が少しは役に立つ位になればな〜と少し思いました。
2013年1月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
国外のソフトウェア・アーキテクトによる97のエッセーに、日本人ソフトウェア・アーキテクトによる11のエッセーを加えた本です。エッセー集なので、すぐに役立つような技術的な話は書かれていません。また、多くの人々が思い思いのことを書いているので、全体を貫く一つの思想があるような本でもありません。
色々な人たちによるさまざまなエッセーを読んでいると、ソフトウェア・アーキテクトとはどういう役割の人で、日々どのようなことを行い、何を考えているのか、そういったことが全体を通してほんわかと浮かび上がってきます。
ソフトウェア・アーキテクトとはどういった職種なのかを理解するにはよいと思います。
色々な人たちによるさまざまなエッセーを読んでいると、ソフトウェア・アーキテクトとはどういう役割の人で、日々どのようなことを行い、何を考えているのか、そういったことが全体を通してほんわかと浮かび上がってきます。
ソフトウェア・アーキテクトとはどういった職種なのかを理解するにはよいと思います。
2012年1月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ある方は下流を含めた技術力はもちろん、必要といい、ある人はそんなものはあまり必要なくて政治力・交渉力が必要だという。
だから、ダメな本、というのではなく、著名人のアーキテクト像が聞けて良かったです。
この辺の差というのは、ビジネスサイドのITに対する理解力の差から生じるんではないでしょうか。
だから、ダメな本、というのではなく、著名人のアーキテクト像が聞けて良かったです。
この辺の差というのは、ビジネスサイドのITに対する理解力の差から生じるんではないでしょうか。
2015年9月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
伊藤直也さんのページが一番しっくりきました。
Webプログラマーをしている方なら流行のフレームワークに手をつけまくってるだけの人になってもね、と思うではないですか。
深いテーマを持ってみようと思いました。
硬い本でも読んで強くならないといけないと思いました。
「10%」ってのが希望持たせてくれてGood.
Webプログラマーをしている方なら流行のフレームワークに手をつけまくってるだけの人になってもね、と思うではないですか。
深いテーマを持ってみようと思いました。
硬い本でも読んで強くならないといけないと思いました。
「10%」ってのが希望持たせてくれてGood.
2012年9月5日に日本でレビュー済み
著名なソフトウェアアーキテクトが、
ソフトウェアアーキテクトなら知るべきと思っていることを、
97+11ほど書いた本です。
著名な人が知るべきと一押ししている内容を集めたものですから、
たいへん奥深くさまざまなことが書いてあります。
大勢の人が書いていますので、
全体に一貫した流れがあるわけではありません。
技術的なことから組織内の立ち回りについてまで内容は様々。
中には矛盾しているのではないかと思われることも書いてあります。
矛盾はしていなくても、いろいろなことが書いてありますから、
ある読者にとってみればその通りと思うこともそれは違うんじゃないかと思うことも書いてある。
しかしそれでいいのです。
一貫したマニュアルに沿ってやっていけばうまくいく、
などということがないからこそソフトウェアアーキテクトの仕事は難しい。
だからこそやりがいがあります。
同じシリーズに、
「プログラマーが知るべき97のこと」と、
「プロジェクト・マネージャが知るべき97のこと」がありますが、
その中でも一層内容は多彩なのではないでしょうか。
アーキテクトは、技術と人間、両方を自由自在に動かすことが求められますから。
一番複雑で混沌としたノウハウが求められることでしょう。
そういうエッセンスが97+11も集められた本です。
読んでおくべきですね。
ソフトウェアアーキテクトなら知るべきと思っていることを、
97+11ほど書いた本です。
著名な人が知るべきと一押ししている内容を集めたものですから、
たいへん奥深くさまざまなことが書いてあります。
大勢の人が書いていますので、
全体に一貫した流れがあるわけではありません。
技術的なことから組織内の立ち回りについてまで内容は様々。
中には矛盾しているのではないかと思われることも書いてあります。
矛盾はしていなくても、いろいろなことが書いてありますから、
ある読者にとってみればその通りと思うこともそれは違うんじゃないかと思うことも書いてある。
しかしそれでいいのです。
一貫したマニュアルに沿ってやっていけばうまくいく、
などということがないからこそソフトウェアアーキテクトの仕事は難しい。
だからこそやりがいがあります。
同じシリーズに、
「プログラマーが知るべき97のこと」と、
「プロジェクト・マネージャが知るべき97のこと」がありますが、
その中でも一層内容は多彩なのではないでしょうか。
アーキテクトは、技術と人間、両方を自由自在に動かすことが求められますから。
一番複雑で混沌としたノウハウが求められることでしょう。
そういうエッセンスが97+11も集められた本です。
読んでおくべきですね。