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日本人の明治観をただす 単行本 – 2019/2/15
中塚 明
(著)
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近隣諸国との真の友好関係を築く第一歩は、日本帝国の朝鮮に対する侵略をどのように進めていったかを知ることです。
現代の日本人の間に深く浸透している「栄光の明治」観──日清・日露戦争に勝利して「一等国」にのぼりつめる物語ですが、
国内においてはアイヌや琉球の人々を臣民化し、台湾・朝鮮を植民地として併合する帝国主義国家が誕生する道のりでもありました。
本書は、日清・日露戦争の主眼は朝鮮支配にあるとし、その具体的な事実を日本軍による不法行為と戦史の改ざんを示す史料で明らかにしました。
現代の日本人の間に深く浸透している「栄光の明治」観──日清・日露戦争に勝利して「一等国」にのぼりつめる物語ですが、
国内においてはアイヌや琉球の人々を臣民化し、台湾・朝鮮を植民地として併合する帝国主義国家が誕生する道のりでもありました。
本書は、日清・日露戦争の主眼は朝鮮支配にあるとし、その具体的な事実を日本軍による不法行為と戦史の改ざんを示す史料で明らかにしました。
- 本の長さ272ページ
- 言語日本語
- 出版社高文研
- 発売日2019/2/15
- 寸法19.5 x 13.5 x 2.2 cm
- ISBN-104874986722
- ISBN-13978-4874986721
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商品の説明
出版社からのコメント
現代の日本人の間に深く浸透している「栄光の明治」観──日清・日露戦争に勝利して「一等国」にのぼりつめる物語ですが、
国内においてはアイヌや琉球の人々を臣民化し、台湾・朝鮮を植民地として併合する帝国主義国家が誕生する道のりでもありました。
本書では、日清・日露戦争の主眼は朝鮮支配にあるとし、その具体的な事実を日本軍による不法行為と戦史の改ざんを示す史料で明らかにしました。
近隣諸国との真の友好関係を築く第一歩は、日本帝国の朝鮮に対する侵略をどのように進めていったかを知ることだと、著者は説いています。
国内においてはアイヌや琉球の人々を臣民化し、台湾・朝鮮を植民地として併合する帝国主義国家が誕生する道のりでもありました。
本書では、日清・日露戦争の主眼は朝鮮支配にあるとし、その具体的な事実を日本軍による不法行為と戦史の改ざんを示す史料で明らかにしました。
近隣諸国との真の友好関係を築く第一歩は、日本帝国の朝鮮に対する侵略をどのように進めていったかを知ることだと、著者は説いています。
著者について
1929年、大阪府に生まれる。日本近代史、特に近代の日朝関係の歴史を主に研究。奈良女子大学名誉教授。
主な著書に『日清戦争の研究』(青木書店)、『近代日本と朝鮮』(三省堂)、『蹇蹇録の世界』(みすず書房)、
『歴史の偽造をただす』『歴史家の仕事』『現代日本の歴史認識』『これだけは知っておきたい日本と韓国・朝鮮の歴史』
『司馬遼太郎の歴史観』『歴史家 山辺健太郎と現代』(以上、高文研)など。
共著書に『NHKドラマ「坂の上の雲」の歴史認識を問う』『東学農民戦争と日本』(以上、高文研)がある。
主な著書に『日清戦争の研究』(青木書店)、『近代日本と朝鮮』(三省堂)、『蹇蹇録の世界』(みすず書房)、
『歴史の偽造をただす』『歴史家の仕事』『現代日本の歴史認識』『これだけは知っておきたい日本と韓国・朝鮮の歴史』
『司馬遼太郎の歴史観』『歴史家 山辺健太郎と現代』(以上、高文研)など。
共著書に『NHKドラマ「坂の上の雲」の歴史認識を問う』『東学農民戦争と日本』(以上、高文研)がある。
登録情報
- 出版社 : 高文研 (2019/2/15)
- 発売日 : 2019/2/15
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 272ページ
- ISBN-10 : 4874986722
- ISBN-13 : 978-4874986721
- 寸法 : 19.5 x 13.5 x 2.2 cm
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- - 109位明治・大正時代
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年4月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アジア太平洋戦争中の旧日本軍の大本営発表では、とりわけ戦争後半期には、日本国民が真実を知ると軍や政府への信頼が損なわれるので、嘘で塗り固められていた事は、今ではほとんどの人が知っています。しかし同じことが1875年の江華島事件や1894年の日清戦争の時にも行われていた事を、著者は長年の研究により明らかにしてきました。特に日本軍が朝鮮を侵略し、植民地化しようとした日清戦争の時に、朝鮮の農民たちが日本軍の意図を鋭く見抜いて立ち上がり、竹やりなどの粗末な武器で抵抗した第2次東学農民戦争については、現在の学校教育の日本史ではほとんど記述されていない(今でも隠されている)、などの事実が明かされています。現在の日本・韓国・北朝鮮・中国の国際関係を考える前提として、ここに書かれている歴史経過を正確に知っておくことは、必要不可欠な事であると、私は考えます。
2019年11月24日に日本でレビュー済み
著者は1929年生まれの歴史家で、日朝関係史に関する多くの著書がある。本書はこれまでの著者の研究成果である日朝関係史の総括編とも呼ぶべき内容で、日朝関係に関する重要な史実を丁寧に検証したものである。権力側の戦史の改竄に騙され、戦前はもちろん戦後も現在まで続く多くの間違った歴史解釈を、近年になって発掘された一次史料を用いて正している。その結果、「明るい明治対暗い昭和」という司馬遼太郎の歴史観に代表される明治観をただし、「偉大な明治」の神話は、戦史の改竄と軍の不法行為とででっちあげられたものであることを明らかにしている。
「明治の本質」とはなにか、という基本的な問題に関して、著者は梅田正己著『日本ナショナリズム』(全四巻、高分研)を引用しつつ、「神話史観」に基づいた「神権天皇制」がその本質であるとする。あえてこれに追加すれば、神権天皇制の本質は福澤諭吉が喝破したように「愚民を籠絡する欺術」(『帝室論』)であるとともに、その詐術に乗っかり、官僚特に軍部が「愚民」を支配する「官僚主権国家」の性格も有していた。
「Ⅰ 近代日本の基礎を作った明治」では、明治維新で権力を握った権力者たちには、木戸孝允に代表されるように、朝鮮を足掛かりにして西欧列強のような植民地帝国、つまり対外膨張主義の考えが抜き難かったことを明らかにする。この考えの元に、早くも1875年には朝鮮への初めての武力攻撃である江華島事件が引き起こされる。この事件は明らかに日本側の国際法違反の不法行為であったが、公式報告書では日本の正当性をうたいつつも、隠蔽された『戦闘詳報』ではその不法行為の詳細が記録されていた。
「Ⅱ 日清・日露戦争と朝鮮侵略」では、日清戦史で朝鮮農民との戦争が隠蔽されてきたこと、また不法な朝鮮王宮占領や、東学党の反乱に対してジェノサイド作戦で農民を皆殺しにしたことなど、教科書などでは決して触れられない、日本軍の不名誉な実態が明らかにされる。なおこれらの不法行為は、昭和時代のように「現地軍の暴走」などではなく、陸奥宗光外務大臣の指示によるものであることが著者の研究で明らかになっている。さらに、日露戦争の目的は「韓国の保全」(朝鮮に対する日本の支配確保)という実に身勝手なもので、韓国の主権侵害という不法行為も多発していたという。
「Ⅲ 頽廃する明治」では、軍部による戦史の偽造が日常茶飯事となっていたこと、当時の「一流知識人」とされる福田徳三(経済学者)、岡倉天心(思想家)、新渡戸稲造(国際人・思想家)、喜田貞吉(歴史家)などが朝鮮への偏見を煽る旗振り役だったことを明らかにしている。本書では言及されていないが、福澤諭吉も以上の人々に負けないくらい凄まじい偏見や差別意識を撒き散らしていたことは、安川寿之輔氏の多数の著書が明らかにしている。
最後に「Ⅳ 未来を切り拓くための歴史認識」では、「官製明治神話」をわれわれ自身が克服し、事実に向き合い日本の近代を再考することの重要性を指摘している。司馬遼太郎に代表されるように、「日清・日露戦争は日本の防衛戦争だった」という誤った明治観が日本人に広く深く浸透している。著者は本書の最後に、ジェラルド・カーチス氏の助言である「自分が誇れない過去を認めることにプライドを持とう」を引用している。このような潔さを持つことで近隣諸国との友好関係を築けるのではないか。
本書は「偉大な明治」という神話は、権力側が捏造した歴史を多くの国民が妄信した結果であることを明らかにしている。その妄信の結末は、日本人の戦死者310万人、アジア全体での戦死者2000万人、そして国土の焦土化というアジア太平洋戦争における敗北であった。この「偉大な明治」という神話を今になって持ち出し、改憲、戦争能力強化、嫌韓嫌中など戦前回帰のスローガンにしているのが安倍政権とその追随者たちである。この人たちは、本書が明らかにしたような「偉大な明治」という神話の真実を知らず、しかもその時代への回帰を目指すという時代錯誤の甚だしさにおいて、二重の愚かさを示している、といえる。さらに本書が明らかにしたように、官僚の公文書偽造や隠蔽は、明治時代に始まる日本の恥ずべき「伝統」であることも実に情けない。本書は、明治という時代の真実を知るうえで不可欠の本といえる。
「明治の本質」とはなにか、という基本的な問題に関して、著者は梅田正己著『日本ナショナリズム』(全四巻、高分研)を引用しつつ、「神話史観」に基づいた「神権天皇制」がその本質であるとする。あえてこれに追加すれば、神権天皇制の本質は福澤諭吉が喝破したように「愚民を籠絡する欺術」(『帝室論』)であるとともに、その詐術に乗っかり、官僚特に軍部が「愚民」を支配する「官僚主権国家」の性格も有していた。
「Ⅰ 近代日本の基礎を作った明治」では、明治維新で権力を握った権力者たちには、木戸孝允に代表されるように、朝鮮を足掛かりにして西欧列強のような植民地帝国、つまり対外膨張主義の考えが抜き難かったことを明らかにする。この考えの元に、早くも1875年には朝鮮への初めての武力攻撃である江華島事件が引き起こされる。この事件は明らかに日本側の国際法違反の不法行為であったが、公式報告書では日本の正当性をうたいつつも、隠蔽された『戦闘詳報』ではその不法行為の詳細が記録されていた。
「Ⅱ 日清・日露戦争と朝鮮侵略」では、日清戦史で朝鮮農民との戦争が隠蔽されてきたこと、また不法な朝鮮王宮占領や、東学党の反乱に対してジェノサイド作戦で農民を皆殺しにしたことなど、教科書などでは決して触れられない、日本軍の不名誉な実態が明らかにされる。なおこれらの不法行為は、昭和時代のように「現地軍の暴走」などではなく、陸奥宗光外務大臣の指示によるものであることが著者の研究で明らかになっている。さらに、日露戦争の目的は「韓国の保全」(朝鮮に対する日本の支配確保)という実に身勝手なもので、韓国の主権侵害という不法行為も多発していたという。
「Ⅲ 頽廃する明治」では、軍部による戦史の偽造が日常茶飯事となっていたこと、当時の「一流知識人」とされる福田徳三(経済学者)、岡倉天心(思想家)、新渡戸稲造(国際人・思想家)、喜田貞吉(歴史家)などが朝鮮への偏見を煽る旗振り役だったことを明らかにしている。本書では言及されていないが、福澤諭吉も以上の人々に負けないくらい凄まじい偏見や差別意識を撒き散らしていたことは、安川寿之輔氏の多数の著書が明らかにしている。
最後に「Ⅳ 未来を切り拓くための歴史認識」では、「官製明治神話」をわれわれ自身が克服し、事実に向き合い日本の近代を再考することの重要性を指摘している。司馬遼太郎に代表されるように、「日清・日露戦争は日本の防衛戦争だった」という誤った明治観が日本人に広く深く浸透している。著者は本書の最後に、ジェラルド・カーチス氏の助言である「自分が誇れない過去を認めることにプライドを持とう」を引用している。このような潔さを持つことで近隣諸国との友好関係を築けるのではないか。
本書は「偉大な明治」という神話は、権力側が捏造した歴史を多くの国民が妄信した結果であることを明らかにしている。その妄信の結末は、日本人の戦死者310万人、アジア全体での戦死者2000万人、そして国土の焦土化というアジア太平洋戦争における敗北であった。この「偉大な明治」という神話を今になって持ち出し、改憲、戦争能力強化、嫌韓嫌中など戦前回帰のスローガンにしているのが安倍政権とその追随者たちである。この人たちは、本書が明らかにしたような「偉大な明治」という神話の真実を知らず、しかもその時代への回帰を目指すという時代錯誤の甚だしさにおいて、二重の愚かさを示している、といえる。さらに本書が明らかにしたように、官僚の公文書偽造や隠蔽は、明治時代に始まる日本の恥ずべき「伝統」であることも実に情けない。本書は、明治という時代の真実を知るうえで不可欠の本といえる。
2019年4月10日に日本でレビュー済み
本書は、日清戦争の開戦二日前に日本軍による朝鮮王宮占領があったことを、当事者の軍人たちの証言を掘り起して開示している。公式の戦史ではそのあったことがなかったことになっているという。改ざんといえば、森友学園に関する文書の財務省による改ざんが記憶に新しいが、120年前にもすでにあったのだ。日本の官僚の体質か。
日韓の領土問題の焦点、竹島(独島)は日本海軍の海域図には「リャンコールド岩」(フランスの捕鯨船が命名)とある(P166)。その図を見るのも興味深い。
著者は左とか右とかではなく、真摯に歴史の事実を追究している方である。それでどんな事実があったのだろう、と思わず読み進んでしまう、
好著であり、多くの人に読んで欲しい。また著者の別書籍にも関心を持った
日韓の領土問題の焦点、竹島(独島)は日本海軍の海域図には「リャンコールド岩」(フランスの捕鯨船が命名)とある(P166)。その図を見るのも興味深い。
著者は左とか右とかではなく、真摯に歴史の事実を追究している方である。それでどんな事実があったのだろう、と思わず読み進んでしまう、
好著であり、多くの人に読んで欲しい。また著者の別書籍にも関心を持った
2019年8月17日に日本でレビュー済み
わかりやすく、ていねいに事実を積み上げて紹介してくれているので、とても勉強になります。
日本人必読の書と言っていいと思います。
日本人必読の書と言っていいと思います。
2022年9月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読み易く考えられた構成で理解しやすく、基礎知識をほとんど必要としない。
「明治は良い時代じゃった」という作られた迷信を打破するために書かれた本です。
台湾、朝鮮侵略からはじまった明治の対外膨張政策を検証し、不当性と事実を隠蔽してきた事実を明らかにしています。
記紀神話「神功皇后の朝鮮征伐」を用いて侵略を正当化した。明治知識人を総動員して「遅れた朝鮮」というプロパガンダによって差別意識を日本国民に植え付けた。経済侵略から開始した。国際法に抵触することを念頭に持つなという政府の方針まで出された。日本公使館と混成旅団が綿密に計画して朝鮮王宮を占拠した。憤激した東学農民の蜂起を弾圧殺戮した。閔妃を殺害した。かくして日清日露戦争に至る。
日本陸軍は残虐な戦史を抹殺し偽造した。朝鮮人虐殺はなかったことになり、日本軍編纂の「日清戦史」には記載されず、つじつまを合わせるために当該戦闘で戦死した兵士は別な戦域で亡くなったと「靖国神社忠魂史」に書かれることになった。かくして汚辱にまみれた戦争は聖戦へと偽造された。
事実をもって明治政府、軍部、知識人、新聞人の犯罪・恥ずべき行為を平易に提示しています。インドのネルーは鋭利な眼差しで日本のアジア侵略を見つめていたことに驚かされる。
高校の教科書にしても良いほどの平易で明瞭な書かれ方をしています。お勧めいたします。
こういった本が日本人の共通な知識となれば、恥ずべき右翼政治家が跋扈することもないだろうと思わずにはいられません。
「明治は良い時代じゃった」という作られた迷信を打破するために書かれた本です。
台湾、朝鮮侵略からはじまった明治の対外膨張政策を検証し、不当性と事実を隠蔽してきた事実を明らかにしています。
記紀神話「神功皇后の朝鮮征伐」を用いて侵略を正当化した。明治知識人を総動員して「遅れた朝鮮」というプロパガンダによって差別意識を日本国民に植え付けた。経済侵略から開始した。国際法に抵触することを念頭に持つなという政府の方針まで出された。日本公使館と混成旅団が綿密に計画して朝鮮王宮を占拠した。憤激した東学農民の蜂起を弾圧殺戮した。閔妃を殺害した。かくして日清日露戦争に至る。
日本陸軍は残虐な戦史を抹殺し偽造した。朝鮮人虐殺はなかったことになり、日本軍編纂の「日清戦史」には記載されず、つじつまを合わせるために当該戦闘で戦死した兵士は別な戦域で亡くなったと「靖国神社忠魂史」に書かれることになった。かくして汚辱にまみれた戦争は聖戦へと偽造された。
事実をもって明治政府、軍部、知識人、新聞人の犯罪・恥ずべき行為を平易に提示しています。インドのネルーは鋭利な眼差しで日本のアジア侵略を見つめていたことに驚かされる。
高校の教科書にしても良いほどの平易で明瞭な書かれ方をしています。お勧めいたします。
こういった本が日本人の共通な知識となれば、恥ずべき右翼政治家が跋扈することもないだろうと思わずにはいられません。