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女性を弄ぶ博物学―リンネはなぜ乳房にこだわったのか? 単行本 – 1996/10/20

5.0 5つ星のうち5.0 1個の評価

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商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

18世紀、革命の象徴でもあった乳房は、中流家庭内のつつましい良妻の象徴へと後退する。乳房の形や性器の形状を科学の名の下に云々する博物学者の虚妄と、「自由、平等、友愛」をうたった啓蒙の世紀のジェンダーの罠を暴く。

著者について

ロンダ・シービンガー Londa Schiebinger
長らくペンシルヴェニア州立大学歴史学教授を務めたあと、2004年よりスタンフォード大学科学史教授および同大学「女性とジェンダー」研究所所長。本書でフレック賞[科学社会学会]受賞。また女性歴史家として初めてアレクサンダー・フォン・フンボルト研究賞を受賞。
近世から現代にいたる科学とジェンダーのテーマを先鋭的に追究し、邦訳書は本書のほか、『科学史から消された女性たち』、『ジェンダーは科学を変える!?』『植物と帝国』がある。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 工作舎 (1996/10/20)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1996/10/20
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 276ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4875022719
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4875022718
  • カスタマーレビュー:
    5.0 5つ星のうち5.0 1個の評価

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カール・リンネは、なぜ、乳房にこだわったのか
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カール・リンネは、なぜ、乳房にこだわったのか
気鋭の科学史家(女性)の手になる『女性を弄ぶ博物学――リンネはなぜ乳房にこだわったのか?』(ロンダ・シービンガー著、小川眞里子・財部香枝訳、工作舎)は、ジェンダーがどれほど深く科学の形成に関わったかを考察しています。「ヨーロッパ人男性を人間の型とし、女性をその亜種とした18世紀の性の科学への反省の気運は、近年高まってきている」。とりわけ興味深いのは、「なぜ哺乳類は哺乳類と呼ばれるのか?」の章です。「カール・リンネは、1758年に『自然の体系』の第10版で、ママリア(哺乳類、字義的には乳房類)という用語を動物分類学に導入した。・・・綱(こう)として、リンネは文字どおり『乳房の』を意味するこの用語を考案し、雌の乳房をその綱のイコンとして偶像化したのである」。リンネは、なぜ、乳房にこだわったのでしょうか。「リンネの科学的関心を乳房に向かわせたもっと直接的で差し迫った政治情勢もあったのである。医者や政治家が母乳の徳を賞揚しはじめた時代思潮と軌を一にして、リンネは母の乳房を尊んだ(リンネは開業医であり、7人の子の父であった)。18世紀の中・上流階級の女性は乳母を(雇うのを)やめるよう奨励され、1794年、プロイセンでは、健康な女性は自分で赤ん坊に授乳するよう法律化されるほどだった。リンネは乳母反対運動に関わり合うことになったのだが、その運動は女性の公的能力を阻み、女性の家庭的役割に新たなる価値を付与する政治的再編につながるものであった。言いかえれば、雌の乳房に向けられた強い科学的関心は、雌が――人間であれ動物であれ――自分の子供を母乳で育てることがどんなに自然なことかを強調することによって、ヨーロッパ社会における性的分業を促したのである」。「リンネのママリアという用語はダーウィンの進化論以降でさえ使用され続け、今日なお国際動物命名規約によって承認されている」。
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上位レビュー、対象国: 日本

2023年6月27日に日本でレビュー済み
気鋭の科学史家(女性)の手になる『女性を弄ぶ博物学――リンネはなぜ乳房にこだわったのか?』(ロンダ・シービンガー著、小川眞里子・財部香枝訳、工作舎)は、ジェンダーがどれほど深く科学の形成に関わったかを考察しています。「ヨーロッパ人男性を人間の型とし、女性をその亜種とした18世紀の性の科学への反省の気運は、近年高まってきている」。

とりわけ興味深いのは、「なぜ哺乳類は哺乳類と呼ばれるのか?」の章です。

「カール・リンネは、1758年に『自然の体系』の第10版で、ママリア(哺乳類、字義的には乳房類)という用語を動物分類学に導入した。・・・綱(こう)として、リンネは文字どおり『乳房の』を意味するこの用語を考案し、雌の乳房をその綱のイコンとして偶像化したのである」。

リンネは、なぜ、乳房にこだわったのでしょうか。「リンネの科学的関心を乳房に向かわせたもっと直接的で差し迫った政治情勢もあったのである。医者や政治家が母乳の徳を賞揚しはじめた時代思潮と軌を一にして、リンネは母の乳房を尊んだ(リンネは開業医であり、7人の子の父であった)。18世紀の中・上流階級の女性は乳母を(雇うのを)やめるよう奨励され、1794年、プロイセンでは、健康な女性は自分で赤ん坊に授乳するよう法律化されるほどだった。リンネは乳母反対運動に関わり合うことになったのだが、その運動は女性の公的能力を阻み、女性の家庭的役割に新たなる価値を付与する政治的再編につながるものであった。言いかえれば、雌の乳房に向けられた強い科学的関心は、雌が――人間であれ動物であれ――自分の子供を母乳で育てることがどんなに自然なことかを強調することによって、ヨーロッパ社会における性的分業を促したのである」。

「リンネのママリアという用語はダーウィンの進化論以降でさえ使用され続け、今日なお国際動物命名規約によって承認されている」。
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5つ星のうち5.0 カール・リンネは、なぜ、乳房にこだわったのか
2023年6月27日に日本でレビュー済み
気鋭の科学史家(女性)の手になる『女性を弄ぶ博物学――リンネはなぜ乳房にこだわったのか?』(ロンダ・シービンガー著、小川眞里子・財部香枝訳、工作舎)は、ジェンダーがどれほど深く科学の形成に関わったかを考察しています。「ヨーロッパ人男性を人間の型とし、女性をその亜種とした18世紀の性の科学への反省の気運は、近年高まってきている」。

とりわけ興味深いのは、「なぜ哺乳類は哺乳類と呼ばれるのか?」の章です。

「カール・リンネは、1758年に『自然の体系』の第10版で、ママリア(哺乳類、字義的には乳房類)という用語を動物分類学に導入した。・・・綱(こう)として、リンネは文字どおり『乳房の』を意味するこの用語を考案し、雌の乳房をその綱のイコンとして偶像化したのである」。

リンネは、なぜ、乳房にこだわったのでしょうか。「リンネの科学的関心を乳房に向かわせたもっと直接的で差し迫った政治情勢もあったのである。医者や政治家が母乳の徳を賞揚しはじめた時代思潮と軌を一にして、リンネは母の乳房を尊んだ(リンネは開業医であり、7人の子の父であった)。18世紀の中・上流階級の女性は乳母を(雇うのを)やめるよう奨励され、1794年、プロイセンでは、健康な女性は自分で赤ん坊に授乳するよう法律化されるほどだった。リンネは乳母反対運動に関わり合うことになったのだが、その運動は女性の公的能力を阻み、女性の家庭的役割に新たなる価値を付与する政治的再編につながるものであった。言いかえれば、雌の乳房に向けられた強い科学的関心は、雌が――人間であれ動物であれ――自分の子供を母乳で育てることがどんなに自然なことかを強調することによって、ヨーロッパ社会における性的分業を促したのである」。

「リンネのママリアという用語はダーウィンの進化論以降でさえ使用され続け、今日なお国際動物命名規約によって承認されている」。
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