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女王の肖像−−切手蒐集の秘かな愉しみ 単行本 – 2019/10/29

4.3 5つ星のうち4.3 5個の評価

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購入オプションとあわせ買い

さらば帝国、植民地
されど切手は後まで残る。

英国ヴィクトリア女王の肖像から始まった郵便切手は、
国家の名刺であるとともに、
人を堕落させ、広大な幻をも現出させる蠱惑的な紙片だった。
9歳から切手蒐集を続けてきた著者が、
かつての切手少年少女たちに向けて、満を持して世に送り出す
「ノスタルジアと蒐集の情熱」をめぐるエッセイ集。

【目次より】
「ペニー・ブラック」を買う
文革切手は赤一色
女王の肖像
国家の名刺
植民地の風景
人を堕落させる小さな紙片
…他
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商品の説明

出版社からのコメント

書評・メディア紹介多数!
・毎日新聞(2020.5.16) 菊地信義氏選「COVER DESIGN」
・全国地方紙26紙(2019.12.28〜2020.1.26) 木村紅美氏
・郵趣 2020年1月号
・NHK「ラジオ深夜便」(2019.12.15) 永江朗氏「やっぱり本が好き。」
・東京新聞/中日新聞(2019.12.15) 短評
・山本善行氏 日本の古本屋メールマガジン記事「古本屋稼業十年目の呟き」
・林哲夫氏ブログ「daily-sumus2」


幼少の頃から切手に魅了されていた四方田氏。
蒐集はもちろん、手作りすることもあったとか。
12歳の著者による、架空の「反乱軍政府発行」による切手(! )など、エピソード多数。

本書は、上品な真紅の布クロス装。
背のタイトルは黒箔押し、表タイトル部分はクロスに型押しをして凹ませた上に、
切手のようにタイトル紙片を貼り込んだ題簽(だいせん)仕様です。

著者について

四方田 犬彦(よもた・いぬひこ) 1953年、大阪箕面に生まれる。
9歳で切手蒐集を始め、12歳で日本郵趣協会会員となり現在にいたる。
東京大学で宗教学を、同大学院で比較文学を学ぶ。
長らく明治学院大学教授として映画学を講じ、
コロンビア大学、ボローニャ大学などで客員教授・客員研究員を歴任。
現在は映画、文学、漫画、演劇、料理と、幅広い文化現象をめぐり著述に専念。
学問的著作から身辺雑記をめぐるエッセイまでを執筆。
著書は150冊に及ぶが、近著としては『親鸞への接近』(工作舎、2018)、
『無明 内田吐夢』(河出書房新社、2019)。
詩集に『わが煉獄』(港の人、2014)、小説に『すべての鳥を放つ』(新潮社、2019)、
翻訳にボウルズ『優雅な獲物』(新潮社、1989)、『蜘蛛の家』(白水社、1995)、
イルスト『猥褻なD夫人』(現代思潮新社、2017)、パゾリー二『パゾリーニ詩集』(みすず書房、2011)がある。
『月島物語』(集英社、1992)で斎藤緑雨文学賞を、
『映画史への招待』(岩波書店、1998)でサントリー学芸賞を、
『モロッコ流謫』(新潮社、2000)で伊藤整文学賞を、
『ルイス・ブニュエル』(作品社、2013)で芸術選奨文部科学大臣賞を、
『死の約束』(作品社、2018)で鮎川信夫賞を受けた。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 工作舎 (2019/10/29)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2019/10/29
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 300ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4875025130
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4875025139
  • 寸法 ‏ : ‎ 12.7 x 3 x 18.8 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 5個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.3つ
5つのうち4.3つ
5グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2020年3月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 切手は郵便料金のは前払い証紙として1840年にこの世に誕生したが、その程度の役割にとどまらず、その図案を通してロマンを語り、時代の情勢を伝え、史実を記録すると言う役割も果たしてきた。中でも近現代の人間社会の中で人間の歴史と共に歩んて来た切手は、人間の愚行に対する雄弁な証言者である。後世のどんなに過去を取り繕うとも切手は容赦なく事実が何であったかを我々に語ってくれている。例えば、中国の文革時代の切手は、たった一人のキチガイじみた指導者の所為で、どれほど大勢の国民が犠牲となり、その後の何億と言う民が不幸になったかが明瞭に理解できる。又、英国や仏国の独り善がりの植民地政策が後世に今なお解決できない諸問題を投げ掛け続けているかも切手は図案を通して語ってくれている。賢明なる諸兄にも是非一読を勧めたい。
2020年3月6日に日本でレビュー済み
この本は、「小学校時代の心に戻りたくて」(271頁)、
切手をキーワードとして、昔の自分の心を探っているエッセイ集です。

「わたしはこの書物を、純粋に愉しみのために書いた」(280頁)
という著者の目的は十分成功したようです。

著者がこの書物を書くことにより十分に愉しみ、満足した様子は、
巻末の最後の一文からも感じられます。

ハバナの切手市で買い求めた、
日本の「鳥切手」がよくできた偽物かもしれないとしても、
「騙されたままでも一向に構わない。人生にはけっこうそうしたことがあるものではないか」(282頁)

人生の趣味としての切手コレクション。
著者が切手コレクションの趣味を愉しみ、その人生に満足した様子が、
読者にも伝わってきます。

著者が切手のコレクションを始めたのは小学校時代。
「九歳で切手蒐集を始め、十二歳では日本郵趣協会会員となり現在にいたる」(巻末の著者紹介より)
著者の切手蒐集は現在も続いている。

本書のエピローグ。
「わたしはどんな美しい心もいらない。
 ただ昔の心が欲しい。――――オスカー・ワイルド」

切手マニアの著者は、この本の巻末のエッセイの最後に、こう記しています。

「わたしはどんな美しい心も欲しくない。ただこの架空切手の製造に夢中になっていた頃の、昔の心が欲しい」(226頁)

「この架空切手の製造に夢中になっていた頃」とは、12歳のとき。
「自分で切手を造ってみようと思ったことがあった。十二歳のときである」(214頁)

著者は、手造りの切手に人生を献げたアーティスト、ドナルド・エヴァンスの生涯に、
かつての著者自身の心とを「繋げてみたいと思う」(225頁)。

そのために、
「ただこの架空切手の製造に夢中になっていた頃の、昔の心が欲しい」(226頁)
と書いているのです。

「心優しきエヴァンズは夢想のなかで次々とありえぬ国家を創造し、丹念に手作り切手を描き続けた」(225頁)

切手と国家。
きっても切れない関係です。
政治状況に左右されるという点でも似ています。
切手の上に描かれた女王の肖像は、その密接な関係を表象しています。

切手と紙幣。
似たような運命をたどっていくようにも思います。
切手はだんだん使われなくなり、紙幣も電子マネーに置き換わる時代ですもの。

小さな切手の上で展開された魅力的なアートは、これからどうなっていくのでしょうか?
紙の本の行方と共に、注目しています。

《備考》
本書のタイトル『女王の肖像』とは、美術絵画に描かれた「女王の肖像」ではありません。
切手の「女王の肖像」です。

本書に登場する「女王」とは、
切手に描かれたヴィクトリア女王(009頁、010頁、265頁、279頁)、
エリザベス女王(045頁、208頁、221頁、279頁)、
オランダのウィルヘルミナ女王(221頁、222頁、224頁)および
架空の国「イテケ国」のイテケ女王(224頁)

著者の切手帳のなかで、エリザベス女王の肖像を掲げた普通切手を発行している国は、

「アデン、アセンション島、オーストラリア、バハマ、バルバドス、バミューダ、英領ホンジュラス、カイマン、クック諸島、フィージー、ガンビア、ジブラルタル、グレナダ、香港、ジャマイカ、ケニヤ、ウガンダ、タンガニーカ、マルタ、モーリシャス、ニュージーランド、ナイジェリア、北ボルネオ、ローデシア、サラワク、セント・ルチア、セント・ヴィンセント、シンガポール、トリニダード・トバゴ、ヴァージン諸島……」(208頁)

〈正誤表〉
箇所: 176頁の説明
誤: [中]東郷平八郎の5銭切手(1937)
正: [中]東郷平八郎の4銭切手(1937)
理由: 写真の金額と一致させるため。
    切手は紙幣と同等だから。

箇所: 176頁の説明
誤: [右]乃木希典の3銭切手(1937)
正: [右]乃木希典の2銭切手(1937)
理由: 写真の金額と一致させるため。
    切手は紙幣と同等だから。

箇所: 225頁
誤: 手作り切手
正: 手造り切手
理由: 表記の統一のため。
    エッセイの題名「自分で切手を造る」と整合のため。
    220頁に「手造りの切手」とあるから。
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