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オイラーの無限解析 ペーパーバック – 2001/6/1
数学ファン待望の完訳。「オイラーを読め、オイラーを読め、オイラーは我々すべての師だ!」(ラプラス)といわれるように世界的な名著。数学教育を見直すきっかけにも活用されている。
- 本の長さ354ページ
- 言語日本語
- 出版社海鳴社
- 発売日2001/6/1
- ISBN-104875252021
- ISBN-13978-4875252023
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
「オイラーを読め、オイラーを読め、オイラーは我々すべての師だ!」(ラプラス)といわれるような、数学ファン待望の世界的名著の完訳。無限解析の理解を少なからず助けてくれる多くの事柄に関する理論が展開される。
登録情報
- 出版社 : 海鳴社 (2001/6/1)
- 発売日 : 2001/6/1
- 言語 : 日本語
- ペーパーバック : 354ページ
- ISBN-10 : 4875252021
- ISBN-13 : 978-4875252023
- Amazon 売れ筋ランキング: - 516,071位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 369位微積分・解析
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年3月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
息子の愛読書です。
2021年11月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
オイラーの原著だから、★★★★★に決まっているが、読んでいると「上から目線」が全然ないし、説明がとてもていねい。わかってもらいたい、という気持ちをひしひしと感じる。
もうひとつ感じるのは、文章が明快・明瞭だということ。やっぱりアタマがいい人の文章は違う。オイラーが好きになってしまう本だ。
もうひとつ感じるのは、文章が明快・明瞭だということ。やっぱりアタマがいい人の文章は違う。オイラーが好きになってしまう本だ。
2020年5月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
数学界のレジェンド中のレジェンドであるL.オイラーの原書が日本語で手軽に読めます。とにかく数式が美しいです。引き込まれます。
2009年9月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
素人数学好きにとっては、正直云って「オイラー」の名前はかなり薄い印象しかないか、
もしくは全く知らなかったかのどちらかだと思います。
私の場合は、オイラーの名前を知ったのはグラフ理論で出てくる「ケーニヒスベルクの橋」の問題です。
例えば、 数学:パターンの科学―宇宙・生命・心の秩序の探求 とかで読めます。
その後、 不変量とはなにか―現代数学のこころ (ブルーバックス) とか
オイラーの贈物―人類の至宝eiπ=-1を学ぶ (ちくま学芸文庫) などで
あちこちに出てくる「オイラー」という数学者が気になり出し始め、
「 数学ガール 」と「 オイラー入門 (シュプリンガー数学リーディングス) 」を読んでしまったのが運の尽き(笑)でした。
こんなに面白い数学を高校生の頃に学べたら、工学者にならずに理学部に進んでいたかもしれません...
「オイラー入門」で何度も出てくる本書の事が気になり、
オイラーの無限解析 、 オイラーの解析幾何 の2冊を注文して読み始めています。
こういった原著を読むと、ライプニッツの 論理学 (ライプニッツ著作集) や、
ニュートンの「プリンキピア( 世界の名著〈26〉ニュートン (1971年) )」を読んだ時のような感覚がつきまといます。
考えた当時は凄い難しい概念だったんでしょうが、整地してくれた後では(頑張れば)ド素人でも
後を辿る事ができるのですよね...
感謝です。
「オイラー入門」ではただ鮮やかな数式の展開に看取れていましたが、本書では一つ一つの数式を実際にノートに書きながら楽しんでいかれるのを
御薦めします。
ただ読んでいると、途中で意味が分からなくなるので「勿体ない」です。
「第2章:関数の変換」の、平方因子を分母に持つ分数の関数を、部分分数に分割する方法を独学完了しました。
「第3章:変化量の置き換えによる関数の変換」で、非有理関数を変数の置き換えで巧妙に有理関数にしてしまいます。
「第4章:無限級数による関数の表示」になって、ようやく無限級数の形が出てきました。(前章をサボると全然理解出来ない)
なんじゃこりゃぁ...!! ゲームよりも、おもしろい...
こんな勉強を学生時代にしておきたかった...
もしくは全く知らなかったかのどちらかだと思います。
私の場合は、オイラーの名前を知ったのはグラフ理論で出てくる「ケーニヒスベルクの橋」の問題です。
例えば、 数学:パターンの科学―宇宙・生命・心の秩序の探求 とかで読めます。
その後、 不変量とはなにか―現代数学のこころ (ブルーバックス) とか
オイラーの贈物―人類の至宝eiπ=-1を学ぶ (ちくま学芸文庫) などで
あちこちに出てくる「オイラー」という数学者が気になり出し始め、
「 数学ガール 」と「 オイラー入門 (シュプリンガー数学リーディングス) 」を読んでしまったのが運の尽き(笑)でした。
こんなに面白い数学を高校生の頃に学べたら、工学者にならずに理学部に進んでいたかもしれません...
「オイラー入門」で何度も出てくる本書の事が気になり、
オイラーの無限解析 、 オイラーの解析幾何 の2冊を注文して読み始めています。
こういった原著を読むと、ライプニッツの 論理学 (ライプニッツ著作集) や、
ニュートンの「プリンキピア( 世界の名著〈26〉ニュートン (1971年) )」を読んだ時のような感覚がつきまといます。
考えた当時は凄い難しい概念だったんでしょうが、整地してくれた後では(頑張れば)ド素人でも
後を辿る事ができるのですよね...
感謝です。
「オイラー入門」ではただ鮮やかな数式の展開に看取れていましたが、本書では一つ一つの数式を実際にノートに書きながら楽しんでいかれるのを
御薦めします。
ただ読んでいると、途中で意味が分からなくなるので「勿体ない」です。
「第2章:関数の変換」の、平方因子を分母に持つ分数の関数を、部分分数に分割する方法を独学完了しました。
「第3章:変化量の置き換えによる関数の変換」で、非有理関数を変数の置き換えで巧妙に有理関数にしてしまいます。
「第4章:無限級数による関数の表示」になって、ようやく無限級数の形が出てきました。(前章をサボると全然理解出来ない)
なんじゃこりゃぁ...!! ゲームよりも、おもしろい...
こんな勉強を学生時代にしておきたかった...
2014年7月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ですが、重要な情報がある事には間違いないです。
本の総ページ数の10分の1しか吸収できなくても、読む価値はあると思いますよ。必読書です。
本の総ページ数の10分の1しか吸収できなくても、読む価値はあると思いますよ。必読書です。
2020年8月14日に日本でレビュー済み
18世紀最大の数学者の一人であるレオンハルト・オイラー(1707-1783)の解析学における著書3部作の最初の巻である。オイラーは怪物ぞろいの数学者の中でも怪物中の怪物で、その逸話はいろいろなところで語られる。
解析学≒微分積分学の範疇でいうと、高校数学が大体17世紀、創始者のライプニッツやニュートンくらいまでで、大学に入るといきなり19世紀に飛ぶ感じになる。19世紀は厳密化の時代で、悪名高いε-δ論法なんかもその時代だが、ぶっちゃけ退屈(小声)...
一方18世紀のオイラーの数学はまさに魔術的というか、アクロバティックで躍動感があり読む人を惹きつける。
「無限解析序説」はいろいろな関数を無限級数や無限乗数、連分数などに展開して、さらに虚数の世界を織り交ぜて関数同士を結び付けたり、アイディアの宝庫である。一見難しそうだが、高校生までの知識でも十分理解できる内容で、数学に興味のある人は一見の価値あり。(表記が現代とはちょっと異なったりするがすぐ慣れる)
数多ある「オイラーの公式」の中でも特に有名な、三角関数と指数関数が簡単な等式で虚数とともに結び付けられる「最も美しい数式」とされるオイラーの公式は、この縦横無尽に繰り出される魔術の中から、さも当然かのように導かれる。(第8章)
また、1+(1/2)^2+(1/3)^2+(1/4)^2+...という無限級数もπ^2/6という値に収束するということも10章で明かされる(バーゼル問題)。一見すると、なぜここで円周率が出てくるの?と思ってしまうが、これも関数の世界を自由に飛び回るオイラーにとっては自明のことだったのかもしれない。
余談だが、近代科学論文はラテン語で書かれているものが多く、それが専門書になると翻訳のハードルは非常に高い。ラテン語→英語→日本語のルートも考慮されるが、英訳には数学的におかしなところが多すぎるということで結局、邦訳著者の高瀬先生は、仏訳と独訳を参照しながらラテン語の原典を忠実に翻訳していったらしい。まさに碩学という他無い。
解析学≒微分積分学の範疇でいうと、高校数学が大体17世紀、創始者のライプニッツやニュートンくらいまでで、大学に入るといきなり19世紀に飛ぶ感じになる。19世紀は厳密化の時代で、悪名高いε-δ論法なんかもその時代だが、ぶっちゃけ退屈(小声)...
一方18世紀のオイラーの数学はまさに魔術的というか、アクロバティックで躍動感があり読む人を惹きつける。
「無限解析序説」はいろいろな関数を無限級数や無限乗数、連分数などに展開して、さらに虚数の世界を織り交ぜて関数同士を結び付けたり、アイディアの宝庫である。一見難しそうだが、高校生までの知識でも十分理解できる内容で、数学に興味のある人は一見の価値あり。(表記が現代とはちょっと異なったりするがすぐ慣れる)
数多ある「オイラーの公式」の中でも特に有名な、三角関数と指数関数が簡単な等式で虚数とともに結び付けられる「最も美しい数式」とされるオイラーの公式は、この縦横無尽に繰り出される魔術の中から、さも当然かのように導かれる。(第8章)
また、1+(1/2)^2+(1/3)^2+(1/4)^2+...という無限級数もπ^2/6という値に収束するということも10章で明かされる(バーゼル問題)。一見すると、なぜここで円周率が出てくるの?と思ってしまうが、これも関数の世界を自由に飛び回るオイラーにとっては自明のことだったのかもしれない。
余談だが、近代科学論文はラテン語で書かれているものが多く、それが専門書になると翻訳のハードルは非常に高い。ラテン語→英語→日本語のルートも考慮されるが、英訳には数学的におかしなところが多すぎるということで結局、邦訳著者の高瀬先生は、仏訳と独訳を参照しながらラテン語の原典を忠実に翻訳していったらしい。まさに碩学という他無い。
2009年8月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
理工系の方ならば、オイラーの名を冠する定理や公式を幾つも知っていると思う。近代数学の始祖ともいうべきオイラーの著書の多くはラテン語で書かれており、専門の研究者でなければ、原書を読むのは容易ではない。本書は解析学におけるオイラーの名高い三部作の第一作『無限解析序説』(全二巻)の第一巻の和訳である。オイラーの数学的な世界を知る上で最も有力な手引書であり、ガウスやリーマンなどの大数学者も勉強したに違いない本書を日本語で学べるメリットは計り知れない。
全18章からなる本書は、解析学に現れる「無限」をどの様に普遍的かつ代数的に扱えば良いか、という問題意識に貫かれている。無限級数と無限乗積の世界を自由に往還するオイラーの数学の闊達さ、そのスケールの大きさ、に読者は憧憬の念を抱かれるのではなかろうか。また、この本の中にその後の数学の多くの発展、例えば解析的数論や(変数分離型)微分方程式の代数的積分の理論など、の源流や契機を見出す事ができ、オイラーの偉大さを再認識する事が出来ると思う。
この方面の発展的な学習には、訳者である高瀬先生の著書『dxとdyの解析学』、『ガウスの遺産と継承者たち』、及びA.ヴェイユの『数論』、『楕円関数論』などが面白く役立つので、併せて一読される事をおすすめしたい。
全18章からなる本書は、解析学に現れる「無限」をどの様に普遍的かつ代数的に扱えば良いか、という問題意識に貫かれている。無限級数と無限乗積の世界を自由に往還するオイラーの数学の闊達さ、そのスケールの大きさ、に読者は憧憬の念を抱かれるのではなかろうか。また、この本の中にその後の数学の多くの発展、例えば解析的数論や(変数分離型)微分方程式の代数的積分の理論など、の源流や契機を見出す事ができ、オイラーの偉大さを再認識する事が出来ると思う。
この方面の発展的な学習には、訳者である高瀬先生の著書『dxとdyの解析学』、『ガウスの遺産と継承者たち』、及びA.ヴェイユの『数論』、『楕円関数論』などが面白く役立つので、併せて一読される事をおすすめしたい。
2005年10月13日に日本でレビュー済み
もうすぐこの本の続きにあたる「オイラーの解析幾何」が出るそうだ。
この2冊は、名高い三部作の第一部である『無限解析序説』(全2巻)
の第1巻と第2巻なのだ。原著はラテン語で、訳者はこの本を訳すのに
丸5年かけたが、今度出る2冊目にも丸4年かけたそうだ。
まず〈原文のラテン語の解読が容易ではないことに加え、全体を流れる
オイラーの数学的思索の把握が難しかった〉ので5年、
そして訳者のライフワークである天才数学者、岡潔の評伝の完成期に
重なったこと+前回同様〈この書物の数学的記述はすべてみな目に新しく、
独自の用語と斬新な思索に随所で出会い、即物的に理解しようとする試み
はそのつど拒絶されてしまい〉〈しばしば無限小解析の始まりの時点に
立ち返って考察を加える作業を余儀なくされた〉ためさらに4年かかった!
そしてこの国のまだ見ぬ人たちに畏敬の念を
抱いた。
この2冊は、名高い三部作の第一部である『無限解析序説』(全2巻)
の第1巻と第2巻なのだ。原著はラテン語で、訳者はこの本を訳すのに
丸5年かけたが、今度出る2冊目にも丸4年かけたそうだ。
まず〈原文のラテン語の解読が容易ではないことに加え、全体を流れる
オイラーの数学的思索の把握が難しかった〉ので5年、
そして訳者のライフワークである天才数学者、岡潔の評伝の完成期に
重なったこと+前回同様〈この書物の数学的記述はすべてみな目に新しく、
独自の用語と斬新な思索に随所で出会い、即物的に理解しようとする試み
はそのつど拒絶されてしまい〉〈しばしば無限小解析の始まりの時点に
立ち返って考察を加える作業を余儀なくされた〉ためさらに4年かかった!
そしてこの国のまだ見ぬ人たちに畏敬の念を
抱いた。