トリュポンへ送る挨拶
第一巻
序
第一章 初等教育の諸前提
第二章 家庭教育と学校教育
第三章 子供の才能の見分け方と子供の取り扱い方
第四章 文法(一)──文法の範囲と基礎
第五章 文法(二)──正しい言葉づかいの規則
第六章 文法(三)──正しい言葉づかいの原理
第七章 文法(四)──正書法
第八章 文法教師による読み方の指導
第九章 文法教師のもとでの弁論予備練習
第十章 文法以外の諸学科
第十一章 発声と身振りとの訓練
第十二章 諸学科の並行学習
第二巻
第一章 子供をいつ弁論術教師に委ねるべきか
第二章 弁論術教師の人格と務め
第三章 初学者にふさわしい教師について
第四章 弁論術教師のもとでの弁論予備練習
第五章 弁論術教師による読み方の指導
第六章 模擬弁論の指導法について
第七章 いかなる文章を暗記すべきか
第八章 子供の素質に合わせた教育ということについて
第九章 生徒の務め
第十章 模擬弁論の効用と題材
第十一章 弁論の体系的方法の必要性について
第十二章 教養のない語り手のほうが雄弁だとみなされる理由、およびそれへの反論
第十三章 弁論術における規則の効用と限界について
第十四章 レートリケー(弁論術)という名称、およびその区分について
第十五章 弁論術の定義
第十六章 弁論術の有用性について
第十七章 弁論術は技術であるのか
第十八章 三種類の技術のなかでの弁論術の位置づけ
第十九章 素質と教育
第二十章 弁論術はすぐれた活動であるのか
第二十一章 弁論術の素材
解 説
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弁論家の教育 1 (西洋古典叢書 L 14) 単行本 – 2005/5/1
- 本の長さ260ページ
- 言語日本語
- 出版社京都大学学術出版会
- 発売日2005/5/1
- ISBN-104876981590
- ISBN-13978-4876981595
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
弁論家、政治家を志す人びとの必読書となり、人文教育の形成に寄与した重要古典。
登録情報
- 出版社 : 京都大学学術出版会 (2005/5/1)
- 発売日 : 2005/5/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 260ページ
- ISBN-10 : 4876981590
- ISBN-13 : 978-4876981595
- Amazon 売れ筋ランキング: - 981,787位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 520位古代・中世・ルネサンスの思想
- - 1,852位西洋哲学入門
- - 3,575位教育学 (本)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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3 星
高い金を出して買う価値はない
「ですます」調を使って丁寧に訳されているように見えるし、一見分かりやすそうだが、何を言っているか分からないところがいくらもあるので、LOEBの英訳(KINDLEに所収)を見て、これはどういう意味かと確かめながら読む必要があるこの訳者がラテン語から苦労して訳しているのはわかるが、既存の英訳書などを使って自分の訳文を添削して修正する手間を省いているこれがネットでただで読めるものなら、その努力をよしとするところだが、金をとって売る以上は間違いを訂正したり、一般の人に読んでもらって、日本語として分かりにくいところを直すなどの手間を惜しむべきではなかっただろう一冊の出版に何年もかけて手間取っている割にはこの程度かと残念でならない。特に第四巻は出来が悪い。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年12月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「ですます」調を使って丁寧に訳されているように見えるし、一見分かりやすそうだが、
何を言っているか分からないところがいくらもあるので、LOEBの英訳(KINDLEに所収)を
見て、これはどういう意味かと確かめながら読む必要がある
この訳者がラテン語から苦労して訳しているのはわかるが、既存の英訳書などを使って自分
の訳文を添削して修正する手間を省いている
これがネットでただで読めるものなら、その努力をよしとするところだが、金をとって売る以上は間違いを訂正したり、一般の人に読んでもらって、日本語として分かりにくいところを直すなどの手間を惜しむべきではなかっただろう
一冊の出版に何年もかけて手間取っている割にはこの程度かと残念でならない。特に第四巻は出来が悪い。
何を言っているか分からないところがいくらもあるので、LOEBの英訳(KINDLEに所収)を
見て、これはどういう意味かと確かめながら読む必要がある
この訳者がラテン語から苦労して訳しているのはわかるが、既存の英訳書などを使って自分
の訳文を添削して修正する手間を省いている
これがネットでただで読めるものなら、その努力をよしとするところだが、金をとって売る以上は間違いを訂正したり、一般の人に読んでもらって、日本語として分かりにくいところを直すなどの手間を惜しむべきではなかっただろう
一冊の出版に何年もかけて手間取っている割にはこの程度かと残念でならない。特に第四巻は出来が悪い。
「ですます」調を使って丁寧に訳されているように見えるし、一見分かりやすそうだが、
何を言っているか分からないところがいくらもあるので、LOEBの英訳(KINDLEに所収)を
見て、これはどういう意味かと確かめながら読む必要がある
この訳者がラテン語から苦労して訳しているのはわかるが、既存の英訳書などを使って自分
の訳文を添削して修正する手間を省いている
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見て、これはどういう意味かと確かめながら読む必要がある
この訳者がラテン語から苦労して訳しているのはわかるが、既存の英訳書などを使って自分
の訳文を添削して修正する手間を省いている
これがネットでただで読めるものなら、その努力をよしとするところだが、金をとって売る以上は間違いを訂正したり、一般の人に読んでもらって、日本語として分かりにくいところを直すなどの手間を惜しむべきではなかっただろう
一冊の出版に何年もかけて手間取っている割にはこの程度かと残念でならない。特に第四巻は出来が悪い。
このレビューの画像
2017年5月15日に日本でレビュー済み
原著者はMarcus Fabius Quintilianusというローマ時代(活躍したのはネロの時代からトラヤヌスの時代)の雄弁家で、弁論術の教師であり、弁護士であり、ドミティアヌス帝の姪の息子の家庭教師でもありました。原著は中世から近世のヨーロッパで長らく弁論術の教科書の定番でした。かつて明治図書から抄訳が出されたのみで、日本語の完訳が望まれていました。
原著は全12巻です。このシリーズは5分冊を予定しています。この第1分冊が第1-2巻、第2分冊が第3-5巻、第3分冊が第6-8巻、第4分冊が第9-10巻で、現時点で未刊の第5分冊は第11-12巻の予定です。
ラテン語と英語の対訳は The Orator's Education, Volume I: Books 1-2 (Loeb Classical Library) があります。この本と同じ5分冊です。英訳だけなら Institutes of Oratory や Delphi Complete Works of Quintilian があります。
ですが、この本は
① 本邦初の完訳(予定)である
② 読みやすい日本語である
という特徴があります。英訳を持っているので所々比べてみましたが、日本語訳と英訳で少し違う部分がありました。元のラテン語を見ていないので、どちらが正確なのかわかりません。そもそも元のテキストが違うのかもしれません。
第5分冊は未刊ですが、そこだけLoebの第5分冊の The Orator's Education, Volume V: Books 11-12 で当面の代用をするという手もあります。
原著は全12巻です。このシリーズは5分冊を予定しています。この第1分冊が第1-2巻、第2分冊が第3-5巻、第3分冊が第6-8巻、第4分冊が第9-10巻で、現時点で未刊の第5分冊は第11-12巻の予定です。
ラテン語と英語の対訳は The Orator's Education, Volume I: Books 1-2 (Loeb Classical Library) があります。この本と同じ5分冊です。英訳だけなら Institutes of Oratory や Delphi Complete Works of Quintilian があります。
ですが、この本は
① 本邦初の完訳(予定)である
② 読みやすい日本語である
という特徴があります。英訳を持っているので所々比べてみましたが、日本語訳と英訳で少し違う部分がありました。元のラテン語を見ていないので、どちらが正確なのかわかりません。そもそも元のテキストが違うのかもしれません。
第5分冊は未刊ですが、そこだけLoebの第5分冊の The Orator's Education, Volume V: Books 11-12 で当面の代用をするという手もあります。