この本を読み、自分がDV被害者なのだと確信しました。身体的な暴力は受けていなくとも、精神的、経済的な暴力をうけていました。
相手から外見や内面を否定され続け、自分は価値のない人間だと思っていたし、自分が悪いのかもしれない、自分さえ我慢すればいいのだと思っていましたが、そうではないことに気付けました。それでも「これで良いのか」と考えることがありましたが、繰り返しこの本を読んで自分は悪くないんだと自信がつきました。
自覚のない当事者もいると思いますが、DVとは何なのかをこの本を読んで考えてみてほしいと思います。
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なぜ男は暴力を選ぶのか―ドメスティック・バイオレンス理解の初歩 (かもがわブックレット) (かもがわブックレット 143) 単行本 – 2002/11/1
沼崎 一郎
(著)
- 本の長さ63ページ
- 言語日本語
- 出版社かもがわ出版
- 発売日2002/11/1
- ISBN-104876997152
- ISBN-13978-4876997152
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
「こわがらせ、あやつる」力=暴力を使って、妻や子どもをコントロールする男たち「バタラー」。一方的に自分の勝手を通そうと暴力をふるう「DV」。むりやり彼女を黙らせようと「暴力を選んでいる」男たち。その実像を解説。
登録情報
- 出版社 : かもがわ出版 (2002/11/1)
- 発売日 : 2002/11/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 63ページ
- ISBN-10 : 4876997152
- ISBN-13 : 978-4876997152
- Amazon 売れ筋ランキング: - 291,040位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年7月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
DVの被害者、加害者、支援者に向ける初歩的で、大事な事が詰まった内容です。記載された資料や法律は古いので、その点は参考になりません。
2014年9月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これのお陰で、主人との話し合いや、主人がしていることに、
本人が気づくきっかけになりました。
本人が気づくきっかけになりました。
2012年8月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この小さな本は、著者が「あなたは男なんだから、加害者の男の問題をなんとかして」と迫られたことから生まれた本です。
ですから、「自分はドメスティック・バイオレンスを受けているのではないか」と思い始めている女性だけではなく、むしろ「自分はドメスティック・バイオレンスの加害者だと言われているが、本当なのか?」と疑問を抱く男性、あるいは心当たりがある男性にもお勧めしたい本です。
じっさい本書は、まず「暴力ってなんだろう?」という根本的な問題から考え始め、「女性へのメッセージ」「男性へのメッセージ」「周囲の人々へのメッセージ」という形で、非常にわかりやすく構成されています。
この本の最も衝撃的なメッセージは「男は暴力を選んでいる」という点でしょう。
それはストレスの結果の感情的な衝動ではなく、心の病気でもなく、アルコールのせいでもなく、家族病理でも親のせいでもなく、男が暴力を振るう事を「選択」しているのだということなのです。
親の影響が全く無いわけではありません。しかし、心の傷が暴力に直結するわけではありません。むしろ、DVのある家庭環境によって子どもは暴力を肯定することを学習してしまうということも指摘されています。そしてそれは、一部の壊れた家庭の病理ではなく、現代日本の家族が共通に抱える構造的な問題であるとも述べられています。
DVの加害者のことをバタラーと呼びます。バタラーが暴力をやめ自己変革することは稀であると本書には書かれています。
しかし、自己変革をしたいと少しでも思うなら、あるいは、少しでも自分には問題があるのだろうかと思い当たる節があるなら、この本を読まれることをお勧めします。
ですから、「自分はドメスティック・バイオレンスを受けているのではないか」と思い始めている女性だけではなく、むしろ「自分はドメスティック・バイオレンスの加害者だと言われているが、本当なのか?」と疑問を抱く男性、あるいは心当たりがある男性にもお勧めしたい本です。
じっさい本書は、まず「暴力ってなんだろう?」という根本的な問題から考え始め、「女性へのメッセージ」「男性へのメッセージ」「周囲の人々へのメッセージ」という形で、非常にわかりやすく構成されています。
この本の最も衝撃的なメッセージは「男は暴力を選んでいる」という点でしょう。
それはストレスの結果の感情的な衝動ではなく、心の病気でもなく、アルコールのせいでもなく、家族病理でも親のせいでもなく、男が暴力を振るう事を「選択」しているのだということなのです。
親の影響が全く無いわけではありません。しかし、心の傷が暴力に直結するわけではありません。むしろ、DVのある家庭環境によって子どもは暴力を肯定することを学習してしまうということも指摘されています。そしてそれは、一部の壊れた家庭の病理ではなく、現代日本の家族が共通に抱える構造的な問題であるとも述べられています。
DVの加害者のことをバタラーと呼びます。バタラーが暴力をやめ自己変革することは稀であると本書には書かれています。
しかし、自己変革をしたいと少しでも思うなら、あるいは、少しでも自分には問題があるのだろうかと思い当たる節があるなら、この本を読まれることをお勧めします。
2009年5月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私は、DV被害者です。殴る・蹴るの身体的暴力では
ありません。けれど、この本を読んで、自分が被害者
だとはっきりわかりました。
苦しくて、怖くて、逃げました。家族崩壊です。
でも、自分の選択があやまっていなかったか、罪悪感に
かられるときに、この本を読みます。被害者は悪くない、
加害者が暴力を選んでいるのです。という記述に
読むたびに救われます。薄くても力のある本です。
ありません。けれど、この本を読んで、自分が被害者
だとはっきりわかりました。
苦しくて、怖くて、逃げました。家族崩壊です。
でも、自分の選択があやまっていなかったか、罪悪感に
かられるときに、この本を読みます。被害者は悪くない、
加害者が暴力を選んでいるのです。という記述に
読むたびに救われます。薄くても力のある本です。
2013年4月30日に日本でレビュー済み
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暴力は選択した行為という説明が分かりやすい。DVを行っている男性にぜひ読んでほしい。
2009年11月28日に日本でレビュー済み
DVは非現実的なものかと思っていましたが、意外と日常的な問題かもしれません。いつ自分が被害者になるかもわからないですしね。
2005年7月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
暴力を振るわれる自分も悪いのかな・・・と思うこともあったのですが、この本を読んで100パーセント相手が卑怯なんだ、と自信が持てました。
世界中の人に読んでもらって、こういう人間が世の中にたくさんいて、普通に生活しているんですよ!って教えたくなりました。
DV加害者の本性をズバッと書いているので、とってもすっきりしました。
自分が被害者であることに気づかれてない方には是非読んでいただきたいと思いました。
世界中の人に読んでもらって、こういう人間が世の中にたくさんいて、普通に生活しているんですよ!って教えたくなりました。
DV加害者の本性をズバッと書いているので、とってもすっきりしました。
自分が被害者であることに気づかれてない方には是非読んでいただきたいと思いました。