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新・ゴーマニズム宣言スペシャル脱正義論 単行本 – 1996/8/1
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- 本の長さ259ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日1996/8/1
- ISBN-104877281282
- ISBN-13978-4877281281
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (1996/8/1)
- 発売日 : 1996/8/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 259ページ
- ISBN-10 : 4877281282
- ISBN-13 : 978-4877281281
- Amazon 売れ筋ランキング: - 35,545位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 44,599位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
大学在学中の昭和50年に『ああ 勉強一直線』を投稿。
翌年、「週刊少年ジャンプ」(集英社)にてデビュー作『東大一直線』を連載開始、大ヒットとなる。
デビュー当時は福岡で執筆活動を行なっていたが、『東大一直線』の続編『東大快進撃』の連載終了後しばらくして上京。以降は東京都在住。
昭和61年、「月刊コロコロコミック」(小学館)にて連載された『おぼっちゃまくん』が大ヒット。昭和64年にはアニメ化もされ、第34回小学館漫画賞を受賞した。主人公が喋る「茶魔語」が子供たちの間で流行語となり社会現象となる。今でも根強い人気がありグッズ等の販売がされている。
平成4年、「SPA!」(扶桑社)にて、社会問題に斬り込む『ゴーマニズム宣言』を連載開始。すぐさま日本の思想状況を一変する大ヒットとなる。特に、同シリーズのスペシャル本として発表された『戦争論』『戦争論2』『戦争論3』(すべて幻冬舎)は言論界に衝撃を与え、大ベストセラーとなった。現在も「SAPIO」(小学館)にて『ゴーマニズム宣言』を鋭意連載中。
また新たな試みとして、ニコニコ動画「小林よしのりチャンネル」にて、Webマガジン『小林よしのりライジング』を毎週火曜日に配信中。同チャンネルでは、生放送や動画配信も行なっている。
[ 現在、連載中の作品 ]
●『ゴーマニズム宣言』…
月刊誌「SAPIO」(小学館)毎月10日発売
●『小林よしのりライジング』…
ニコニコ動画「小林よしのりチャンネル」
毎週火曜日配信
●「よしりんのHKT48レジェンド一直線」(HKT48メンバーとの対談)…
月刊誌『BUBKA』(白夜書房)毎月30日発売
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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その後の人生で、本書で描かれていたこと、すなわち『若者の純粋さと未熟に付け込む『おとな』』を、これでもかと言う程に見せつけられた私にとって本書は、『若者に与えられた世間の荒波に乗り出すためのパスポート』とも言うべき位置付けのものである。
若者たちへ
ようこそ、『おとな』の世界へ。本書にて描かれている様々な事が、姿かたちを変えて君たちの前に現れるだろう。手を伸ばす前に、本当にそれに手を伸ばしても良いのか、一人静かな環境で考えて欲しい。
『おとな』たちへ
若者を道具として利用しようとしているのであれば己の良心に恥じよ
抗議活動とその後の流れが描かれる。この作者に共通して言える自分の影響力を強く描きすぎて鼻につく点はあるものの、
それでも言おうとしてることは結構普遍的だ。
運動を逃げ道にするべきではない。
一時的に声を上げることは素晴らしい、だがその後は日常に帰るべきだ。
本当に国を変えたいなら勉強して役人になれ!政治家になれ!!
その問題点は学生運動自体が本質的に抱えているといえるのかもしれない。
全共闘だろうと、薬害エイズだろうと、シールズだろうとそこは変わらない。
正義やイデオロギーは一種宗教にも似た麻薬だ。
もちろん、若者の政治活動は大切なことなのだけど、アベのせいで大学に行けない、なんて言ってるんじゃやっぱりだめなのだ。
以上のことを踏まえ、本作品を読むと薬害エイズ運動に関わった小林よしのりさんは…
1・薬害エイズが一体どんなものかを、みんなに知ってもらうために漫画を描き伝える。そして運動中は、今何をしているのか、運動の進行状況はどうなっているのかも、漫画で書き伝える。
…つまりは「会社組織でいう広報担当」の役割を担っていた。
2・厚生省といった薬害エイズの元となった組織の方と、直接の対話や交渉を行う。各地方で行われる運動には出向き、先頭にたって行動する。その際の交通宿泊費は自費負担。
…つまりは「会社組織でいう営業担当」の役割も担っていた。
3・運動に参加する学生たちの相談に乗る。厚生省の食堂に押しかけて「勤務している方と一緒に飯を食うう」なんて提案も行う。
…つまりは「会社組織でいう調整役と企画担当」の役割さえも担っていた。
このように小林よしのりさんは、漫画家の枠組みを超えて薬害エイズ運動に関わっていたことを、この本を読むことで知る。普通、ここまでやる漫画家は存在しない。
…小林よしのりさん、すごい。そう思ってしまう。
あれから10年か20年、あの時に自己批判を受けられなかった学生らは、おそらく今でも成長せずにそのままだと思う。
本の内容であるが、学生たちは子供のまま、小林よしのり氏は学生よりかは大人、そんな結末。そりゃ歳が離れてるからなのだろうが
小林よしのり氏はそれでも90年代の学生が、60年、70年代の醜悪な左翼の歴史を知らなくても
三無主義からバブル崩壊してのチャラチャラした日本の子供青年たちを見て、
今の学生は「思想」より「個のエゴ」が第一になってる時代が来ていたと、そう思っていた。
しかしそれは幻想で、子供はいつの時代も洗脳されやすい純粋無垢、簡単にマインドコントロールされる。
いまだにオウム真理教の残滓に加わる馬鹿がいるのも一緒の理由。
よしのり氏は責任を持つ大人にさせようと終わったのだから「日常に回帰せよ」と言うが、
学生たちは言葉だけで実際は責任を背負いたがらず、大人にならず、
子供のまま誰かを批判してれば自分が正義と居心地の良い場所「社会運動」に留まる。
「これで終わらない、働いてても運動には参加できる」という学生も出てくるが、そうじゃない。
働きながら薬害エイズから日本中の諸問題まで飛びつく人間が日常なわけがない。
世界中の諸問題に関わる「一般人」なんてそんなの「日常」ではない
もし関わりたいなら日本は官僚トップに、世界中の諸問題なら国連の職員になれ、日常になる。
自分らは無責任なままアカウンタビリティだけは声だかに叫んだ。
そして最後はオルグされ、無責任と批判だけという運動左翼や日本共産党員や中核派になった、それが彼らの行き着く先だった。
この脱正義論の序章、新ゴーマニズム宣言2巻87P
「共産党など薬害エイズ問題では一番役に立ってない政党のはずである」
レーニンマンになりたくなければこれを噛みしめてほしい。
学生たちだけの問題でもない。
本当にこの勲三等旭日中綬章くん、帝○医大、ミドリ十字、厚生省など、こいつらは日本という国自体にも思想エイズを感染させた。
今の左翼の屋台骨になってるのはこの時にオルグした若者たち、
この本で社会党系の小沢遼子氏が出てくるが、小林氏に「支える会は裏で共産党が操ってる」とアドバイスしてくれたのは後にわかることだが事実で、
(ページ44、当時の小林氏はデマだと切り捨てた事をまんざらでもなかったと後悔してる描写がある)
ちなみにこれでよしのり氏は罪滅ぼしと学生の目を覚ますため有名な戦争論などを書き綴っていく、
以降の論シリーズの萌芽。なんで今AKB48に嵌っているのかも脱正義論でなんとなくわかる。
自画像を美化してるのも初期のゴーマンでわかる、ゴーマンの理由も。
戦争論以降の論客は脱正義論と14章を含むゴーマン、いや昔のゴーマンを是非読んでほしい。
転向転向言われるが根本は変わってない。この頃のゴーマンも併せて読めばわかる。
この辺りから「サヨク」(左翼ではない)という言葉も出てくる。
ページ初頭の学生運動に加わってた描写もあり、部落問題や差別問題についても関わっていた。
司馬史観否定、大東亜戦争肯定は思想の変節だと小林氏は認めてはいるが。
ちなみに私は脱正義論が最後。以降は戦争論で小林信者は莫大に増えますけども
でもそれで良いと小林よしのり氏も思うはず。
戦争論以降の論シリーズに賛否両論あろうとも、この本だけはオウム事件実体験と同じく、日本の左翼の真実、実体験の学べる物が確実にあります。
この本に出てくる純粋真っ直ぐ君の学生たちはもう手遅れだが、
もし今、10代20代前半で社会運動政治運動に関わっている純粋真っ直ぐ君がいるなら是非読め。
社会運動に関わってる人間にノンポリや一般人なんていない。
暴走族の裏には暴力団が絶対にいるように、社会運動も必ず裏に操っている政治団体がいる。
脱正義論の最後にも書かれてるが「個の連携は幻想である」。自称一般人には騙されないことだ。
昔の本だが、本質的なことはなにも変わっていない
昨今は行動する保守という団体が街頭に繰り出して、醜悪なデモを繰り返しているが、彼らも自分たちの運動を正義の立場に置いて他者を糾弾している
自分たちを正義の立場に置いて他者を糾弾することで快感を得たい人間たちが運動に関わることで、運動それ自体が目的化してしまう矛盾
自らを正義の立場に置くことの危うさというものを本書は鋭く指摘しています
感じたことをまとめたいわば「運動論」とも言うべき位置づけの一作になります。
ゴー宣薬害エイズ問題を語る上ではずすことのできない
”第14章”も掲載されていますが、本作を閲覧される場合は是非この14章の
”前後”が掲載されている新ゴー宣1巻を併読されることをオススメします。
純粋にエイズ問題に取り組んでいた初期から、その裏側を自己批判せざるを
得なくなった経緯を知ることで本作はより一層の深みを増すからです。
運動を盛り上げた本人が、運動自体を批判するというこの皮肉。
批判しなければ、「いい人」でいられたのに。
小林氏は大いなる葛藤を覚えたに違いありません。痛いほど伝わってきます。
”運動”というものの本質に疑問を投げかけ、衆愚というテーマを
小林氏独自の観点から見事に浮き彫りにした本作は読むものを圧倒し、
”プロ市民””運動家”といったものの実態の理解を実に平易にしています。
そして、読後に誰もが抱くであろう感想。
敢えてここに記そうと思います。
「本当に、お疲れ様でした。」