詐欺師の橋口 彼を追う阿久津 阿久津の元恋人で橋口の被害者美和子 主人公の3人に関するだけでも 話の面白さに加えて 彼らの喜びや憎しみや焦りや絶望を 非常にうまく書いている
どうしてこんな男に何人もの女が騙されてお金を出すのか もう結婚して子どももいる私にはわからないと思いながら読んだが そんな私でも 読み進めるうち あー
こりゃお金も出すわなと思わせる
乃南アサの文章力 私にとって彼女の本のベスト5に入る作品
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結婚詐欺師 単行本 – 1996/9/1
乃南 アサ
(著)
- 本の長さ434ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日1996/9/1
- ISBN-104877281320
- ISBN-13978-4877281328
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
享楽的に生きるためだけにだます詐欺師。平凡な幸せを望んだだけの女たち。こなすべき仕事のひとつとして彼らを前にした刑事は、忘れていたひとりの女と再会する-。直木賞受賞後初の書き下ろしサスペンス。
登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (1996/9/1)
- 発売日 : 1996/9/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 434ページ
- ISBN-10 : 4877281320
- ISBN-13 : 978-4877281328
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,361,348位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 347,583位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年7月24日に日本でレビュー済み
一つの刑事ドラマなんでしょうけど、それなりに古い小説。
時代背景的に民事上の事件と刑事事件との境目の曖昧さみたいなものが、ストーリーの焦点に絞られていくのかと思ったのだけれど、
警察側の動きとしては犯人を捉えるのにトントン拍子で進んでしまったので、何となく拍子抜け。
個人的な葛藤を抱えながらも警官として、一人の男として筋を通していく刑事による勧善懲悪ものとなっている。
巷で、「結婚詐欺師」と言われるようなことを生業としている主人公の犯人像も、人物としての掘り下げが浅い分、分かり易いといえば分かり易過ぎるくらいの言動や習性で、「こんな輩に騙される女性も女性なんじゃないの?」と小説にブーたれそうになったけれど、そこはご愛嬌か。
まあ、何時の時代も男や女に関係なく、親交や情念を通じた金銭上のトラブルに遭わないとも限らないわけで、そこは皆、用心した方がいいと思う。
時代背景的に民事上の事件と刑事事件との境目の曖昧さみたいなものが、ストーリーの焦点に絞られていくのかと思ったのだけれど、
警察側の動きとしては犯人を捉えるのにトントン拍子で進んでしまったので、何となく拍子抜け。
個人的な葛藤を抱えながらも警官として、一人の男として筋を通していく刑事による勧善懲悪ものとなっている。
巷で、「結婚詐欺師」と言われるようなことを生業としている主人公の犯人像も、人物としての掘り下げが浅い分、分かり易いといえば分かり易過ぎるくらいの言動や習性で、「こんな輩に騙される女性も女性なんじゃないの?」と小説にブーたれそうになったけれど、そこはご愛嬌か。
まあ、何時の時代も男や女に関係なく、親交や情念を通じた金銭上のトラブルに遭わないとも限らないわけで、そこは皆、用心した方がいいと思う。
2006年4月5日に日本でレビュー済み
結婚詐欺にあったという女性の被害届けから
ある男を調べていくうちに、
その男が他にも多数の女性を口説き落とし
金銭を貢がせているプロの詐欺師であることがわかる。
男を合法的に有罪にするために奔走する刑事は、ある日、
詐欺師が次に狙っているターゲットが学生時代の自分の恋人であることを知ってしまう。
愛した女性を傷つけず被害にあわせず詐欺師を捕らえるにはどうすればいいのか・・・
悩んで酒におぼれる刑事の姿がリアリティーあってよい。(笑
ツボを抑えた笑い、スリリングなストーリー、そして何より
詐欺師の歯の浮くような口説き文句がおもしろい。
ある男を調べていくうちに、
その男が他にも多数の女性を口説き落とし
金銭を貢がせているプロの詐欺師であることがわかる。
男を合法的に有罪にするために奔走する刑事は、ある日、
詐欺師が次に狙っているターゲットが学生時代の自分の恋人であることを知ってしまう。
愛した女性を傷つけず被害にあわせず詐欺師を捕らえるにはどうすればいいのか・・・
悩んで酒におぼれる刑事の姿がリアリティーあってよい。(笑
ツボを抑えた笑い、スリリングなストーリー、そして何より
詐欺師の歯の浮くような口説き文句がおもしろい。
2003年5月21日に日本でレビュー済み
乃南アサの作品に登場する人物は決してヒーロー・ヒロインではない。私達の隣にいそうな、勘違いしたままちょっと軸がずれているけど世間では許されてしまっている人物達。でもそんな人物を乃南アサは容赦しないで詐欺師の餌食にしていく。詐欺師がいかにして心の隙間に入り込み幸せの絶頂から叩き落すのかを克明に綴っていく。ここに描かれているのは遠い誰かではなく、もしかしたら私なのかもしれないと・・・そんな思いを抱かせる合わせ鏡のような作品である。
2015年1月19日に日本でレビュー済み
ぱらぱらと立ち読んで面白そうなんで読んでみました。
他の結婚詐欺のお話から突出して新奇や掘り下げしてる感じはありませんでしたが、普通にオーソドックスな結婚詐欺の話として楽しめました。
他の結婚詐欺のお話から突出して新奇や掘り下げしてる感じはありませんでしたが、普通にオーソドックスな結婚詐欺の話として楽しめました。