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新・ゴーマニズム宣言スペシャル戦争論 単行本 – 1998/6/1
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- ISBN-104877282432
- ISBN-13978-4877282431
- 出版社幻冬舎
- 発売日1998/6/1
- 言語日本語
- 本の長さ381ページ
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (1998/6/1)
- 発売日 : 1998/6/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 381ページ
- ISBN-10 : 4877282432
- ISBN-13 : 978-4877282431
- Amazon 売れ筋ランキング: - 60,127位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
大学在学中の昭和50年に『ああ 勉強一直線』を投稿。
翌年、「週刊少年ジャンプ」(集英社)にてデビュー作『東大一直線』を連載開始、大ヒットとなる。
デビュー当時は福岡で執筆活動を行なっていたが、『東大一直線』の続編『東大快進撃』の連載終了後しばらくして上京。以降は東京都在住。
昭和61年、「月刊コロコロコミック」(小学館)にて連載された『おぼっちゃまくん』が大ヒット。昭和64年にはアニメ化もされ、第34回小学館漫画賞を受賞した。主人公が喋る「茶魔語」が子供たちの間で流行語となり社会現象となる。今でも根強い人気がありグッズ等の販売がされている。
平成4年、「SPA!」(扶桑社)にて、社会問題に斬り込む『ゴーマニズム宣言』を連載開始。すぐさま日本の思想状況を一変する大ヒットとなる。特に、同シリーズのスペシャル本として発表された『戦争論』『戦争論2』『戦争論3』(すべて幻冬舎)は言論界に衝撃を与え、大ベストセラーとなった。現在も「SAPIO」(小学館)にて『ゴーマニズム宣言』を鋭意連載中。
また新たな試みとして、ニコニコ動画「小林よしのりチャンネル」にて、Webマガジン『小林よしのりライジング』を毎週火曜日に配信中。同チャンネルでは、生放送や動画配信も行なっている。
[ 現在、連載中の作品 ]
●『ゴーマニズム宣言』…
月刊誌「SAPIO」(小学館)毎月10日発売
●『小林よしのりライジング』…
ニコニコ動画「小林よしのりチャンネル」
毎週火曜日配信
●「よしりんのHKT48レジェンド一直線」(HKT48メンバーとの対談)…
月刊誌『BUBKA』(白夜書房)毎月30日発売
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
著者を批判するのは的外れであり、これもまた「個」の意見。偏ったところ、行き過ぎた極論もある。
しかし、一貫した「祖先」を敬う気持ち、われわれが平和に生きて行けるのは戦った英霊たちのおかげということに同意するのだ。
読んだ上で判断してほしい。少なくとも読み終えた後に誇りが持てないのであれば、二度と氏の著作を読まなければいい。
でも、起こる原因は?
人間の抑えきれない、欲望からかも。
内容についてはまったく賛同できない部分、なるほどと思う部分どちらもありました。
体感的には7:3くらいかな。
かなり極端、盲信的、煽動的な部分が多く、そもそもの前提が真実か怪しいものを土台に主張が展開します。
著者は各所にエクスキューズを挿入しているため「著者は戦争を肯定している」とは言い切れませんが、
すでに右傾的な人がその主張を補強するための材料として使うことを狙って書かれているため、
手放しに「これが真実だったんだ!」「日本は正義だったんだ!」と信じてしまうのは非常に危険です。
一方で昨今のウクライナ情勢、中国の行動を見れば、「戦力を手放し平和を!」という主張も
同レベルに危険に見えます。
これは著者の主張に賛同できますし、私が最近ようやく危機感を覚えたことをずっと昔に指摘していた
点で先見の明があります。
いずれにせよ、ある主張を手放しに肯定することも否定することも同様に思考を
放棄しているのであり、本書の中でいう「被害者ぶった中身のないカルト信者」と本質的には同じです。
「日本は素晴らしいはずだ!」と考え内容を疑わずにこの本を読み、カウンターの本を読まないこと。
反対に「この本は右翼のプロパガンダだ!」と考え読みもしないこと。
これらは同様に危険ですので、特に若い方には双方(と言わず上下左右前後さまざまな軸で)の主張を
広く読んで比較判断してほしいです。
そういう意味で右翼的主張を毛嫌いしている人ほど読むべきであり、その主張の中身や背景を知るには
とても意義のあるものだと思いました。
二十年前戦争論を読んだ時には、感激しましたが、全部嘘ですと吹いて回って居る奴が居たのとウオーギルドインフォメーションの証拠が出てきて居たわけでは無いから、もうひとつ根拠に自信が持てなかったので自分の中で事柄がうやむやに終わってしまいました。今は櫻井先生の真相箱の呪縛を解くや、山村明義先生のGHQの日本洗脳があるので迷うことなく進むことができる。安心だ。でも、お前の側のそう思いたい人がそう言っているだけなんだろうって、言われると少しきつい。
肌で感じたものとして、この本の登場前後で、明らかに日本人の思考が変わったように思います。
肯定派も否定派も、或いは読んだ事さえない人も、現代日本はこの戦争論が起こしたパラダイムシフトの流れの中にいます。
昔から「ペンは剣よりも強い」と言いますが、しかしその多くが欺瞞であったことは、ここに書くまでもありません。
朝日新聞、いやマスコミが崇拝されていると言う程の権威を持っていた時代にこの本は登場しました。
批判の嵐が渦巻く中で、ベストセラーには連日この本の名前が載り、読書に遠い人さえもこの本を携えていました。小説等がベストセラーになり、社会現象と呼ばれる事はそれなりにありますが、この本の内容で、しかもマスコミがバッシングを続ける中で、ここまでの存在感を発揮した本を、私は今においても見たことがありません。
ネットが無い時代というのは「テレビが言っているから」=「絶対間違いない」という認識が普通でした。
テレビが放映する内容を誰もが鵜呑みにしていました。
それでもこの本は、凄まじく売れ、凄まじく読まれたのです。
発売から二十年以上が経ちました。
しかしその年月を経てなお、これは最も日本人が読むべき本だと、私は思います。
この本が出て、ネットが生まれ、しかしなお、日本人にかけられた呪縛は解かれていません。
朝日新聞の虚構が暴かれてなお、隣国の問題は私達に暗い影を落としています。
靖国神社への参拝を声高に批判する人はいます。
もしそういった主張を持たれる方で、小林先生の著書を未だ読んだことが無いという方がいたら、それこそ必ず一度は目を通すべきだと思います。
同じ言葉は、それからでも言えるのですから。
司馬遼太郎氏など、戦後平和念仏主義「自虐史誇り」により日本人の意識は何ら変わっていないと指摘する。
邪推かもしれないが「戦争絶対反対!!」などとデモに参加する人々はよほど暇か、単に今「平和愛好者→良識ある市民」という図式に無意識にはまっているのだろう。
ただ、性質が悪いのは、彼らが自分の深層心理にある「スケベ心」に全く無自覚で、「自分は信念に基づいて」行動していると感じていることだ。
この意味で「信念の人」と自称する人々程ある意味危険な人はないと思う。外国の暴力集団から何らかの攻撃を受け、友人知人が殺されたり、あるいは一端世情の「良識」が激変すると、こういう「信念」の人程、新たな「信念」に目覚めて「政府弱腰」「断固反撃」と叫びだす可能性は極めて高いと思う。周辺国との外交関係や、自衛隊の反撃能力の有無など全く無視したまま・・・。
本書は、小林氏が先の対連合国戦争について、一端世情が各識者の見解を取りまとめつつ著者自身の個人的考察も含め大衆に訴えかける極めて挑戦的な著作であり、批判を恐れず多くの毒を含んでいる点であり力作と評価する。
個人的に、それまでの小林氏の「ゴーマニズム宣言」は商業主義的で「たかが漫画家風情の売名行為」と斜に構えて見ていた部分があった。「脱正義論」あたりから、これはかなり挑戦的で洞察力に富んだ論客ではないかと思い始め、本書で確信に変わった。
戦後の諸論説に、自己の渾身の考察を加えて奇をてらわず直球勝負している感が、なにか格闘技を見ている感じで心地よい。
ところで今日「戦争反対、戦争放棄」という縁起の良い言葉を願望として口にしていれば、戦争は避けられると考える人々は、日本の言霊思想の信奉者であって、「鬼畜米英、絶対必勝」という願望を念仏のように唱えていた戦前と何ら変わりがないではないか。
現実の直視こそ重要である。当時の軍人のみをスケープゴートとし、思考停止しているようでは教訓から学んだことにはならない。
ところで、最近、NHKBS特集で、元満州居留民が関東軍が自分たちを保護することなく逃走していった事実を批判する番組を視聴した。
もちろん、敗北覚悟で応戦した軍人、部隊もあっただろうが、そういう事実はネグレクトされていた。この点、編集の悪意なのか過失的オッチョコチョイかは不明であるが、偏向報道とはいえないまでも片手落ちの感は感じざるを得なかった。まぁどんな報道であれ完璧な中立性の維持は難しく、特に意見が分かれるこの種の問題に関する番組である。編集者に悪意・過失がなく、番組内容の公平性の確保に全力を尽くしたとしても、視聴者全てに納得を与え得る番組作成も不可能に近いだろう。従って、NHKの編集者を殊更能力不足とか非難する気はない。
そして、報道通り居留民を置き去りにして敵前逃亡した部隊が相当存在したこともまた事実であると推察する。
この辺りは「日本陸軍最強」と謳われた「戦車師団」はフィリピンに転身して既に米軍に壊滅させられている。また、ソ連側の当時の記録によればノモンハン事件の後半戦で海軍航空隊の逆襲に受けてソ連機甲師団は大打撃を受けたそうだが。その航空部隊の殆ども本土防衛のために既に満州にはなし。
満州を放棄して朝鮮半島まで後退するもやむなし、という関東軍の判断も軍事的側面で一理あると一応は思う。
ただ、報道された元居留民の方々の関東軍への不満・憤りも極めて自然だと思う。
この点、貴族階級の領主が普段は住民の税金で遊んで暮していても、いざ外的が攻め込んできた場合には、率先して身を呈して市民を護るという、領主による「護民思想」が、古来より日本では希薄だと言われる。
客観的に見れば中立条約を一歩的に破棄して攻め込んできたソ連軍が最も悪辣であることは明白である。
しかし住民は、攻めてきた敵ではなく守ってくれなかった領主・軍人に怒りの目を向けるものなのであろう。「普段さんざん威張って威勢のいいことを誇示しながら、いざとなりゃなんだこの様は・・・」という感情は、ある意味、自然・健全な発想であると感じる。
しかしである。
不思議なのは何故そこからいきなり平和念仏主義に走って思考停止してしまうのか?もちろん辛酸をなめた多くの居留民の方々をそのような経験がない小生が批判する資格があるかは我ながら疑問である。しかし、真に反省すべきは、再度外国からの攻撃があった場合に、同じような悲劇が起きないように十分な即応体制を構築しておく、というのが正しい思考ではないのか。
ある外国人に聞いたことがある。
「満州での日本人居留民の悲劇は極めて同情に値するが、昔から騎馬民族による大量略奪・虐殺を、いわば年中行事にように経験してきた大陸国家の国民から見れば、そのような経験が少ない島国の日本人の態度はかなりナィーブに映る。」と。
本書への批判・風当たりは当然強いであろうが、あえてそれを覚悟で常識に疑問を投げかけ、その結果現に戦後歴史の論争に強い議論を巻き起こした影響は大きい。
「漫画家風情」と見下していた過去の小生の認識の浅さを率直に反省し、撤回・お詫びする。そして小林氏の挑戦的創作意欲、問題提起の勇気に率直に敬意を表する。
小生は、前の戦争は結果的に惨敗した以上、多くの点で無謀な面が含まれていたことは否定できないとは思う。ただそれは、今後の危機管理を考える上で教訓とすべき事柄であって、それこそを徹底的になされるべきと思う。
とにかく、従来の自虐史観一色のいかがわしい空気(本当に戦争世代の行為・責任を自分のそれとして「自己反省」しているならばまだましだが、自己正当化の手段として戦争世代を利用しているだけの「本願誇り」ならぬ「自虐誇り」的なうさんくささ)に弁証法的なアンチテーゼを大衆向けに叩きつけた意義は大きい。安全保障の話題を口にしただけで無邪気に「右翼!!」と叫ぶ思考停止の平和念仏主義者の横っつらに張り手を入れてくれた痛快感から、星4つ評価とさせて戴く。
後は、小生含めた個人個人が、本書で思考停止せずに多様な意見に触れつつ自分の頭で考えるべきであろう。
単なる国家間の争いとしての戦争論だけではない。
人間の醜さ、傲慢さなどや戦争が悲惨で残酷で悲しいことかを綴る。
それ以外も語ること満載。
メインは大東亜戦争と戦後。
戦後教育とマスコミなどで捻じ曲げられた嘘を暴く。
大東亜戦争は日本悪しだけではないということだ。
そして日本人はどうあるべきかを問う。
今でもここまでの戦争と真剣に向き合い迫ってくるもの少ないと思う。
1998年という20年前にここまで論じているとは恐れ入ります。
今頃読んでいる自分が情けない。