SFファンにはこたえられない作品です。
良質なSF作品に共通するセンスオブワンダーが詰まっています。
出張中に購入しましたが、独特の世界と圧倒的な筆力に一気に読まされてしまいました。
ラストも「えっ、続きはどうなるの!」という感じで、しばらく寝付けませんでした。
体質的に受け付けない方もいるかも知れませんが、この筆者のSFはパスティーシュよりずっと衝撃度が高いと思います。
お勧めです!
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蛙男 単行本 – 1999/4/1
清水 義範
(著)
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- 本の長さ262ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日1999/4/1
- ISBN-104877282939
- ISBN-13978-4877282936
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
驚愕、恐怖、滑稽…。ある日突然カエルに変身しはじめた男が知るホントの世の中、真実の自分、そしてかけがえのない女性。清水義範ワールドの不可思議ラブ・ストーリー。
登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (1999/4/1)
- 発売日 : 1999/4/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 262ページ
- ISBN-10 : 4877282939
- ISBN-13 : 978-4877282936
- Amazon 売れ筋ランキング: - 2,442,698位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 55,685位日本文学
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2002年9月17日に日本でレビュー済み
徐々に蛙になっていく男の話。
色んな寓話としてとらえることは出来そうだが、だるい。
村上春樹的なやる気のない主人公。
星新一ばりに短編にすれば良かったのではないかと思う。
色んな寓話としてとらえることは出来そうだが、だるい。
村上春樹的なやる気のない主人公。
星新一ばりに短編にすれば良かったのではないかと思う。
2005年1月26日に日本でレビュー済み
主人公の滝井通典33歳グラフィックデザイナーは、実家が家事で焼け落ちたという報せを受けた日から、奇妙な現象に悩まされていた。
時々、自分がカエルに見えるのである。
初めは、手だった。緑色のゴム手袋をしたように、ぬめっとした皮膚、先の膨らんだ指。
他人には、滝井の変化が見えない。
段々と、カエルに変化する範囲と時間は広く、長くなっていく。
ついには、顔も蛙になってしまい、一日中蛙の姿なのだが、やはり周囲は気づかない。
周囲にきづかれていないなら、まあいいか・・・と滝井は思う。
実家が焼けても、火災保険にはいっていたなら、まあいいんじゃないのかと、滝井は思う。
彼女が離れていっても、しかたないかーと、滝井は思う。
この主人公は、全てにおいてこんな調子だ。
恐るべき結末を知るまでは。
現代人って、こんなノリの人多いと思う。
なされるがまま、流されていく人。作中の言葉でいうなら、「突きつめ不全」。
何故蛙になったのか、わからないまま進んでいくこの作品は、現代人への皮肉なのだろうか。
時々、自分がカエルに見えるのである。
初めは、手だった。緑色のゴム手袋をしたように、ぬめっとした皮膚、先の膨らんだ指。
他人には、滝井の変化が見えない。
段々と、カエルに変化する範囲と時間は広く、長くなっていく。
ついには、顔も蛙になってしまい、一日中蛙の姿なのだが、やはり周囲は気づかない。
周囲にきづかれていないなら、まあいいか・・・と滝井は思う。
実家が焼けても、火災保険にはいっていたなら、まあいいんじゃないのかと、滝井は思う。
彼女が離れていっても、しかたないかーと、滝井は思う。
この主人公は、全てにおいてこんな調子だ。
恐るべき結末を知るまでは。
現代人って、こんなノリの人多いと思う。
なされるがまま、流されていく人。作中の言葉でいうなら、「突きつめ不全」。
何故蛙になったのか、わからないまま進んでいくこの作品は、現代人への皮肉なのだろうか。
2002年8月28日に日本でレビュー済み
主人公は、ある日突然自分の手が不気味な緑色になっているのに気付く。そしてそれから徐々に体全体が緑(蛙)になり始め…
ストーリーはそんなところ。で、今回は清水氏としては珍しく(失礼)、全編にわたってシリアスな展開となっている。
作者が得意とする、笑いの中にシリアスな批判を入れるという手法ではなく、ただただ恐怖から逃れようとする主人公が描かれており、読んでいて息がつまりそうになるところもある。
この小説はハッキリとしたラストがないように思った。ダラダラとした生き方への批判か。他人がどうしても思いやってやれない心があるということの提示か。それは読んだ人自身で掴むしかないのだろう。
ストーリーはそんなところ。で、今回は清水氏としては珍しく(失礼)、全編にわたってシリアスな展開となっている。
作者が得意とする、笑いの中にシリアスな批判を入れるという手法ではなく、ただただ恐怖から逃れようとする主人公が描かれており、読んでいて息がつまりそうになるところもある。
この小説はハッキリとしたラストがないように思った。ダラダラとした生き方への批判か。他人がどうしても思いやってやれない心があるということの提示か。それは読んだ人自身で掴むしかないのだろう。