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人生の目的 単行本 – 1999/11/1
五木 寛之
(著)
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- 本の長さ279ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日1999/11/1
- ISBN-104877283382
- ISBN-13978-4877283384
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
すべての人の心にわだかまる問い、人は何のために生きるのか。人間の値打ちは何によって決まるのか。究極の疑問を真摯にわかりやすく語る、人生再発見の書。NHKラジオのトークエッセイも収録。
登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (1999/11/1)
- 発売日 : 1999/11/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 279ページ
- ISBN-10 : 4877283382
- ISBN-13 : 978-4877283384
- Amazon 売れ筋ランキング: - 175,035位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 3,105位近現代日本のエッセー・随筆
- - 20,102位ビジネス・経済 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1932年、福岡県生まれ。66年『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、67年『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞、76年『青春の門・筑豊編』ほかで吉川英治文学賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 愛について (ISBN-13:978-4591117514)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2023年11月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
参考にするには読みがいがありました。
2020年11月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書では、
五木氏の自らの体験をもとに、
1 人の死生
2 絆と自由
3 無力さ浅ましさと人生に対する小さな希望
と向き合っていく。
読み進めていくことで、
自らの人生に対する姿勢が明確になっていくのかもしれない。
五木氏の姿勢は、訳者あとがきにもあるように、
・世界を等身大に受容しようとする精神の顕現である
・ただ受容することにおいてのみ自らを赤裸々に晒すことができる
と、ある場所のセイタカアワダチソウ草のように、
時代のその時々で自身と向き合い折り合いをつけながら、
生きてきたようでもある。
いくつか挙げると、
「ため息をつく父とそれをなんとも言えない目つきで眺める母を見て、子供ながらに人の生き死を眺める、微小なものを感じている」
「覚えているのは、ため息をつく父、42歳で死んだ母」
「父がサラ金から5千円借りて渡してくれた、私は当時、返す当てがなかった」
「インド仏教と出家、家という形式的な絆の足枷、絆を背負って死に向かう」
「徒歩で38度線を超え」
「アウシュビッツ強制収容所の極限状態で生き延びた人間の知恵から」
といった経験をしながらも、
「郷愁にふけたり、ため息ついたり、自分にとって貴重な記憶をまさぐる」
「淡々とした付き合いの中で、私なりにたくさんのかたとの絆を感じつつ」
「貧しい人生の中で
きらきらしたものを内ポケットに自分はもっているんだよ
とそんな感じがひそかにする」
「思い出すことのある青年期を過ごせたというのは、本当に貴重な感じがする」
と述べていたりもする。
今の時代では経験できないことだが、
本書の間接的な問いかけや人の死生と向き合い、姿勢を示すことで、
自身のニーズや人生の目的というものも見えてくるのかもしれない。
もちろん自然のながれとともにである。
五木氏の自らの体験をもとに、
1 人の死生
2 絆と自由
3 無力さ浅ましさと人生に対する小さな希望
と向き合っていく。
読み進めていくことで、
自らの人生に対する姿勢が明確になっていくのかもしれない。
五木氏の姿勢は、訳者あとがきにもあるように、
・世界を等身大に受容しようとする精神の顕現である
・ただ受容することにおいてのみ自らを赤裸々に晒すことができる
と、ある場所のセイタカアワダチソウ草のように、
時代のその時々で自身と向き合い折り合いをつけながら、
生きてきたようでもある。
いくつか挙げると、
「ため息をつく父とそれをなんとも言えない目つきで眺める母を見て、子供ながらに人の生き死を眺める、微小なものを感じている」
「覚えているのは、ため息をつく父、42歳で死んだ母」
「父がサラ金から5千円借りて渡してくれた、私は当時、返す当てがなかった」
「インド仏教と出家、家という形式的な絆の足枷、絆を背負って死に向かう」
「徒歩で38度線を超え」
「アウシュビッツ強制収容所の極限状態で生き延びた人間の知恵から」
といった経験をしながらも、
「郷愁にふけたり、ため息ついたり、自分にとって貴重な記憶をまさぐる」
「淡々とした付き合いの中で、私なりにたくさんのかたとの絆を感じつつ」
「貧しい人生の中で
きらきらしたものを内ポケットに自分はもっているんだよ
とそんな感じがひそかにする」
「思い出すことのある青年期を過ごせたというのは、本当に貴重な感じがする」
と述べていたりもする。
今の時代では経験できないことだが、
本書の間接的な問いかけや人の死生と向き合い、姿勢を示すことで、
自身のニーズや人生の目的というものも見えてくるのかもしれない。
もちろん自然のながれとともにである。
2016年2月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読了しました。
この本ですが結論だけ知りたい人は、あとがきだけ見ればいいでしょう。
ただそれではレビューにならないので・・・
まずこの本、流石五木さんの本だと唸る文章力でした。
最初は自らの思想感から自分の生い立ちを、そして晩年の思いを語られています。
先にも出たように文章力は流石です。
どんどん引き込まれていきます。
宗教のことやご本人の生い立ち、普通なら読んでも・・・
という感じですが、晩年の思いになってそれらの文章が非常に効いてきます。
読者の取りようなので一概には言えませんが
ご自身の生い立ちを書いて何故人生の目的?と思っていましたが
自分の人生を例に例え紹介し、晩年の思いとともに人生の目的や意義について語られています。
題名を目的に読んだ自分は、途中まどろっこしいなぁと思いながら読み進めましたが
最後にそれを思い返しながら自分が生きるヒントを得られるようになっています。
また、この本で戦前・戦中に子供時代を過ごされた方の語彙力の凄さを感じました。
自分たちの世代が知らない語彙を巧みに理解しやすく散りばめた本になっています。
人生の目的という題名だけで購入されると、途中は騙された感満載ですが
最後まで読めば、五木さんの人生のフィルタを通して伝わってくる
人生の目的を感じることが出来る作品だと思います。
この本ですが結論だけ知りたい人は、あとがきだけ見ればいいでしょう。
ただそれではレビューにならないので・・・
まずこの本、流石五木さんの本だと唸る文章力でした。
最初は自らの思想感から自分の生い立ちを、そして晩年の思いを語られています。
先にも出たように文章力は流石です。
どんどん引き込まれていきます。
宗教のことやご本人の生い立ち、普通なら読んでも・・・
という感じですが、晩年の思いになってそれらの文章が非常に効いてきます。
読者の取りようなので一概には言えませんが
ご自身の生い立ちを書いて何故人生の目的?と思っていましたが
自分の人生を例に例え紹介し、晩年の思いとともに人生の目的や意義について語られています。
題名を目的に読んだ自分は、途中まどろっこしいなぁと思いながら読み進めましたが
最後にそれを思い返しながら自分が生きるヒントを得られるようになっています。
また、この本で戦前・戦中に子供時代を過ごされた方の語彙力の凄さを感じました。
自分たちの世代が知らない語彙を巧みに理解しやすく散りばめた本になっています。
人生の目的という題名だけで購入されると、途中は騙された感満載ですが
最後まで読めば、五木さんの人生のフィルタを通して伝わってくる
人生の目的を感じることが出来る作品だと思います。
2021年5月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
生きていく上でのやるせなさが少し解消します。これからの人生に役に立つ言葉がたくさんありました。
2020年7月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
テーマが大き過ぎて、わからないと思ったが、ヒントになればと思い購読しました。
2013年5月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイトルに惹かれ購入。そう言えば、昔考えた事があるタイトルだなと思わず買ってしまったが衝動買いとはチト違う。
確信犯です。何かこの年になり再び思い起こすことが出来ればと、その期待感で買ってしまったと言う所か。
確信犯です。何かこの年になり再び思い起こすことが出来ればと、その期待感で買ってしまったと言う所か。
2019年10月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
為になりました。
2013年8月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最初にひかれた。
後半はあまり・・・・・
五木さん儲かるな…うらやましい
後半はあまり・・・・・
五木さん儲かるな…うらやましい