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かなえられない恋のために (幻冬舎文庫 や 4-1) 文庫 – 1997/6/1
山本 文雄
(著)
- 本の長さ190ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日1997/6/1
- ISBN-10487728480X
- ISBN-13978-4877284800
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登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (1997/6/1)
- 発売日 : 1997/6/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 190ページ
- ISBN-10 : 487728480X
- ISBN-13 : 978-4877284800
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,779,400位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 4,124位幻冬舎文庫
- - 23,922位近現代日本のエッセー・随筆
- - 74,297位評論・文学研究 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1962年神奈川県生まれ。OL生活を経て、人間関係の繊細なずれから生じる喪失、慈しみをテーマに作家活動を続け、現在に至る。『恋愛中毒』で第20回吉川英治文学新人賞を、『プラナリア』で第124回直木賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 再婚生活 私のうつ闘病日記 (ISBN-13: 978-4041970164)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年3月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ジョディーフォスターと松田聖子と山本文緒と私が1962年生まれです。柳沢慎吾まそうと今日知りました。しかし山本さんは逝ってしまいました。亡くなってから読みまくっています。彼女の20代の頃のエッセイです。人となりと信条がわかって嬉しかったです。
2003年5月5日に日本でレビュー済み
エッセー集、全体に楽しくて、しみじみしたり共感したり、思わず笑いをさそったり、著者の観察力の鋭さに茫然としてみたり、「はじめに」も「あとがき」の言葉もジーンと来た。
中でも「猫の古墳」。飼い猫のお墓を作るお話で、お墓を作る人にとっては何気ないことが著者によって語られているのだけれど、胸を打つ。とにかく飾りがない内容が印象に残る。
「書くしかないの」では、著者の作家としての自然な姿がほんの少し見えてくるようで、著者の作品を何冊か読んだことがあるので不思議な気分になった。”書くしかないの”という切迫そうな思いの声があの楽しくせつない感動をくれる作品群の裏にあったのか・・と感慨があった。
「あとがき」の言葉は特に好きです。こんなに「あとがき」が心に残った本はないです。このエッセーを通して読んだあとにじっくり読むことで感動が深まったと思います。著者の情熱が伝わってくるようで元気が出てきました。
中でも「猫の古墳」。飼い猫のお墓を作るお話で、お墓を作る人にとっては何気ないことが著者によって語られているのだけれど、胸を打つ。とにかく飾りがない内容が印象に残る。
「書くしかないの」では、著者の作家としての自然な姿がほんの少し見えてくるようで、著者の作品を何冊か読んだことがあるので不思議な気分になった。”書くしかないの”という切迫そうな思いの声があの楽しくせつない感動をくれる作品群の裏にあったのか・・と感慨があった。
「あとがき」の言葉は特に好きです。こんなに「あとがき」が心に残った本はないです。このエッセーを通して読んだあとにじっくり読むことで感動が深まったと思います。著者の情熱が伝わってくるようで元気が出てきました。
2011年10月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
18年前の作品で山本文緒の自然な姿がエッセイのなかで読み取れる。
決して社交的と言えない人なんだなあと思う反面とても個性的で
冷静に当時から女性の心理描写を探究してた感じがします。
ただ筆者はやはり小説家としての力量が素晴らしくエッセイよりも
小説が好きです。
決して社交的と言えない人なんだなあと思う反面とても個性的で
冷静に当時から女性の心理描写を探究してた感じがします。
ただ筆者はやはり小説家としての力量が素晴らしくエッセイよりも
小説が好きです。
2004年5月8日に日本でレビュー済み
山本文緒ワールドで潔いエッセイ!
共感もできるが、そんな風に考えていたったほうが
幸せに暮らせるなーなんて勉強にもなる。
小説はおもしろいが、エッセイは・・・という作家が多い中
喜んで読みたい作家さんです
共感もできるが、そんな風に考えていたったほうが
幸せに暮らせるなーなんて勉強にもなる。
小説はおもしろいが、エッセイは・・・という作家が多い中
喜んで読みたい作家さんです
2018年2月28日に日本でレビュー済み
山本文緒さんの小説が好きで、エッセイは初めて読みました。
なるほど、こういう人が直木賞の「プラナリア」やその他の小説を書いていたのか、と
山本さんの人となりをイメージするには役に立つ作品だと思います。
ただ、本作は初期の出版が1993年で、今回の2回目の文庫化も2009年のもので、
2018年の現在、男女の役割や恋愛の仕方、結婚観等々だいぶ変わってきているかと思います。
内容に共感できるところは多くはありませんでしたが、こういう価値観もあるよなあと気楽に読めてよかったです。
ただ、本作2話めの『やばい失恋』は、「わかる!」と膝を打ってしまいたくなるくらい、やばい恋をする女子に読んで欲しいと思えるほど、好きです。
なるほど、こういう人が直木賞の「プラナリア」やその他の小説を書いていたのか、と
山本さんの人となりをイメージするには役に立つ作品だと思います。
ただ、本作は初期の出版が1993年で、今回の2回目の文庫化も2009年のもので、
2018年の現在、男女の役割や恋愛の仕方、結婚観等々だいぶ変わってきているかと思います。
内容に共感できるところは多くはありませんでしたが、こういう価値観もあるよなあと気楽に読めてよかったです。
ただ、本作2話めの『やばい失恋』は、「わかる!」と膝を打ってしまいたくなるくらい、やばい恋をする女子に読んで欲しいと思えるほど、好きです。
2010年4月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
山本さんの小説は以前、何冊か読んだことがあり、テレビ放映や、DVD化されているものも中にはあったので、それを観たりしたこともあった。この作品は、エッセイで、今まで山本さんのエッセイというのは読んだことがなかったため、大変珍しく感じ、新鮮だった。本人は、「エッセイが苦手」なんて言っていたが、そんなことはない、大変楽しむことが出来た。これからもまた、楽しい作品を書いて欲しいと思う。
2005年5月14日に日本でレビュー済み
そこにいるのは一人のごく平凡な女性だった。私と同じようなことを考え、同じようなことを求める一人の女性。同世代の人間なのだという、連帯感のようなものを感じる。小説を読むだけでは分からなかった、「山本文緒」の別の一面を知ることができた作品だ。ただ、共感を得る部分が少ないのが残念だった。