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大河の一滴 (幻冬舎文庫) 文庫 – 1999/3/1

4.1 5つ星のうち4.1 2,463個の評価

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なんとか前向きに生きたいと思う。しかし、プラス思考はそう続かない。頑張ることにはもう疲れてしまった―。そういう人々へむけて、著者は静かに語ろうとする。「いまこそ、人生は苦しみと絶望の連続だと、あきらめることからはじめよう」「傷みや苦痛を敵視して闘うのはよそう。ブッダも親鸞も、究極のマイナス思考から出発したのだ」と。この一冊をひもとくことで、すべての読者の心に真の勇気と生きる希望がわいてくる感動の大ロングセラー、ついに文庫で登場。

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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 幻冬舎 (1999/3/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1999/3/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 328ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4877287043
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4877287047
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 2,463個の評価

著者について

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五木 寛之
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1932年、福岡県生まれ。66年『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、67年『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞、76年『青春の門・筑豊編』ほかで吉川英治文学賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 愛について (ISBN-13:978-4591117514)』が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

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これから生きる知恵は、必ず過去にある
4 星
これから生きる知恵は、必ず過去にある
友人が『大河の一滴』読んだことがある?と聞いてきたので、読んだことあるけど、もう20年近い前の本じゃない?どうしたの?と問うと、今売れているみたいだよと。家の本棚を探したら、以前ブックオフで買い求めた『大河の一滴』が出てきた。五木寛之氏は、スーパーベストセラー作家である。最近では『親鸞』を面白く読ませていただいて『歎異抄』や『百寺巡礼』も買い求めた。この著作は、氏の2回に及ぶ過去の自殺意思から、エッセーがはじまる。出版された当時は、あのベストセラー作家も、こんな過去があったんだなと、かなり衝撃的に受け止められたみたいだ。なぜ、出版からだいぶ経っているのに、今売れているのか?確かに近くの本屋を覗いてみると平積みされていた。コロナ感染によって、生活が一変してしまったからだろう。警察庁が毎月発表している自殺統計を見ると、今年7月から昨年を上回るペースで自殺者が増えている。10月に至っては、19年の40%増だった。自殺統計を見ると一般的には年末に向けて、自殺者が減る傾向がある。これは年始年末の休みが影響していると思うが、今年は、去年と比べて、夏以降の自殺者が、激増している。去年と今年の最大の変化係数を出したら、コロナ感染になることはわかるが、日本は、なぜか、コロナで亡くなる人より、コロナに関連して亡くなる人が2倍ほど多い。日本人ほど自身の精神的な拠り所を、真剣に考えていない人達はいないのではないかと思うことがある。その拠り所は、主体的に生きて、建設的に、自分で作り上げるものだが、少なくない人は、会社や立場、金や財産の多寡に、拠り所を求めている。必然的に、それらが何かのきっかけで、失われたら、慌てふためく。この著作も、何かにすがりつきたい人が、著者の考えに共鳴して、依存しに来ているだろうと思う。そうなら、本格的に浄土真宗へ帰依すればいいんだろうが、そんなことはしたくないんだろう。世界価値観調査だと日本人ほどミーハーな人達はいない。ブームがバンバン出現しても、ただ消費されて終わる。それは、知識も変わらない。今、役に立ちそうな知識を、必死で探しもとめる。自分で確立しようという意思は、ほぼない。まるで、リポビタンDを飲むのと同じじゃないか。他人の哲学をいくら知っても、自身の救済の根本治療にはならない。世界のどこかに、自分にとっての最高の場所もないし、最高の人もいないし、最高の本も教えもない。それらは、勇気を振り絞って、主体的な人生を歩み始めた時、真実がわかる。今の社会環境は、非常に過酷だと思う。この著作が出版されたのは98年で、その時はアジア通貨危機の金融危機により、日本では、山一証券、拓殖銀行、足利銀行、第一勧銀が破綻した。現在のコロナ感染は、その時とは比較にならない経済的不況を日本に及ぼすだろう。個人的には、別に大したことではないと思う。不安になる必要も、絶望する必要もない。日本の歴史や日本人の過去の生き方を見れば、そんなに慌てふためくことはない。世界の大地震の2割が日本で発生する、その事実に照らしても、これから生きる知恵は、必ず過去にある。そういった意味でも、五木寛之氏の著作は、非常に参考になると思う。
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上位レビュー、対象国: 日本

2024年5月20日に日本でレビュー済み
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若い時に単行本で購入していたのだが、長期間眠っていた。当時はあまり共感できなかったから積読になったのだろう。今回、時を経て文庫本で購入した。若い時には「自分が、自分が」と自分中心にいきり立っていたのが、人生経験を経たことで世の中が見えてきたのだろうか。なかでも印象に残るのが、「屈原の怒りと漁師の歌声」のエッセイである。大河の水の濁っていることを嘆くのではなく、少しでもできることをするしかないという時代の濁世に生きるものの生き方に共感できるようになった。
 全編に流れるのは、自分をちっぽけな、頼りない存在と考え、つつましく生きることを卑下してはいけないということだろう。仏教的な人間観が背景にあると思われるが、仏教の本を読まなければ著者の考えがわからないというものでもない。日本という風土の中で育ってきた小さなものにも共感するという日本的な人間像や人生観に自分を発見することができよう。
 人生に躓いたとき、病に襲われたとき、老いに不安になったとき、人はこの本を手に取り、自分の居場所を見つけ、生きる術を見出すだろう。全ての年代の人に手に取って読んでいただきたい本の一つだ。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年3月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
悩みがある時には、本当に気持ちが楽になる本。

でも、前向きに頑張ってる時は、
内容が悲観すぎて少ししんどくなるかも。

仏教的な考えで、
「全てのことに期待をしないこと(≒諦める)」
「そもそもこの世の中が地獄だと認識すること」
それが本当のプラス思考だというのがこの本の主張。

たしかに、楽になる(悩みが減る)考え方ではあるけど
若くして頑張りたい時には、
苦しみをしっかり苦しみとして味わって
まだまだ期待できる世の中だ
と信じる力が必要だと思う。

(どうせ、「自分の人生はどん底だから大丈夫」と考えてしまうのは、這い上がる力とは違うのかな?と)

歳を取った結果として、「期待しない」的な考えが
楽だということに気づくのはわかるけど、
エネルギッシュな若い人には、
活力を搾取されてしまうような受け取り方を
されかねないかも。

ある意味、この本を読んで
まだ自分は若いかもと思ってしまった。

まだまだ死も覚悟できていないし
今の時代を生きたいと思っている私には、
少し悲観的で、一日で読み切りたいとは思えない内容だった。
(悲観的な感情の負担が大きくて読み切れない)

でも、どうしても解決しない悩みがある時には、この考え方で
上手くマインドコントロールしたいなと思う。

全ての面において、この本の思考になる必要は無い。
様々な経験をされたおじいちゃんから話を聞いて、気持ちが楽になるみたいな本です。
19人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2024年3月23日に日本でレビュー済み
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やたらと長ったらしかったけど、本著の重要なメッセージは一言で言えば「人間は大河の一滴程度の儚いもの」「でも生きてるだけで価値がある」ということ。冗長的な内容が多くてとにかく疲れた。ページ数的には1/10くらいで表現できそう。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2024年5月15日に日本でレビュー済み
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奥深い。見城さんとそこまで繋がっているとは。
2020年10月10日に日本でレビュー済み
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著者は、
海への帰還する大河の一滴として人を捉え、
死や老いを含む前提があるものが人である、と述べ、
これら前提と向き合い、「生」を見つめることで、見えてくるもの、
また、それらを受け容れることで、
人という幅と深みを味わうこともできるのかもしれないと、
可謬の姿勢で、その「生」を捉えている。

絶望的でありながら同時に希望を感じさせる、
V E フランクルのアウシュビッツという環境での、
好奇心、ユーモア、小さな希望を一例として挙げている。

死に向かう際の、様々な生の味わいの様々なコントラストを挙げ、
また、資本主義の構造に危機を感じ、警鐘を鳴らしていた F A ハイエクや K ポパーと同様に、
現代の市場原理について違和感を感じながら、それを人と対比させているような印象であると、
個人的には感じた。

いくつか述べると、

1 死や老い、様々な感情と向き合い、生 ( 残っているもの ) を見つめる
・深いため息をついたり、深く泣いたりして本当に笑うことにつながることもある ( 絶望と悲泣、希望 )
・生きた活字と面授 ( 君看よ双眼の色 語らざれば憂い無きに似たり、実経験と事実が前提にある諸理論 )
・歯と舌のエピソード、語り継がれて来た方言
・自然界、自然法則に対する人の生命力、適応力
・野垂れ死にの覚悟と生のあじわい ( 死と生、寛容 )
・親鸞の出家とその弟子たちへの語りかけ ( 死と生、寛容 )
「自分を照らす希望の光の存在を、影が教えてくれるということもありうる」

2 人と市場原理の対比
・自殺という心の戦死者の実態、現実
・セルフコンパッションがささやかれている?
( この構造に生きづらさを感じている人が多いからであろうか )
・権力、支配、劣等感 ( 生存バイアス ) が暗黙という形で、この時代にも残っている
・なぜ死を隠すのか ( ビジネス的に利益を得るからであろうか )

と、何かを先送りしているような現代に警鐘を鳴らしいる。
人はそれぞれ違うニーズ、価値観、利害がある。
資本主義内で管理をすること自体、そもそも可能なのであろうかと、
疑問を持ってしまう。

本書では、そうした市場原理と一旦距離をおいて、
個人でできることとしていくつかの生に対する視座を提唱していながら、
それについて考察していく。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2023年11月4日に日本でレビュー済み
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いつからかは分からないですが、気づいたら『良い世界に生まれた自分なのに、何故こんなに苦しいんだろう』という思考で生きていました。
五木さんのおかげでこの思考を変えることが出来ました。少しだけ生きやすくなりました。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2022年1月12日に日本でレビュー済み
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人生じたばたしないことが大事ですね。所詮大河の一滴
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年11月22日に日本でレビュー済み
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孤独、将来不安。癒しや慰めにつながる真理が欲しい。
そんな折にコチラを知って
私訳 歎異抄(たんにしょう) (PHP文庫) と一緒に購入。一度読んでもよくわからなかったため二度読み直してみた。

のらりくらりとしたやや冗長な文体。「あれも、これも」を寛容によって認めようとする著者さんの姿勢が伝わってくる。あまりに複雑化すると汎用性が乏しくなるが、科学的・合理的解釈も、情緒的解釈も大切にしたいとする著者さんのバランスを反映しているのだろう。

しかし、人間を非常に大局的かつ客観的に論じている「人はみな大河の一滴」での主張と人間社会の中から論じている「ラジオ一夜物語」での主張に、一部ネジれがあるように感じられたのは私だけだろうか?さっき言ってたことと違ってないか?という違和感である。また、前者は主張が一貫しており整理されている印象がある一方、後者は前者と文体が異なっていることによる違和感の上に、後者自体の中でも主張がネジれているような印象があった。特に、一冊の本の中で前もって何の注釈も無しに文体が変わるなんて、一冊の本に込める情熱を欠いているように感じられてやや興醒めしてしまった。

部分部分では印象的な主張がもちろんあるのだけど、通してみると一貫性が無い。「人はみな大河の一滴」だけがその時の著者さんの主張で、「ラジオ一夜物語」はページ稼ぎの要素もあったのではないかとつい邪推さえしたくなる。内容の重複部分がそのままで、これは著者さんの嫌う経済合理性に抵触したり、心を尽くす姿勢に反したりはしないのだろうか?

なお、解説についても原田氏の解説は、難しくて私には解説にならなかった。「文庫本化にあたって」の中で著者さんが幻冬舎の見城さんにこの本に記載の内容を話したところ「是非本にして下さい」といわれて本書を記したとあった。なるほどと、少し納得できたのである。
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