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ゴーマニズム宣言 9 (幻冬舎文庫 こ 2-14) 文庫 – 2000/4/1
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- 本の長さ166ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2000/4/1
- ISBN-104877288600
- ISBN-13978-4877288600
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登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2000/4/1)
- 発売日 : 2000/4/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 166ページ
- ISBN-10 : 4877288600
- ISBN-13 : 978-4877288600
- Amazon 売れ筋ランキング: - 992,983位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
大学在学中の昭和50年に『ああ 勉強一直線』を投稿。
翌年、「週刊少年ジャンプ」(集英社)にてデビュー作『東大一直線』を連載開始、大ヒットとなる。
デビュー当時は福岡で執筆活動を行なっていたが、『東大一直線』の続編『東大快進撃』の連載終了後しばらくして上京。以降は東京都在住。
昭和61年、「月刊コロコロコミック」(小学館)にて連載された『おぼっちゃまくん』が大ヒット。昭和64年にはアニメ化もされ、第34回小学館漫画賞を受賞した。主人公が喋る「茶魔語」が子供たちの間で流行語となり社会現象となる。今でも根強い人気がありグッズ等の販売がされている。
平成4年、「SPA!」(扶桑社)にて、社会問題に斬り込む『ゴーマニズム宣言』を連載開始。すぐさま日本の思想状況を一変する大ヒットとなる。特に、同シリーズのスペシャル本として発表された『戦争論』『戦争論2』『戦争論3』(すべて幻冬舎)は言論界に衝撃を与え、大ベストセラーとなった。現在も「SAPIO」(小学館)にて『ゴーマニズム宣言』を鋭意連載中。
また新たな試みとして、ニコニコ動画「小林よしのりチャンネル」にて、Webマガジン『小林よしのりライジング』を毎週火曜日に配信中。同チャンネルでは、生放送や動画配信も行なっている。
[ 現在、連載中の作品 ]
●『ゴーマニズム宣言』…
月刊誌「SAPIO」(小学館)毎月10日発売
●『小林よしのりライジング』…
ニコニコ動画「小林よしのりチャンネル」
毎週火曜日配信
●「よしりんのHKT48レジェンド一直線」(HKT48メンバーとの対談)…
月刊誌『BUBKA』(白夜書房)毎月30日発売
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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巻末に薬害エイズ問題が採り上げられているが、内容はほぼオウム一色である。一部の知識人までがオウムを擁護していた時期に、これだけ正面からオウムを批判した勇気と意地は褒められて良い。"笑いを常に忘れない"と言う作者の基本姿勢からはやや外れているが、問題が問題だけに致し方無いだろう。何しろ、トッキー時浦の活躍が無ければ、作者はVXガスの犠牲になっていたかも知れないのだ。これだけ身体を張って主張を貫く漫画家は他にいないだろう。それなのに、SPA上でオウム擁護的記事を載せられては作者が怒るのもモットモである。マスコミの悪平等的体質が出ていると思う。薬害エイズ問題でも安部英医師に対する舌鋒は鋭い。プロとしての責任が持てない者に対する作者の怒りは共感が持てる。
本作には漫画の他にコラム記事が三つある。テリー伊藤氏との対談、切通理作氏の弁明(?)、作者の独白。テリー伊藤氏との対談は本音を語って面白い。切通理作氏の文は無責任発言の典型。無責任マスコミ・知識人の体質に繋がるものがある。
プロとしての心構えを身を持って示した勇気の書。
連載時期はオウム騒動ド真ん中の頃で、作者への暗殺計画が報道で明らかになったこともあり、オウム真理教の危険性を徹底して取り上げている。坂本弁護士失踪事件への取材を扱った作品を、オウムが名誉毀損であるとして訴えた裁判を漫画化しているのだが、後に法廷に持ち込んだ戦略をオウムが後悔していた事実が明らかになる。恫喝裁判で黙らせるつもりが裁判の中身まで事細かく漫画で実況中継されてしまったのだから、たまったものではなかろう。これが漫画、いや「ゴー宣」の強みというべきか。オウム騒乱の中で浮き彫りになったのは、知識人の無責任体質である。作者は空虚な言説を飛ばすだけの彼らに激しく怒り、それは後の超問題作 『戦争論』 の創作へとつながっていくのである。
それはそうでしょう。何しろ、小林さんはオウム真理教が暗殺計画を立てていた人物なのですから。
そして改めてこの時代を振り返って、オウム事件とはマスコミという存在抜きに成り立たない事件であったことが分かります。
オウムもマスコミを利用してイメージ作りを画策しますし、マスコミもこれに乗っかってゆきます。
今では信じられないことですが、オウムを持ち上げていた学者や文化人も大勢いたのです。
さらに、『ゴーマニズム宣言』を連載していた『SPA!』では、オウム擁護の記事を掲載して小林さんとの対立イメージを作り上げます。
要するに、オウム記事で持って紙面を作って売ろうという寸法なわけです。
小林さんにしてみれば、命を狙われているわけで、面白かろうはずがありません。
このようにオウムに対してマスコミはここでも商業主義的な姿勢を取り続けていたのです。
倫理や真実といったことよりも、売ることを最優先で考えることがインテリっぽいんでしょうかね。
いずれにしましてもこの時代のマスコミと文化人のとっ行動をよく覚えておく必要はあると思います。
当然のことながら、小林さんは『SPA!』と決別、『ゴーマニズム宣言』は一つの区切りを迎えました。
世相を反映させたノンフィクション・エッセイ的なコミックである『ゴーマニズム宣言』は、時代を振り返る時良いですね。
ただし、何度も書いていますが、文庫本サイズは小さすぎます。
もし見つかるようでしたら、サイズの大きいものを選んだほうが良いと思います。