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新ゴーマニズム宣言SPECIAL個と公論 単行本 – 2000/4/1
- 本の長さ402ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2000/4/1
- ISBN-104877289550
- ISBN-13978-4877289553
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2000/4/1)
- 発売日 : 2000/4/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 402ページ
- ISBN-10 : 4877289550
- ISBN-13 : 978-4877289553
- Amazon 売れ筋ランキング: - 957,720位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 880位日本論
- - 18,108位社会学概論
- - 131,258位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
大学在学中の昭和50年に『ああ 勉強一直線』を投稿。
翌年、「週刊少年ジャンプ」(集英社)にてデビュー作『東大一直線』を連載開始、大ヒットとなる。
デビュー当時は福岡で執筆活動を行なっていたが、『東大一直線』の続編『東大快進撃』の連載終了後しばらくして上京。以降は東京都在住。
昭和61年、「月刊コロコロコミック」(小学館)にて連載された『おぼっちゃまくん』が大ヒット。昭和64年にはアニメ化もされ、第34回小学館漫画賞を受賞した。主人公が喋る「茶魔語」が子供たちの間で流行語となり社会現象となる。今でも根強い人気がありグッズ等の販売がされている。
平成4年、「SPA!」(扶桑社)にて、社会問題に斬り込む『ゴーマニズム宣言』を連載開始。すぐさま日本の思想状況を一変する大ヒットとなる。特に、同シリーズのスペシャル本として発表された『戦争論』『戦争論2』『戦争論3』(すべて幻冬舎)は言論界に衝撃を与え、大ベストセラーとなった。現在も「SAPIO」(小学館)にて『ゴーマニズム宣言』を鋭意連載中。
また新たな試みとして、ニコニコ動画「小林よしのりチャンネル」にて、Webマガジン『小林よしのりライジング』を毎週火曜日に配信中。同チャンネルでは、生放送や動画配信も行なっている。
[ 現在、連載中の作品 ]
●『ゴーマニズム宣言』…
月刊誌「SAPIO」(小学館)毎月10日発売
●『小林よしのりライジング』…
ニコニコ動画「小林よしのりチャンネル」
毎週火曜日配信
●「よしりんのHKT48レジェンド一直線」(HKT48メンバーとの対談)…
月刊誌『BUBKA』(白夜書房)毎月30日発売
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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基本ゴー宣は嫌いじゃないです。
薬害エイズ編で小林よしのりが「プロ市民じゃなくプロになって社会に出ろ!」と叱咤激励したという
川田龍平氏も今や市民活動家ではなくれっきとした国会議員になってるんだなあとしみじみときの流れを感じました。
よしりんVS川田龍平議員の対談とかみてみたいです。
罵倒する者、作者の人格攻撃に血道をあげる者、皮肉で逃げる者、頓珍漢な批判を
企てる者など、何とかやり返さなければならないとばかりに、ああでもない、こう
でもないと騒ぎ立てる有象無象を、小林氏がインタビュー形式を用いて一刀両断。
それが笑える、笑える。知識人による必死の「戦争論」批判ですら、小林氏のネタの
材料に過ぎなかった構図は、ギャグ漫画家だった作者の生涯最高傑作ではあるまいか。
「戦争論」から早八年。風向きははっきりと変わった。「戦争論」を忌々しく思っている
勢力は、その影響力すら認めたくないのだろうが、少なくとも小林氏や2ちゃんねるの
ネタにしかならないような内容空疎な言説が、知識人様の権威で通用するような
時代は完全に終焉を迎えた。知識だけの"痴識人"はもういらない。
そのいきさつはゴー宣「戦争論」SP①を読み、今までの固定観念を覆す衝撃的な内容の中で、特に氏の仰るところの「個と公」についてより深く知りたくなり、題名からしてそうであろうとの期待をもっての選択でした。
前半は氏に批判的な評論家の言葉を取り上げては論破する流れに、自分の中にも知らずにある固定観念を指摘されているようで、なるほどと思える部分もありました。
様々な評論家の意見を指摘し、いづれ後半または終盤で本題である「個と公」について氏の訴えがあるのでは、という期待を抱きつつ、延々続く一方的な論破の流れを我慢と忍耐で読み進めて行きましたが、そのまま終わってしまいました(-"-)
かつての世界は帝国主義で、戦争もやむなし、むしろ国民総軍国主義的な勢いの時代、庶民は「公」への想いや人情や協力という意識が強く、日本独特の誇り高き強い意識を持っていたが、GHQ洗脳によりアメリカの傘の下で「個」ばかりを優先するようになった結果、現代日本では我欲に翻弄され路頭に迷う人が激増したこの状況を、どげんかせんとイカン!と感じているからこその氏の「戦争論」だと感じました。
じゃ、どげんすれば?
と思いこの本をチョイスしたのですが・・・・・・・・・・誠に残念ながらこれは期待ハズレでした(-"-)゛
氏は日本に対する外国の誤解は直接外国に訴えるべきで、外国の誤解を日本人は日本人を責めて議論しているのはオカシイ的な考えがあるようですが(違うかな?)この本も結局は、日本人同士のバッシング合戦で終始しているではないですか!これも残念。
「この人、本当に視野が狭くて思い込みが激しくて、
主張がコロコロ変わって信頼のおけない人やな」
と思わずにおれません。
自社「よしりん企画」のスタッフに
司馬遼太郎作品を読ませて、自分じゃろくすっぽ
司馬作品を読みもしないで司馬さんを
「敗戦直前に満州から帰ってこれて運の良かった人やね」とか
嘲るようなこと書いてますけど、
あの悲惨な戦争を実体験してない世代(私もそうですが)
が学徒動員令で青春を奪われた人に向かって
こういう言葉を投げつけますか?
それって人としてどうよ?とまで思いますね。
台湾論や李登輝学校あたりまでは、
面白く読んでいましたが、
今は、彼の新作を書店や図書館で手に取るのも苦痛です。
図書館に久しぶりに出かけ、本棚を物色していたらこの本に出合いました。とくに借りてまで読む気はなかったけれども、せっかくだし偶然出会ったのも縁とおもい、借りてきて読み始めました。
以前からよしのり氏にはどうも、精神主義的な印象が強く、また正義感も強いという感じを持っていましたが、この本ではその点がはっきり表れていたようです。
それと、かなり自説に自信がありすぎのようにも思います。
はじめのほうに、故小渕総理が国民に問うというかたちで、個と公について意見を伺いたいという記事が新聞に載ったということですが、よしのり氏は「国の総理ともあろうものが個と公の違いも知らない」と、こき下ろしています。
この時点でわたしは、よしのり氏の限界を感じました。
また、教授の加藤典洋氏は「公とは、私、私、私の総和」とし、大江健三郎氏も「僕らのよりどころはやはり「私」です、「私」から出発する」と述べていますが、ここでもよしのり氏は、「社会があり、社会のルールがあり、家族のルールがあったからこそ「私」が誕生した」と反論しています。
よしのり氏にとっては、社会や家族のルールが「公」なわけです。ここに、おじいさんの世代の「公」が大義として現れるとき、あの戦争はそれほど悪いものではなかったという持論が出てくる。
戦争、特にこの国の戦争を語るとき、「公」のモンダイは大きい。
「公」とは何か?
私は、どう考えてもあらかじめ環境として用意されてる「公」はその時の条件にすぎないと考えます。
本当の「公」とは、小渕総理のように、我々全員がつねに考え続けるべき問題であろうと思う。