自虐史観かつ、キリスト教万歳、朝鮮マンセーな本。とても日本人が書いたと思えない。
星1つどころかマイナスを付けたい。
「朝河貫一」は最後の侍とあるが、どの行為が侍といえるのか?言葉だけで、内容がない。アメリカ大統領に訴えて戦争回避の為に新書を日本の天皇に送る運動まで繰り広げたとあるが、日本からすれば日本は戦争回避の為に手を尽くしたが、戦争をしたい(日本を侵略したい)アメリカはハルノートを突きつけて日本が真珠湾を攻撃させるように仕向けたというのが歴史上の事実だ。戦争開始という意味ではアメリカは中国を使い日本に手をだしていたので、真珠湾攻撃以前、既に戦争状態にあった。第一、真珠湾攻撃を知っていたのに、不意打ちを食らったように見せかけている事も周知の事実である。本には「それらの書簡や評論を紹介できないのが残念ですが」とある。なぜ、紹介できないのに本にしているのだろう?
「杉原千畝」は有名な話であるが、これも日本は悪で、彼は良い人だったという理論に基づいて書かれている。千畝が戦後、免官されたことについて「草川委員が名誉回復と謝罪と顕彰について外務大臣の見解を求めた回答について、訓令違反が落ち度ではなく、人員整理であると確認されたが、杉原が極めて優秀な第1級の外交官だった事を考えるとオカシイ」とある。まず、杉原はユダヤ難民を救うため、ビザを個人的な裁量をもって発行して、そのために戦後、外交官を追われたとされているが、ウソであることが、外務省の公電が残っている。そして杉原だけがビザを発行したわけでなく、ヨーロッパにあった日本大使館・領事館も多くのユダヤ人にビザを出していた。東條指示のもと、日本ではユダヤ人に門を開いていたから当たり前である。杉原は優秀な外交官とあるが、外務省に下級の通訳官として入省した。通訳官は「属官」で下積みのノンキャリアで、カウナス、チェコスロバキア、プラハ、ルーマニア、ブカレストを得てルーマニア行使館の勤務中に三等書記官に昇進して、晴れて外交官になれた人。そして、ユダヤ人ビザ発給後、勲五等瑞宝章を受けている。それがビザ発給が問題になっていなかった証。杉原の解雇はアメリカ占領の元、外交権を否定されて外交機能がなくなり、外務省が縮小された人員整理によるもの。ユダヤ人のゴールデンブックには杉原ではなく、樋口と安江が載っている(「ユダヤ製国家日本」参照)。
「鈴木大拙」の「世界の潮流れを知るためにはキリスト教を学べ」というのはいいけど、戦後キリスト教が伸びていくのは見たときそれを歓迎したとある。この感覚も日本人には理解しがたい。
「新渡戸稲造」は「武士道をキリスト教徒として、その信仰に立って書きました。」とか「稲造が武士道を執筆したホテルは日本の真珠湾攻撃によって海軍大学院へと変わっていた」とかと、コレを書かなくても良いのではないかと思える。さりげなくキリスト教と日本悪意識を入れている。
「織田樽次」は「朝鮮人に対して非常な厳粛さを感じた」とか、「浅川巧」は「本当に朝鮮を愛し、朝鮮人を愛した人」「壷や興下品の持ち味を知り、その文化と意匠を学び取った」「日本の茶人が驚喜した程美しい茶碗も、朝鮮人不断使いの茶碗の中から選択され、名工さえもその前に自らの力不足を嘆息した程の優れた茶入れも源を質せば当時ありふれた薬味入れから抜擢されたもの」など、朝鮮賛美が続く。
南極観測の事業成功者の「西堀栄三郎」は朝鮮と関係ないかと思いきや、「韓半島の付け根の白頭山でマイナス42度の寒さを経験した。と、さりげなく韓国を入れ、平成23年のテレビ番組同様に韓流ごり押しが続く。
「白井成一」も始めに「韓国の伝統建築や焼き物に究極の造形美を見出す」とある通り、韓国賛美でまとめられている。「精神生活と物質生活の調和した建築空間や生活用品を求めてきた末に出会ったのが韓国の伝統建築や焼き物で、そこで初めて人間の魂を救い出すような究極の造形美を発見。その証が「白磁の壷」や「東洋のパルテノン」」「八方破れ、つまり無防備の構えほど強いものはないと、言葉ではいえるが、芸実にしても民族にしても、果たしてこのことを現実に実証しえたものがかつてあっただろうか」・・・。
「新島襄」では「真珠湾が攻撃され、日本が敵国になったときでもアマーストの人達は、この額を引き下ろそうとはしなかった。戦後、アマースト大学を訪問した同志社の教師や交友はこの話を聞いて感激し、自分達の新島がアマーストでいかに大切にあつかわれているかを土産話としている。一方日本では新島の写真が飾られていたが、戦争末期には賛美歌は歌われず、聖書も読まれず、新島の写真も引きおろされ、代わりに日の丸が上げられた。」とあるが、私には日本人の白状さ・国家主義が浮き彫りになっていて、日本人は偉大だの題名にはシックリこない。また「絶え間なく発展する米国の文明の根が教育にあることに確信を抱いていた」とあるが、当時の日本こそ、認識率世界一で、教育水準が世界のトップだった。だから明治維新を成功させれたし、開国して間もなく日露戦争で勝つことができた。
他にも望月カズも朝鮮に関わる人。世界に誇る20人と言いながら、なぜ朝鮮と関わった人ばかりなのだろうか?また、その内容と題名は似つかないもの(書き方)をされている。
この本は純粋な日本人が書いたとは思えないし、歴史認識にも欠けている。
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日本人は偉大だ 単行本(ソフトカバー) – 2009/4/16
増子 岳寿
(著)
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購入オプションとあわせ買い
- 本の長さ246ページ
- 言語日本語
- 出版社コスモトゥーワン
- 発売日2009/4/16
- ISBN-10487795158X
- ISBN-13978-4877951580
登録情報
- 出版社 : コスモトゥーワン (2009/4/16)
- 発売日 : 2009/4/16
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 246ページ
- ISBN-10 : 487795158X
- ISBN-13 : 978-4877951580
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,938,071位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 206,817位ノンフィクション (本)
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上位レビュー、対象国: 日本
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2009年4月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今まで知ることがなかった人物について、また名前だけは知っている人について今回この書籍を読んでみて、良く知ることができました。巻末に書かれている参考文献でさらに興味の湧いた人物について掘り下げてみようと思っています。
私が感じた一番の優れたところは、著者の気持ちがうまく文面に盛り込まれているところです。著者は本当に取り上げた人物について取材し、感銘をうけたのだなあと私は実感しました。今まではちょっと違う偉人です。一読をおすすめします。
私が感じた一番の優れたところは、著者の気持ちがうまく文面に盛り込まれているところです。著者は本当に取り上げた人物について取材し、感銘をうけたのだなあと私は実感しました。今まではちょっと違う偉人です。一読をおすすめします。