アラーキー氏の奥様ということで、ふっと目に留まり読んでみました。
陽子さんの一番すごいところは、世の中的な判断基準でなく自分の価値基準で何事も決めていたこと。
でもやたらに力が入っているわけでもなくすごく自然体で、でも流されたりしない。
だからどこにいてもこんな二人は楽しいし、もちろん旅行に行っても大はしゃぎ。
一番忘れられないのが、陽子さんはアラーキー氏の撮った女性の写真を見て、
その方と至ったのか至らず撮っただけなのかわかってしまうところ。
昔の私ならそんなアラーキー氏と結婚している陽子さんを信じられないと思っただろうけれど、
大人になった今では同じ女性としてそんな陽子さんを尊敬します。
たとえ他の女性とそんな時間を過ごして帰ってきたとしても、
陽子さんはアラーキー氏の最愛の人であることは変わらないことを陽子さん自身もよくわかっていたからだろうし、
あとは女性が大好きなおちゃめなアラーキー氏まるごと陽子さんは愛していたのではないのか?となぜか素直に思えました。
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愛情生活 単行本 – 1997/9/1
荒木 陽子
(著)
- 本の長さ313ページ
- 言語日本語
- 出版社作品社
- 発売日1997/9/1
- ISBN-104878932821
- ISBN-13978-4878932823
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
一人の男の出現によって、季節がはっきりと区切られてゆくのを、秘かに心の中に感じていた。私が20歳、彼は27歳。冬の終わりの頃だった。アラーキーの亡き愛妻がつづった愛と日常をめぐる珠玉のエッセイ集を増補し再刊。
登録情報
- 出版社 : 作品社 (1997/9/1)
- 発売日 : 1997/9/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 313ページ
- ISBN-10 : 4878932821
- ISBN-13 : 978-4878932823
- Amazon 売れ筋ランキング: - 304,606位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 5,254位近現代日本のエッセー・随筆
- - 32,533位ビジネス・経済 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
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2017年12月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ぬくい温度が伝わってくるような、あたたかい一冊。
でもときどきドキッとするような刺激的なところもあり。
こんな夫婦になれたらいいなぁ。
でもときどきドキッとするような刺激的なところもあり。
こんな夫婦になれたらいいなぁ。
2019年2月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
写真がもっと多くて文章もアラーキー調を期待していましたが、写真はパラパラで文章はエッセー風ののんびり調で、読者によっては飽きるでしょう。
2004年4月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あのアラーキーをして、私の人生はヨーコとの出会いからはじまったと言わしめる、今は亡き奥様ヨーコさんがアラーキーとの生活を書いたものです。ヨーコさんの極上に魅力的な女性に憧れます。さすが、アラーキーに惚れさせただけある素敵な女性です。そんなヨーコさんが垣間見れる逸品です。
2014年4月8日に日本でレビュー済み
20代の頃のバイブルでした。高樹のぶ子の繊細な官能小説を地でいくような、しかも不倫相手ではなく、夫という大手をふって没入できる相手と、女の贅を味わい尽くした、痛快な一生。若くして潔く散るように亡くなった最期もまた(今の自分と同じ年頃)、「荒木陽子という生き方」の伝説的価値を高めています。
初めてこの本を読んでから数年後、彼女と夫が旅した柳川の地を訪れてみました。本の印象とともに、自然と街並み、人情と食べ物、全てが心に深く残る思い出となりました。
初めてこの本を読んでから数年後、彼女と夫が旅した柳川の地を訪れてみました。本の印象とともに、自然と街並み、人情と食べ物、全てが心に深く残る思い出となりました。
2012年2月15日に日本でレビュー済み
大好きな本です。何度も手にとっている。けど、案外読み飛ばすところもいつも同じだったりするのですが、今回は隅々までじっくりと。
まったく作り込まれた部分のない飾らない文章なのに、みずみずしい感性が溢れています。もちろん、タイトルどおりの愛情も。
陽子さん、亡くなったの今の私と同い年だったんだな。
はるかに大人の女性って感じなのに。
このなかの、「あと5年?」っていうエッセイ意味深です。
多分、陽子さんが36歳のときの話。
まったく作り込まれた部分のない飾らない文章なのに、みずみずしい感性が溢れています。もちろん、タイトルどおりの愛情も。
陽子さん、亡くなったの今の私と同い年だったんだな。
はるかに大人の女性って感じなのに。
このなかの、「あと5年?」っていうエッセイ意味深です。
多分、陽子さんが36歳のときの話。
2005年5月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
エッセイとしては、アラーキーの妻であることを差し置いても
すごく素直で素敵な文章を書く方で、
相手がアラーキーではないとしても
時に笑ってしまうエピソード満載の楽しい内容になっている。
でも、アラーキーの妻であることを差し置くとか、
相手がアラーキーではないとしてもということを考えることは
当たり前だけれど意味がない。
陽子さんと彼は切っても切り離せなくて、
天才写真家の夫あっての彼女でしょ、と言ってしまえば
彼女あっての天才写真家アラーキーでしょ、ということになる。
こんな夫婦って素敵だなぁ、と思いました。
すごく素直で素敵な文章を書く方で、
相手がアラーキーではないとしても
時に笑ってしまうエピソード満載の楽しい内容になっている。
でも、アラーキーの妻であることを差し置くとか、
相手がアラーキーではないとしてもということを考えることは
当たり前だけれど意味がない。
陽子さんと彼は切っても切り離せなくて、
天才写真家の夫あっての彼女でしょ、と言ってしまえば
彼女あっての天才写真家アラーキーでしょ、ということになる。
こんな夫婦って素敵だなぁ、と思いました。
2005年9月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
荒木陽子さんが書いた文章は書かれている内容
特に食べ物飲み物について、たいへんおいしそうに
書かれている。
それがスゴイと思う
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それがスゴイと思う