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論理学: 哲学の集大成・要綱第1部 (哲学の集大成・要綱 第 1部) 単行本 – 2002/3/1
- 本の長さ446ページ
- 言語日本語
- 出版社作品社
- 発売日2002/3/1
- ISBN-104878934611
- ISBN-13978-4878934612
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
「体系を欠いた哲学は学問の名に値しない」とするヘーゲル哲学の金字塔。スピノザ的実体論とカントの反省的立場を否定的に統一し、万物創造の摂理としての永遠の本質を明らかにする哲学の百科全書。長谷川宏による画期的新訳。
登録情報
- 出版社 : 作品社 (2002/3/1)
- 発売日 : 2002/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 446ページ
- ISBN-10 : 4878934611
- ISBN-13 : 978-4878934612
- Amazon 売れ筋ランキング: - 871,757位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 526位論理学・現象学
- - 745位ドイツ・オーストリアの思想
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年10月10日に日本でレビュー済み
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この本の翻訳者は、ヘーゲルの著作を数多く訳している長谷川宏さんである。この本の翻訳としては他に岩波全集版と岩波文庫版があり、いずれも評価が高い。一方で、長谷川訳は酷評されがちである。特に一語一語にこだわりの強い研究者は長谷川さんや中山元さんのような在野の研究者に厳しい傾向にあるが(専門家としてこだわるのは当然だが)、いささか不公平に感じる。長谷川さんはヘーゲルの実際の講義の記録に基づいた翻訳を重視しており(もともとヘーゲルの著作は講義を受けることを前提に書かれたものが多い)、晦渋さで知られるヘーゲルのイメージを解体しようと努めている翻訳者である。おかげで私のような一般の学生でも馴染みやすい文体となっている。本人も予め従来の哲学用語は採用しないと説明しているが、アカデミズムの人間からするとその点が翻訳の不正確さとして許せないのであろう。しかし、ヘーゲルの思想を広く共有し議論を活発化させることを考えれば、長谷川さんの試みを非常に重要である。言葉は時代の産物であり、哲学も時代に合わせて翻訳を変える勇気が必要だ。もともと難解な哲学用語も、原語では日常的な意味の組み合わせで使われていたものが多い。研究者の引用の多さでその翻訳の優劣を測るのは、アカデミズムの傲慢であり、現代にとっても有意義なヘーゲルの思想を生活世界から締め出して専門家の私有物にする愚行である。そもそも専門の研究者なら、翻訳の文句をいう前に自分の責任において原書から引用・翻訳すべきだろう。
2007年4月6日に日本でレビュー済み
あ、そんなに深く考えなくてもヘーゲルの小論理学ですよ。でも、長谷川さん、ご苦労様です。このまま大論理学もやってください!読みやすさでは第一です。意味的にも外してないと思うんですが、いかがなんでしょうか?
2014年6月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者によるヘーゲル新訳について共通して感じることですが、おそらく日本の西洋哲学教育や研究の場において共有されてきた専門用語をも、あえて、「口語訳」してヘーゲルを近づきやすいものにしています。ただし、それによって、失われたものも大きい。あたかも気の抜けたビールのような感じで、西洋の近代哲学自身がアポリアとして抱えていた<主ー客>問題を中心とした緊張感ある問題意識と、それに対するヘーゲルなりの解を理解しないで素通りしてしまいそうになります。教養としてヘーゲルを読んでおきたい方には十分かも知れませんが、哲学(史)についての問題意識をもっておられる読者には入門書としてのみ有益と思われる。