写真で細やかな部分が分かりやすく、文章は具体的に説明してあり、初心者には嬉しい内容でした!
染める楽しさを教えてもらえた本です!
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よしおか工房に学ぶ はじめての植物染め 大型本 – 2011/7/1
ダブルポイント 詳細
「染司よしおか工房」は、京都において、江戸時代末期から続く染色工房です。
本書は、これまで染色にまったくふれたことのない若い人たちの、「植物染め」に挑戦したいという情熱に導かれて完成しました。京都で200年以上続く染屋「染司よしおか」の工房にて1年間にわたって伝統の技を学んでいただき、これから植物染めをしたいという人にむけて、染色の工程を写真で詳しく解説。
よしおか工房では、色は植物染料により、布は手仕事によって織られたものを用いています。古代から人々が日常的に営んできた、草木花から色を汲み出し、美しい染織品を生み出すという伝統の技を、現代に甦らせることを目指しています。
このような伝統技法は、古い寺社の行事にも役立てられており、毎年、東大寺お水取り(修二会)の椿の造り花の紅花和紙、薬師寺花会式の造り花の紫根染和紙、石清水八幡宮放生会の「花神撰」を、植物染で奉納し、ほかには春日大社、伊勢神宮、宝塚清澄荒神のおりに奉納される伎楽装束の製作もよしおか工房があたっています。
地下100メートルから汲み上げられる清らかな水と、時間にとらわれることなく、丁寧に自然と向き合う手にささえられた工房では、ゆったりと静かな毎日が今も繰り返されています。
工房でおこなう植物染めは高度な技術が必要とされるものもありますが、本書で紹介するように基本をしっかり学び、ワンステップずつこなしていけばどなたでもできるものです。お子様と一緒にできる簡単な摺り染め (すりぞめ) から、「染司よしおか」ならではの本格的染色技法まで丁寧に解説しました。
この本が長い歴史の流れのなかで日本人が育んできた伝統的な美しい色彩を読者のみなさまの手で再現し、長く伝えていただく一助となれば幸いです。
【内容】
はじめに
植物染めの基本と約束事
使用する道具
布えらび
身近な染料で染めてみる
・タマネギの皮
・ドングリ
・紅茶
・栗のイガ
・コーヒー
・ヨモギでグラデーション染め
「日本人の色彩感覚」(吉岡幸雄)
ワンランク上の染料を使う
・刈安
・矢車
・ヤマモモ
・コチニール
・蘇芳
・茜
・紅花
藍を育てる
藍畑を訪ねて
・蓼藍生葉
「昔の染色・いまの染色」(吉岡幸雄)
文様の技を学ぶ
・矢車で摺り染め
・蓼藍生葉で摺り染めと型染め
・生クルミで型摺り
・黄蘗で型摺り
・柿渋で型染め
・生柿渋で引き染め
藍を建てる
絞り染めとは
・蓼藍で絞り染め・鎧段絞り
・蓼藍で絞り染め・小帽子絞り
・蓼藍で筒描
色をかさねる工夫
・コチニールで媒染剤を変えて
・ヤマモモと茜
・蓼藍とヤマモモで板締め
おわりに
染司よしおか工房
染司よしおか京都店
染料店紹介
本書は、これまで染色にまったくふれたことのない若い人たちの、「植物染め」に挑戦したいという情熱に導かれて完成しました。京都で200年以上続く染屋「染司よしおか」の工房にて1年間にわたって伝統の技を学んでいただき、これから植物染めをしたいという人にむけて、染色の工程を写真で詳しく解説。
よしおか工房では、色は植物染料により、布は手仕事によって織られたものを用いています。古代から人々が日常的に営んできた、草木花から色を汲み出し、美しい染織品を生み出すという伝統の技を、現代に甦らせることを目指しています。
このような伝統技法は、古い寺社の行事にも役立てられており、毎年、東大寺お水取り(修二会)の椿の造り花の紅花和紙、薬師寺花会式の造り花の紫根染和紙、石清水八幡宮放生会の「花神撰」を、植物染で奉納し、ほかには春日大社、伊勢神宮、宝塚清澄荒神のおりに奉納される伎楽装束の製作もよしおか工房があたっています。
地下100メートルから汲み上げられる清らかな水と、時間にとらわれることなく、丁寧に自然と向き合う手にささえられた工房では、ゆったりと静かな毎日が今も繰り返されています。
工房でおこなう植物染めは高度な技術が必要とされるものもありますが、本書で紹介するように基本をしっかり学び、ワンステップずつこなしていけばどなたでもできるものです。お子様と一緒にできる簡単な摺り染め (すりぞめ) から、「染司よしおか」ならではの本格的染色技法まで丁寧に解説しました。
この本が長い歴史の流れのなかで日本人が育んできた伝統的な美しい色彩を読者のみなさまの手で再現し、長く伝えていただく一助となれば幸いです。
【内容】
はじめに
植物染めの基本と約束事
使用する道具
布えらび
身近な染料で染めてみる
・タマネギの皮
・ドングリ
・紅茶
・栗のイガ
・コーヒー
・ヨモギでグラデーション染め
「日本人の色彩感覚」(吉岡幸雄)
ワンランク上の染料を使う
・刈安
・矢車
・ヤマモモ
・コチニール
・蘇芳
・茜
・紅花
藍を育てる
藍畑を訪ねて
・蓼藍生葉
「昔の染色・いまの染色」(吉岡幸雄)
文様の技を学ぶ
・矢車で摺り染め
・蓼藍生葉で摺り染めと型染め
・生クルミで型摺り
・黄蘗で型摺り
・柿渋で型染め
・生柿渋で引き染め
藍を建てる
絞り染めとは
・蓼藍で絞り染め・鎧段絞り
・蓼藍で絞り染め・小帽子絞り
・蓼藍で筒描
色をかさねる工夫
・コチニールで媒染剤を変えて
・ヤマモモと茜
・蓼藍とヤマモモで板締め
おわりに
染司よしおか工房
染司よしおか京都店
染料店紹介
- 本の長さ96ページ
- 言語日本語
- 出版社紫紅社
- 発売日2011/7/1
- 寸法0.8 x 18 x 26 cm
- ISBN-104879406023
- ISBN-13978-4879406026
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商品の説明
出版社からのコメント
今回、染色を学んだ「よしおか工房」は、京都において、江戸時代末期から続く染色工房です。
よしおか工房では、色は植物染料により、布は手仕事によって織られたものを用いています。古代から人々が日常的に営んできた、草木花から色を汲み出し、美しい染織品を生み出すという伝統の技を、現代に甦らせることを目指しています。
このような伝統技法は、古い寺社の行事にも役立てられており、毎年、東大寺お水取り(修二会)の椿の造り花の紅花和紙、薬師寺花会式の造り花の紫根染和紙、石清水八幡宮放生会の「花神撰」を、植物染で奉納し、ほかには春日大社、伊勢神宮、宝塚清澄荒神のおりに奉納される伎楽装束の製作もよしおか工房があたっています。
地下100メートルから汲み上げられる清らかな水と、時間にとらわれることなく、丁寧に自然と向き合う手にささえられた工房では、ゆったりと静かな毎日が今も繰り返されています。
よしおか工房では、色は植物染料により、布は手仕事によって織られたものを用いています。古代から人々が日常的に営んできた、草木花から色を汲み出し、美しい染織品を生み出すという伝統の技を、現代に甦らせることを目指しています。
このような伝統技法は、古い寺社の行事にも役立てられており、毎年、東大寺お水取り(修二会)の椿の造り花の紅花和紙、薬師寺花会式の造り花の紫根染和紙、石清水八幡宮放生会の「花神撰」を、植物染で奉納し、ほかには春日大社、伊勢神宮、宝塚清澄荒神のおりに奉納される伎楽装束の製作もよしおか工房があたっています。
地下100メートルから汲み上げられる清らかな水と、時間にとらわれることなく、丁寧に自然と向き合う手にささえられた工房では、ゆったりと静かな毎日が今も繰り返されています。
著者について
吉岡 幸雄
1946年京都生まれ。1971年、早稲田大学第一文学部卒業後、美術図書出版の紫紅社を設立。1988年生家「染司よしおか」五代目当主を継ぐ。
2010年、第58回菊池寛賞受賞。
主な著書に『日本の色辞典』『源氏物語の色辞典』など。
1946年京都生まれ。1971年、早稲田大学第一文学部卒業後、美術図書出版の紫紅社を設立。1988年生家「染司よしおか」五代目当主を継ぐ。
2010年、第58回菊池寛賞受賞。
主な著書に『日本の色辞典』『源氏物語の色辞典』など。
登録情報
- 出版社 : 紫紅社 (2011/7/1)
- 発売日 : 2011/7/1
- 言語 : 日本語
- 大型本 : 96ページ
- ISBN-10 : 4879406023
- ISBN-13 : 978-4879406026
- 寸法 : 0.8 x 18 x 26 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 458,406位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,235位工芸・クラフト (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
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2020年6月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2019年1月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
草木染めで鮮やかな緑色に染める方法が大変参考になりました!
2016年4月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
図書館で染色関係の本を何冊もチェックしており、内容が良かったので欲しくなりました。
2019年11月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
興味があり買いました
2015年3月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
植物とイイお友達になれそうです。
草木の持つ隠されたパワーを充分に引き出す手引き入門書として頼りになります。
草木の持つ隠されたパワーを充分に引き出す手引き入門書として頼りになります。
2015年3月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
分かりやすく、もっといろいろやってみたいと
挑戦させてくれる内容です
挑戦させてくれる内容です
2013年1月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
草木染めとの言葉ではヒットしない
そんな植物染め。
丁寧に日本の文化を感じる「染め」の
本でした。
植物の単色から調合していろを引き出す・・・
色を作る・・・
植物を育てる楽しみが何倍にも膨らみます。
そんな植物染め。
丁寧に日本の文化を感じる「染め」の
本でした。
植物の単色から調合していろを引き出す・・・
色を作る・・・
植物を育てる楽しみが何倍にも膨らみます。
2017年9月6日に日本でレビュー済み
草木染めに憧れるための本としてはオススメです。でも草木染めにすでにはまっていて、実践する方を優先したい人たちは、もっと別な専門書を当たった方がよいと思います。吉岡工房はブランドなので、草木染めのおしゃれ感、センスアップされた雰囲気とか、そういうのを味わうのにとってもよいですが、情報が少ない、というか、これで本当にこの色でるんですか?って言いたくなるところはあります。例えば、何回媒染してこの色になったのか、っていうのがわかりにくい。それから、家庭にあるものを使うと、できなくはないですが、こんなに綺麗には染まらないと思うので、そこに隠されたプロの技が絶対あるはずですが、その技までは書かれていないので、だいたいこんな感じにやれば、それっぽく染まるでしょうみたいなガイドとしての本と捉えればよいと思います。
他の国からのトップレビュー
Amazon Customer
5つ星のうち5.0
An excellent book from a world-renowned expert.
2020年9月2日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
An excellent book. Well-written and with pictures to illustrate steps and outcomes. Even if you don’t read the Japanese language there are many apps that will translate and this book is worth the time and energy to learn from this venerated expert in natural dyeing. The seller, by the way, was also very proactive in communicating and responded in a timely manner when needed.