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東北を歩く: 小さな村の希望を旅する 単行本 – 2008/8/1

5.0 5つ星のうち5.0 5個の評価

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東北を歩く: 小さな村の希望を旅する
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新宿書房 (2008/8/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/8/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 324ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4880083909
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4880083902
  • カスタマーレビュー:
    5.0 5つ星のうち5.0 5個の評価

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結城 登美雄
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上位レビュー、対象国: 日本

2013年12月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本当に今の日本人が考えさせられるようなシンプルでありながら深いメッセージ性が
込められている。
著者である結城氏の情感ある描写に、読者としても感銘を受けた。
世間的に、経済至上主義のような考え方がはびこっている現在において、
私たちがどこかで失ってきたものが何だったのかを考えさせられる内容である。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年5月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この国の総理大臣は、ことの顛末が明らかになっても、健康問題には任命責任がないと白を切り、それが通用しないとわかると翌日、<あっさり>撤回する。景気対策だと、エコカー、エコ電化製品購入、ETC休日1000円などと、本当に困窮している国民を愚弄し続ける。そういう政府の50年を超える政治によって、日本の農村、漁村、日本人の心は破壊されてしまった。しかし、しかしである。日本には、それにもめげず、黙々と田畑を耕し、漁業に励む本物の人間といえる人々がいる。この書は、それらを静かに、しかし切々とレポートし、私たちの心を打つ。今こそ、私たちは、もう騙されてはいけない。この書にある年とった農夫や漁師たちの側に立とうではないか。心ある日本人全員の必読の書である。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年9月11日に日本でレビュー済み
食の安全性とか食料自給率の確保とか、
毎日ニュースで聞いて心を暗くするくせに、
大半の日本人は実際に食を作り国を支える農漁村の現状には
関心を持とうとしない(私も含め)。

著者は数年にわたり東北の農漁村を歩き、
その現実の姿を静かな口調で伝えている。
大言壮語した警世の書でもなければ、
無理に明るく希望を語ろうともしない。
しかし、農漁業を支える人の大半が高齢者であり、
行政の無理解と大企業のエゴという逆風にあいながら
今や風前の灯で何とか維持されているということを
ありありと伝えている。

エコだなんだと大上段に語る前に、
目の前にある危機に眼を向けなれければ、
と深く考えさせられる良書である。
著者はこの取材の後、自らも農業を始めたというが、
その思いは一読者の私にも、浸み込むように伝わってきた。

(追記:2011年3月15日)
このたびの大震災により被害に遭われた東北の皆様に対し
お見舞い申し上げるとともに、
お亡くなりになった方のご冥福をお祈りいたします。

この本を読まれた方ならおわかりかと思いますが、
東北の、特に農業漁業に従事されてきた方々は
過去の過酷な地震・津波・飢饉・戦争を乗り越えられ、
日本の食を支えてきてくださいました。
これからは日本全体で、東北の方々を支えないといけませんね。
力を尽くしましょう!
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年1月21日に日本でレビュー済み
 この十数年に六百カ所ほど訪ね歩いたという、東北の小さな集落の旅。世間からは過疎地、限界集落と見捨てられたようなところである。農林漁業で生きる人々の厳しい暮らしの話に耳を傾けて綴った本書。
 厳冬の「塩の道」を行く【岩手県北上山地】日本のチベットとも呼ばれるこの地には、どの家にも暖かい火が燃えていて、それを囲んで人々の穏やかな会話があった。
 戦争協力の詩作を悔いてか、【岩手県花巻市太田】自己流離の日々を送った高村光太郎の山小屋。辺りの耕地は再び荒地化する。「私たち開拓者の原点です」と述懐する人もある。
「日本の棚田百選」に選ばれた【山形県大蔵村四ケ村地区】美しい景観の陰の苦労・宿題がある。個人の意志と力だけで農業を営むには限界がある。村全体で営農を続ける手立はないか?
 春を待つ海【宮城県牡鹿半島】環境条件の変化で「海が弱っている」と言う。欲望が廃棄物となって海に流れる。ひっそりと小さな集落が肩を寄せ合い、やがて来る春を待っている。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年9月15日に日本でレビュー済み
食料自給率の低さもさることながら、その内容の少ない食料の中にも危うさは溢れている。農業の中心東北を訪れてみれば従事する人々はみな高齢で中にはもう収穫されることの無い熟れきった果実が放置されていることも珍しくない、そんな日本の農業の問題点が大いに散見する一冊。他国から輸入することがコスト的にも安全的にもパワーバランス的にも難しくなっていくこれからに最も重要な自給の重要性を再確認できる一冊。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート