・熱は38度くらいはよくあること
・熱が出たときは、体温を下げるほうがいい
・熱が出たときは無理に食べなくてもいい
など、いまでは当然知っているようなことも、知らなかったです。
この本は、症状別にそうした前提情報が網羅的にわかります。
奥さんはこの本を頼りに、それが病気にかかるかの知識を増やしていきました。
わたしは、奥さんの相談役として壁打ちになれるように、この本で合理的なところで彼女の話を聞きました。
ネットで探してもなかなか網羅的で正しい情報に巡り合えないこともあります。
このの本はそうした意味でおすすめです。
幸いにして5-6歳になればあまり必要なくなりましたが(奥さんの知識も増えたこともあり)
とても助けられました。
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小児科へ行く前に: 子どもの症状の見分け方 単行本 – 2000/5/1
これはすごい本です。とても役に立ちます。子育て中の家庭なら、一冊備えておいて決して損はありませんし、子育てについてアドバイスを求められることのある立場の人にも、きっと役に立つと思います
- 本の長さ274ページ
- 言語日本語
- 出版社ジャパンマシニスト社
- 発売日2000/5/1
- ISBN-104880491217
- ISBN-13978-4880491219
商品の説明
著者からのコメント
これはすごい本です。とても役に立ちます。子育て中の家庭なら、一冊備えておいて決して損はありませんし、子育てについてアドバイスを求められることのある立場の人にも、きっと役に立つと思います。
この本に出会ったのは書店の洋書コーナーでしたが、手にとつて序文を読み出したとたん、びっくりしてしまったのです。家庭医学書の序文を医者でなく、ただのお母さんが書いているではありませんか。しかも、そのお母さんが医者と一緒にこの本をつくったということを知って、ますます驚いてしまいました。
医者を利用する側である“患者さん”が、「私たちはこんな木が必要だ」ということで医者に協力を求め、共同で本をつくるというのは、家庭医学書をつくるのに最高の形態だとぼくは思います。しかしそう思っても、いざ実現するとなるとなかなか難しいのですが、この本ではその理想が見事に実現されています。
お母さんであるアマンダさんは「子どもの様子を心配して電話をかけてくる親を、小児科医が温かく励ますような本」をつくろうとした言います。そしてこの本は「子どもの症状を親の目にうつったとおり、小児科医が日常の診療で聞かされるとおりに書いてある本」だとも言っています。
ここではアメリカと日本の医療事情が少々違うことを説明しておかなければなりません。
アメリカでは「電話診療」というものが日常行われていて、とりわけ子どもの病気については、これが普遍的ななスタイルのようです。
子どもになんらかの症状が起こった場合、まずお母さんやお父さんはかかりっけのお医者さんのところへ電話をします。お医者さんが電話に出ると、親は子どもの状態を説明するのです。お医者さんはいくつかの質問をして、子どもの状態について判断をしていきます。そのうえで、緊急に診察の必要があると判断したら「すぐ診察に来るように」と指示し、家庭で処置をしながら様子をみてよいと判断したら処置の方法を教えます。
「二時間後にもう一度電話して、経過を知らせるように」といった指示が出ることもあれば、「明日、診察に来るように」と指示される場合もあるようです。
これは非常に合理的なやり方で、この本の著者のジョン先生も「私の仕事の中心は電話」と書いています。しかし日本では、「とにかくお医者さんにみてもらわないと安心できない」というお母さん、お父さんが多いし、また家庭で処置することに慣れていないというようなこともあって、電話診療が今後普及するかどうかはわかりません。
しかし、本人を診察しないで電話の応答だけで手がかりをつかみ、症状を判断するテクニックは、ぼくたち日本の小児科医も学ぶ必要があると思います(「小児科・電話診療」といった医者向けの本は日本でも数冊、翻訳されて出ています)。
この本は、電話診療のベテランであるジョン先生がその経験を駆使して、お母さん、お父さんたちに役立つように書いた本ですから病院に行く前に今の子どもの症状について知識を得たいと思っとき、とても有用なのです。
そして病院へ行かなければならない状態か、行かなくていいのか、といったこともわかるようになっています。
ただし、そういうふうに「真に実用的」であることをめざすと、文体はどうしてもしつこくなってしまいます。
ぼく自身が書く文章も、ときどき「くどい」と言われることがありますが、病気を十分理解してもらおうとすると、しつっこいくらいにくわしく書く必要があるのです。
たとえば旅先で子どもが熱を出した、病院に行こうにもかなり遠くにしかない、さてそこまで行くべきかどうかというときに、読んでみたらどうすればいいかわかった、そんな本にしようとすると「くどい本」になってしまうというわけです。
この本を読むと、熱やせきといったよくある症状から、どんな病気が考えられ、今がどんな状態か、親は何をしたらよいのかがわかります。子どもに何かの症状が起こったときに「ちょっと待てよ」と、チェックリストを開いてみてもいいし、時間のあるときに気になる章を読んでみてもいいでしょう。赤ちゃんから小学校にあがる前後の子どもたちによくある症状を見極めるのにきっと役に立ちます。
たくさんの方に読んでいただくことを強く願っています。
山田 真
この本に出会ったのは書店の洋書コーナーでしたが、手にとつて序文を読み出したとたん、びっくりしてしまったのです。家庭医学書の序文を医者でなく、ただのお母さんが書いているではありませんか。しかも、そのお母さんが医者と一緒にこの本をつくったということを知って、ますます驚いてしまいました。
医者を利用する側である“患者さん”が、「私たちはこんな木が必要だ」ということで医者に協力を求め、共同で本をつくるというのは、家庭医学書をつくるのに最高の形態だとぼくは思います。しかしそう思っても、いざ実現するとなるとなかなか難しいのですが、この本ではその理想が見事に実現されています。
お母さんであるアマンダさんは「子どもの様子を心配して電話をかけてくる親を、小児科医が温かく励ますような本」をつくろうとした言います。そしてこの本は「子どもの症状を親の目にうつったとおり、小児科医が日常の診療で聞かされるとおりに書いてある本」だとも言っています。
ここではアメリカと日本の医療事情が少々違うことを説明しておかなければなりません。
アメリカでは「電話診療」というものが日常行われていて、とりわけ子どもの病気については、これが普遍的ななスタイルのようです。
子どもになんらかの症状が起こった場合、まずお母さんやお父さんはかかりっけのお医者さんのところへ電話をします。お医者さんが電話に出ると、親は子どもの状態を説明するのです。お医者さんはいくつかの質問をして、子どもの状態について判断をしていきます。そのうえで、緊急に診察の必要があると判断したら「すぐ診察に来るように」と指示し、家庭で処置をしながら様子をみてよいと判断したら処置の方法を教えます。
「二時間後にもう一度電話して、経過を知らせるように」といった指示が出ることもあれば、「明日、診察に来るように」と指示される場合もあるようです。
これは非常に合理的なやり方で、この本の著者のジョン先生も「私の仕事の中心は電話」と書いています。しかし日本では、「とにかくお医者さんにみてもらわないと安心できない」というお母さん、お父さんが多いし、また家庭で処置することに慣れていないというようなこともあって、電話診療が今後普及するかどうかはわかりません。
しかし、本人を診察しないで電話の応答だけで手がかりをつかみ、症状を判断するテクニックは、ぼくたち日本の小児科医も学ぶ必要があると思います(「小児科・電話診療」といった医者向けの本は日本でも数冊、翻訳されて出ています)。
この本は、電話診療のベテランであるジョン先生がその経験を駆使して、お母さん、お父さんたちに役立つように書いた本ですから病院に行く前に今の子どもの症状について知識を得たいと思っとき、とても有用なのです。
そして病院へ行かなければならない状態か、行かなくていいのか、といったこともわかるようになっています。
ただし、そういうふうに「真に実用的」であることをめざすと、文体はどうしてもしつこくなってしまいます。
ぼく自身が書く文章も、ときどき「くどい」と言われることがありますが、病気を十分理解してもらおうとすると、しつっこいくらいにくわしく書く必要があるのです。
たとえば旅先で子どもが熱を出した、病院に行こうにもかなり遠くにしかない、さてそこまで行くべきかどうかというときに、読んでみたらどうすればいいかわかった、そんな本にしようとすると「くどい本」になってしまうというわけです。
この本を読むと、熱やせきといったよくある症状から、どんな病気が考えられ、今がどんな状態か、親は何をしたらよいのかがわかります。子どもに何かの症状が起こったときに「ちょっと待てよ」と、チェックリストを開いてみてもいいし、時間のあるときに気になる章を読んでみてもいいでしょう。赤ちゃんから小学校にあがる前後の子どもたちによくある症状を見極めるのにきっと役に立ちます。
たくさんの方に読んでいただくことを強く願っています。
山田 真
出版社からのコメント
読むと不安がつのる医学書が多いなかで、この本は日常的で子どもがかかりやすい病気や症状についてていねいに書かれています。熱・せき・嘔吐など、子どもの気になる12の症状を中心に、各章ごとに「チェックリスト」を設け、「6ヶ月未満の乳児について」「保育園・幼稚園に通う判断」は別頁で説明。さらに母親の質問に医者が答えるページで内容を補足する。一家に一冊必備のお役立ち本です。出産のお祝いにもピッタリ。
内容(「MARC」データベースより)
母親と医者でつくった、わかりやすくて役立つ子ども医学書。熱やせきといったよくある症状から、どんな病気が考えられ、親は何をしたらよいのかを解説。子どもに何かの症状が起こったときに役立つチェックリストも収録。
登録情報
- 出版社 : ジャパンマシニスト社 (2000/5/1)
- 発売日 : 2000/5/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 274ページ
- ISBN-10 : 4880491217
- ISBN-13 : 978-4880491219
- Amazon 売れ筋ランキング: - 178,918位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 3,101位家庭療法・医学
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
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2017年11月4日に日本でレビュー済み
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2014年5月28日に日本でレビュー済み
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病院に行く前にきちんと納得して、様子を見ることができました。
2018年2月1日に日本でレビュー済み
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子供がよくなる症状毎に解説してあり、とても参考になりました。
2017年12月4日に日本でレビュー済み
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この本は、熱、咳、下痢、発疹などなどの「よくある」症状に対応する本です。
あなたのお子さんに、例えば熱があったとき、「どこに注意すればいいのか」、「家庭ではどんなケアができるのか」、「保育園はいつから行ってよいのか」がわかりやすく書かれています。
ネットではこういった情報がコンパクトにまとまっていないので何かあると情報過多で右往左往してしまうんですよね。
そんな時、こんな本があれば世の中のお父さんお母さん(おばあちゃんもかな?)落ち着いて子供のケアができると思います。
この本はぜひ持っておきたい一冊です。
出産祝いにもおすすめです!
あなたのお子さんに、例えば熱があったとき、「どこに注意すればいいのか」、「家庭ではどんなケアができるのか」、「保育園はいつから行ってよいのか」がわかりやすく書かれています。
ネットではこういった情報がコンパクトにまとまっていないので何かあると情報過多で右往左往してしまうんですよね。
そんな時、こんな本があれば世の中のお父さんお母さん(おばあちゃんもかな?)落ち着いて子供のケアができると思います。
この本はぜひ持っておきたい一冊です。
出産祝いにもおすすめです!
2014年11月15日に日本でレビュー済み
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何かと子供は熱を出したり、泣いたりしますが、この本があれば落ち着いて行動することができます。
いま子供が1歳ですが、幸い大事無く過ごしています。
判断のポイントとなる具体的な視点が書かれているので、手元にあって助かりました。
いま子供が1歳ですが、幸い大事無く過ごしています。
判断のポイントとなる具体的な視点が書かれているので、手元にあって助かりました。
2014年8月4日に日本でレビュー済み
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あるアメリカのお母さんが、かかりつけの小児科医と一緒に作った本。
今まで読んだ一般的な病気・ホームケア辞典とは違い、項目ごとにかなり詳細に説明されている。
むやみに病院に連れて行きたくない、でも初めての育児で自分でどうするか判断する事が難しい私にぴったりでした。
今まで読んだ一般的な病気・ホームケア辞典とは違い、項目ごとにかなり詳細に説明されている。
むやみに病院に連れて行きたくない、でも初めての育児で自分でどうするか判断する事が難しい私にぴったりでした。
2013年11月22日に日本でレビュー済み
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子供の訴えって分かりにくいものです。
この本を参考に様子を見たりするのには、
一冊あってもいいかな。
この本を参考に様子を見たりするのには、
一冊あってもいいかな。
2014年7月1日に日本でレビュー済み
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毎度必要時に購入している。わざわざ買いに行く必要がないのが、とてもよい。