有頂天時代のケラ（ケラリーノ・サンドロヴィッチ）のエッセイ本です。
84年～89年頃にパチパチ・ロックンロールや宝島での連載やその他の雑誌、映画パンフレットなどに書かれたものをまとめたもの、その他にも戯曲の一部、小説などが収められています。
「推敲なんてしなくて毎回締め切りのことだけ考えて書いてた」とあとがきでのべているだけに、その時々の雑多な事柄について書いてます。いきなり片思いの心情を告白とかもしてます。
そんな中、劇団健康のこれまでの歴史、という文章に「岸田戯曲賞受賞！」とあり、そのすぐ後に「嘘です」みたいなことが書かれてたのには笑ってしまいました。
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