ナルニア関係の本はいくつか読みましたが、これは原作のイメージを損なわず、さらに奥へ導いてくれる良書だと思います。
各作品ごとに、作品のテーマ、背景、時間の流れ、裏話などが整理して書かれ読みやすく、クイズ問題が用意されているのも嬉しい工夫です。このクイズはなかなか練られていますが、愛読者でしたら満点が取れるのでは、と思います。
一番嬉しかったのは「ターキッシュ・ディライト」の作り方が載っていたこと!でも難しそう…。
作者は1954年からルイスの研究をしているとのことで、さすがに最近出てきた本と違って内容が深く、今まで知らなかった事実も沢山紹介してくれました。
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ナルニア国を旅しよう 単行本 – 2006/2/18
キャサリン・リンズコーグ
(著),
月谷 真紀
(著)
壮大なファンタジー『ナルニア国ものがたり』全7巻の「テーマ」「裏ばなし」「時間と場所」から、日本人読者にはどうしても難解な「聖書との関連」「ナルニアから生まれた祈り」、作中に登場する「グルメ」のレシピや熱心な読者への「クイズ」まで、作者C.S.ルイスが認めた、唯一の原作ガイドブック
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社成甲書房
- 発売日2006/2/18
- ISBN-104880861952
- ISBN-13978-4880861951
商品の説明
著者からのコメント
ナルニア国物語はどこまで読み込んでも終わりがありません。ですから、ナルニア国物語をあまり必死になって研究するのは間違えでしょう。ナルニアについて少しずつ気づいていくことは、衣装だんすの中をのぞきこんだり、大海原に乗り出したり、アスランの国に憧れることのようであるべきなのです。きっとそれが、ルイスの望む読み方でしょう。心の中でナルニアに住む歓びは、まことのナルニアを思い出すための鮮明なよりどころにすぎません。もっとも大切で歓びに溢れたものが存在することを、思い出すための・・・。
著者について
キャサリン・リンドスコーグ
1954年からC.S.ルイスの著作を研究している第一世代の研究家。1956年にオックスフォードを訪問してルイスに会い、以来『C.S.ルイス—キリスト教徒の精髄(C.S.lewis:Mere Christian)』『影の国の光(Light in the Shadowlands)』など、ルイスに関する著書を6冊出版している。カリフォルニア・バイオラ大学やフラー神学校で文学と創作論の教鞭をとった。現在はカリフォルニア州オレンジ在住、1989年より『ルイスの遺産(The Lewis Legacy)』という季刊誌を発行している。
1954年からC.S.ルイスの著作を研究している第一世代の研究家。1956年にオックスフォードを訪問してルイスに会い、以来『C.S.ルイス—キリスト教徒の精髄(C.S.lewis:Mere Christian)』『影の国の光(Light in the Shadowlands)』など、ルイスに関する著書を6冊出版している。カリフォルニア・バイオラ大学やフラー神学校で文学と創作論の教鞭をとった。現在はカリフォルニア州オレンジ在住、1989年より『ルイスの遺産(The Lewis Legacy)』という季刊誌を発行している。
登録情報
- 出版社 : 成甲書房 (2006/2/18)
- 発売日 : 2006/2/18
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 208ページ
- ISBN-10 : 4880861952
- ISBN-13 : 978-4880861951
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,350,396位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 492位児童文学評論
- - 15,362位英米文学研究
- - 174,411位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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