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映画は自転車にのって: チャップリンからマイケル・ムーアまで 単行本 – 2010/12/1
木下 昌明
(著)
子どもの頃はだれでも映画が好きだった。でも著者は、いまでも東京の映画館をめぐっています。それも自転車で!映画の王様チャップリンから突撃インタビューのマイケル・ムーアまで、さらにみずから制作したビデオ『娘の時間』の映像も採録。韓流ドラマから老人の映画まで ——著者5冊目、会心の批評集。 目次 1 映画から見えてくる世界 2 韓流ドラマと民主化の関係 3 日本人の戦争と戦後 4 つくること・訴えること 5 内側からみた社会主義 6 老人になりきれない老人
- 本の長さ274ページ
- 言語日本語
- 出版社績文堂出版
- 発売日2010/12/1
- ISBN-104881160737
- ISBN-13978-4881160732
登録情報
- 出版社 : 績文堂出版 (2010/12/1)
- 発売日 : 2010/12/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 274ページ
- ISBN-10 : 4881160737
- ISBN-13 : 978-4881160732
- Amazon 売れ筋ランキング: - 2,007,611位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年1月19日に日本でレビュー済み
じつに多岐にわたる分野の映画を批評しているが、わたしは「韓流ドラマ」についての批評に感心した。メロドラマが大好きな著者自身が、大粒の涙を流しながら「韓流ドラマ」を楽しんで観てきたと告白しているくらいだから、その文章も感情移入的なものかと思ったのだが、さにあらず。彼は、楽しみながらも冷静な分析にもとづく批評を展開する。著者は、「韓流ドラマの魅力」と題して『砂時計』『宮廷女官チャングムの誓い』『スターの恋人』『アイリス』などを楽しく論じつつ、こういうドラマが誕生した歴史的背景も『私たちは風の中に立つ』などのドキュメンタリー映画を紹介しながら明らかにする。「韓流ドラマ」の底には、韓国民主化運動の歴史が流れており、それは現在でも切実な問題としてドラマのなかに反映している、という批評には目からウロコが落ちた。他にも、楽しくてためになる映画評が盛りだくさん。
2011年1月13日に日本でレビュー済み
●この本のひろさはすばらしい。アジア、アフリカ、中東、旧社会主義圏、欧米はじめ未踏の地はない。先入観なく世界各地から映画をみつけだすその姿勢、その意欲にうたれる。といってかれは、新奇なもの、ものめずらしいものだけをみつけて喜ぼうというわけではない。現代の世界を変容させつつあるグローバライゼーションの正体をつかまえようというのだ。その出発点は見えない現実をすこしでもとらえたい、正体不明なものの正体をみつけようという探究心、好奇心なのだ。かれの映画評論は、映画枠のなかだけで語っているわけではない。映画は議論の大切な手掛かり。だからその映画をみていなくたっていくらでも一緒に語り合えるように書かれている。こんにちただいまの世界とそこにいきるわれわれの問題がつぎつぎにでてきてあきない。しかも作者自身の生活を、みずからが描いたビデオ採録まで登場します。こんなに面白い批評をよまないという法はないでしょう?