むかしむかし読んで、今でも内容を思い出せます。
本書はC++を題材としたオブジェクト指向開発に関する入門書である。
が、入門という割には読んだ後もずっとお世話になることになると思う。
特にC開発者がC++へ移行する際には是非お勧めできるし、
他の言語を用いている人にも是非読んでもらいたい1冊である。
一応のモノを作っているけれども、本当にこれでいいのか、
もっと効率のよい開発方法はないか等、絶対ぶち当たる壁に対し
ヒントを沢山くれる。
読んでいても楽しいし、それでいて効率のよい開発手法を得られるので
お得感満載である。
C++言語を使用しているだけの「丘PG」には是非読んでもらいたい。
絶対に価値観が変わるから。
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憂鬱なプログラマのためのオブジェクト指向開発講座: C++による実践的ソフトウェア構築入門 単行本 – 1998/5/1
Tucker
(著)
付属資料:CD-ROM(1枚)
- 本の長さ449ページ
- 言語日本語
- 出版社翔泳社
- 発売日1998/5/1
- ISBN-104881356194
- ISBN-13978-4881356197
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
〈CD-ROM付き〉オブジェクト指向という概念に基づいてソフトウェアを開発するための入門書。オブジェクト指向とは何かということから分析/設計の方法、コーディングの手順も紹介している。
登録情報
- 出版社 : 翔泳社 (1998/5/1)
- 発売日 : 1998/5/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 449ページ
- ISBN-10 : 4881356194
- ISBN-13 : 978-4881356197
- Amazon 売れ筋ランキング: - 139,163位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 3,643位電気・通信 (本)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年7月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読みやすいので、読み物としてパラパラめくっていける本です。
C++の勉強を始めて「継承って何のメリットがあるんだろう?」と思っている人には、一つの解をくれると思います。
ただ、「継承」にフォーカスを絞っていて、「委譲」するような設計についてはあまり(?)触れられていないです。
この本だけで、オブジェクト指向開発を語ると失敗するかもしれません。
C++の勉強を始めて「継承って何のメリットがあるんだろう?」と思っている人には、一つの解をくれると思います。
ただ、「継承」にフォーカスを絞っていて、「委譲」するような設計についてはあまり(?)触れられていないです。
この本だけで、オブジェクト指向開発を語ると失敗するかもしれません。
2014年12月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
オブジェクト指向でプログラムを設計・開発するための手引書といったところでしょうか。
仕様設計の際の考え方やアドバイスが非常に丁寧に説明してあります。
多重継承のリスクについてはかなり神経質に書かれているという印象を受けました。
仕様設計の際の考え方やアドバイスが非常に丁寧に説明してあります。
多重継承のリスクについてはかなり神経質に書かれているという印象を受けました。
2019年3月22日に日本でレビュー済み
私は2001年ごろにこの本と出会いました。当時クラス図設計からコーデイングまで書かれた、一番わかりやすかった本です。他の本は動物の鳴き声が何やら、飛行機特性がどうたら、社長と社員がどうたらと考え方が書いてあるがどう設計しソースコードに持っていくかわからない中で、一通りの流れが書かれていました。OMTをベースにした本ですが、他手法の重要性にも触れ、立ち止まることなく他手法の本を読み漁るように教わった本です。今読むにはお勧めできませんが(OMT表記とUML表記の乖離が激しいため)、ためになった本です。また、オブジェクト指向分析設計開発を最短で勉強するのであれば「small talk」がいいと進めております。(単純に四則演算を覚えたらC++やJavaに行っていいと思う。)
booch、OMT、OOSE、OOSA、OOSC、Rational、GRASPパターン、デザインパターン、マルチスレッドデザインパターンこれくらい読んでおけばオブジェクト指向分析設計開発は完璧と思われます。
booch、OMT、OOSE、OOSA、OOSC、Rational、GRASPパターン、デザインパターン、マルチスレッドデザインパターンこれくらい読んでおけばオブジェクト指向分析設計開発は完璧と思われます。
2003年12月29日に日本でレビュー済み
内容に若干古く臭さを感じる初級本と言える。全体の構成がいいので、読むと納得したような気になるが、すべて鵜呑みにしてはいけない。状態遷移図に多少ページ数を割いているあたりは、最近のUML入門本に比べると感心できる。改定が望まれる1冊である。
2007年6月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本のいいところは、実装の説明から初めて抽象論に進むので、これまで抽象的な考え方に慣れていない人にとって割と入っていきやすいところだろう。全体の構成も、読み進みやすいように思う。
ただ、C++文法は標準化以前の古いもので、オブジェクト指向の考え方自体も結構古い気がする。また、こういう本にはありがちだが、「従来の開発手法」を徹底的にこき下ろし、オブジェクト指向を賛美しすぎな点が非常に気になる。この辺、嘘・大げさ・紛らわしいの3拍子がそろっていて、他のレビューでの絶賛具合が微妙に信じられない。
この本を読んでオブジェクト指向への「取っ掛かり」を得たら、すぐに他の良書に進んだ方がいいと思う。
ただ、C++文法は標準化以前の古いもので、オブジェクト指向の考え方自体も結構古い気がする。また、こういう本にはありがちだが、「従来の開発手法」を徹底的にこき下ろし、オブジェクト指向を賛美しすぎな点が非常に気になる。この辺、嘘・大げさ・紛らわしいの3拍子がそろっていて、他のレビューでの絶賛具合が微妙に信じられない。
この本を読んでオブジェクト指向への「取っ掛かり」を得たら、すぐに他の良書に進んだ方がいいと思う。
2006年7月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私自身オブジェクト指向の勉強のために和書、洋書問わずいろんな本を読んでみましたが、この本のようにぐいぐい引き込まれて2〜3日で
読破できたものはありませんでした。というのもUP、XPなどでのオブジェクト系の本は開発プロセスとオブジェクト指向が密接に絡み合ってプログラマにとって決して分かりやすいとは思えませんでした。「関連を実装するには、対象オブジェクトのポインタをもつ」などと早くそういってくれればなあ、というようなことがスパッと書かれていてとてもいいです。モデリング表記はUMLではなくOMTですが、気にはなりません。まさしくプログラマのためのオブジェクト指向の本です。
似たように実装よりのオブジェクト本としてPeter Code著「JAVAオブジェクト設計」も併読してみるとよいと思います。
読破できたものはありませんでした。というのもUP、XPなどでのオブジェクト系の本は開発プロセスとオブジェクト指向が密接に絡み合ってプログラマにとって決して分かりやすいとは思えませんでした。「関連を実装するには、対象オブジェクトのポインタをもつ」などと早くそういってくれればなあ、というようなことがスパッと書かれていてとてもいいです。モデリング表記はUMLではなくOMTですが、気にはなりません。まさしくプログラマのためのオブジェクト指向の本です。
似たように実装よりのオブジェクト本としてPeter Code著「JAVAオブジェクト設計」も併読してみるとよいと思います。
2015年2月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2015年2月に読む本としては物足りないです。しかし、この本が1998年に出版されたことを考慮すると、★5つの評価も理解できます。残念なのは、サンプルプログラムとして魔法陣をとりあげていることです。もっとシンプルで尚且つ、親子関係を表すようなものを題材にすれば良かったと思います。今までC言語しかやってこなかったので、やさしい本から読もうと思い購入しましたが、私が求めているのはオブジェクト指向の入門的なものではないということがわかりました。ただ、C++の言語仕様に対する素朴な疑問について、著者が正直に疑問を投げかけている点は大いに評価できると思いました。それと同時にC++の紆余曲折?とした歴史にふれることができたのは良かったです。私的なまとめとして、C++の全ての仕様を知る必要はないし、STLについても、本書で取り上げている文字列、配列、リストの3つだけ使えば良いということも確認できました。