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本の長さ

295ページ
言語

日本語
出版社

翔泳社
発売日

2000/12/1
ISBN-10

4881359630
ISBN-13

978-4881359631
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商品の説明

著者からのコメント

読者の皆様へ本書をお買い上げいただき、一項なりともお読みいただけたことは筆者として甚だ有り難いことであります。また、万が一そこから何かしかの益を得ていただけたとすれば、これは更なる喜びであります。いずれにせよ、この場Amazon.co.jpを借りて、読者の皆様に深く御礼申し上げます。

さて、本書は激動著しいインターネット広告を扱ったものですが、本書が書店に流通し、あらためて手に取ってみてみると、いくつか追って盛り込むべき事項が少なからず想起されます。それらをここにつまびらかにし、読者の皆様と共有することは、多少なりとも意義のあることと存じ、恥ずかしくも披露させていただきます。

１．クリックの質についての議論

これは、最終章において展開すべき議論であったと思われます。昨今のインターネット広告の世界では、バナー広告の一般的な評価が軒並み低下し、ある種「熱が冷めた」様相を呈しております（平成12年12月26日現在）。筆者は、バナー広告におけるクリックについて、今後、広告主は揃って最終的な効果測定、即ちCPOまで追跡して評価する方向に動くことはまず間違いがないと見ており、続いて、CPRO (Cost Per Repeat Order)とでも名づけべき指標が新たに導入される向きになると予測しております。これはつまり、従来のクリック率を主とする広告評価法を根底から反省するものであり、今後、斯様な従来型のクリック率主導の広告評価法はいずれにせよ厳しく再評価されるものと予想しております。とまれ、クリックを数ではなくあくまでも質で判断する向きに広告主の意識がシフトしてきていることの現場的実感であり、クリック率は、例えばブランディングキャンペーンにおいても今後、真価が改めて問われてくることに相成ると予測している次第であります。

２．第四章につき、クリエイティブ制作のポイント、とりわけコピーライティングについての説明をもっと詳細にするよう筆者友人より意見されました。コピーライティングについては筆者会社内でも議論が激化しており、とりわけサーチエンジン系ポータルサイトへの広告掲載については、コピーは冗長性を回避し、メッセージを従来以上にストレートフォーワードにエクスポーズ（暴露）するべくクリエイトすべきであるという、ひとつの理解が共有されつつあります。これは、筆者の研究においては、ロボット型サーチエンジン系の、とりわけロテーション広告メニューへのコピーライティングにおいて著しく顕著になってきており、それらの参考に、いわゆるイエローページ広告および屋外広告の広告戦術を応用するのが大いに有効であるとみております。また、コピーのそれぞれには、広告主のインテリジェンスと諧謔、ひいては企業的人格を彷彿させるのがひとつの大なるコツであると考えています。

３．同様に、各種インターネット広告の飛び先の、広告主のホームページの機能、とりわけインターフェースデザイン等についても説明する必要があったと、今となって惜しんでいる次第です。ホームページのインターフェースについては議論の奥が非常に深く、本書の一章を割いてもきちんとした説明ができないとつくづく思わされる次第ですが、いずれにせよ、著者としては、インターフェース設計についての今日的動向およびその手法の研究を今後更に進め、近く読者の皆様と共に検証をしてみたいと考えております。

内容（「MARC」データベースより）

インターネットマーケティングの側面から、ホームページをいかに合目的的に制作し、効果的かつ効率的に広告するか。そのプランと実行のための、インターネット広告の入門書。実践現場からの生の声が満載。

登録情報

出版社 ‏ : ‎ 翔泳社 (2000/12/1)
発売日 ‏ : ‎ 2000/12/1
言語 ‏ : ‎ 日本語
単行本 ‏ : ‎ 295ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4881359630
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4881359631

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前田健二

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図解そこが知りたいよくわかるインターネット広告: IT時代の新しいマーケティング手法 単行本 – 2000/12/1