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リアルタイムUML 第2版: オブジェクト指向による組込みシステム開発入門 単行本 – 2001/3/1
- 本の長さ335ページ
- 言語日本語
- 出版社翔泳社
- 発売日2001/3/1
- ISBN-104881359797
- ISBN-13978-4881359792
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商品の説明
商品説明
本書で扱っている内容は、リアルタイムシステムの基礎、オブジェクト指向を含む開発プロセス、UML記法全般など広範囲にわたる。本書第2版ではUML1.3に対応し、より適切なモデル化を扱えるようになった。本書は入門書としても役立つが、すでにある程度の経験を積んでいる人にも役立つ。たとえば、類書に見られないほどステートチャート図(状態図)を詳細に解説し、各オブジェクトの振る舞いの扱い方を詳細に解説している。そのほかにも、リアルタイムシステムにおけるユースケースの粒度・抽出基準やクラス(オブジェクト)の抽出基準なども詳しく解説している。これらは、受発注システムに代表されるビジネスアプリケーションとは異なる点が多いため、初めてリアルタイムシステムに関わるようなソフトウェア技術者には参考になるはずだ。
本書では、著者が提唱している新しい開発プロセスも紹介されている。その開発プロセスは、ROPES(Rapid Object-Oriented Process for Embedded System:組み込みシステム向けオブジェクト指向ラピッド開発プロセス)と呼ばれるもので、本書で解説する方法論の基礎となっている。なお、ROPESについては同著者の書籍『Doing Hard Time: Developing Real-Time Systems with UML, Objects, Frameworks and Patterns』(1999, Addison-Wesley)で詳細に解説されている。(遠野 諒)
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : 翔泳社 (2001/3/1)
- 発売日 : 2001/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 335ページ
- ISBN-10 : 4881359797
- ISBN-13 : 978-4881359792
- Amazon 売れ筋ランキング: - 828,200位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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一般にリアルタイム・システムにおいては外部環境と相互作用し合う。主要な外部オブジェクトとシステムとの相互作用が要求分析の基礎となる。この辺の考え方は、リアルタイム・システム以外でも使えそうだ。本書ではこれに対し、ユースケース(各機能名称)、アクター(外部オブジェクト)、シナリオ(ユースケース毎の相互作用)、シーケンス図(オブジェクト間のメッセージのシーケンス)等の概念を導入し、時間軸を図の中に取り込む工夫をしている。分厚い本なので読み通すのはキツイが、我慢して読むとJavaのthreadも本フレームワークで表現できる事が分かる。
題名に「入門」とあるが、UML、オブジェクト指向に対する一般的知識、具体的なオブジェクト指向言語(本書ではJavaを意識しているらしい)を予め知っていないと対応が難しいと思う。冒頭でも書いたが、本書はOMGに対するRFCの位置付けにあるのだが、その適用実績となると「?」である。だが、UMLとオブジェクト指向をこれから学ぼうとされる方には歯ごたえのある道先案内人と言える。
UMLでシーケンス図が書けることは便利だと思います。
そういう立場からすると、組込みシステムの制約があり、
その制約をもの(オブジェクト)に沿って記述したもの(オブジェクト指向)があり、
時間的な情報の遣り取りを記述するものとしてシーケンス図があると認識しています。
オブジェクト指向があり、UMLがあり、リアルタイムがあったときに、
これらの間の関係をうまく掴むためには、道具をどう使うのがよいかが、
対象(オブジェクト)によって違うかもしれません。
そういう視点がうまく掴めるとよいかもしれません。
設計フェーズは通常概略と詳細の2つに分類しますが、本書では3つに分類(architectural, mechanistic, detailed)しており、これも素晴らしい試みです。
私はUMLの勉強に先ず本書を読みましたが、本書だけでも十分仕事ができます。敢えて申し上げれば、本書でもパターンに触れていますが、ページ数の関係上詳述できていませんので、個別の専門書にあたることをお勧めします。