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CODE: インターネットの合法・違法・プライバシー 単行本 – 2001/3/1

4.2 5つ星のうち4.2 9個の評価

商品の説明

商品説明

インターネットが爆発的に普及するなか、ネット上での規制についても関心が高まっている。本書はこういったインターネットなどのサイバースペースにおける法規制のあり方をテーマとしながらも、「インターネットは、著作権を無視した違法コピーや無修正の違法ポルノが横行し、システム破壊を狙うハッカーたちが手ぐすねをひく無法・無秩序空間」とし、「規制を強化しろ」と画一的に結論づける既存の書物とは一線を画している。

本書では法律や条令、行政指導といったものだけではなく、人のふるまいに影響を及ぼすすべてのことを「規制」と定義づけており、それらはインターネットの規制を考えるうえで重要だとしている。また本書の規制に対する関心は、目先の規制をどうやってかわすかや現状の規制にどう収まるかというような今日や明日の話にはなく、もっと根底の深い部分にある。我々がもっている規制の総体について注目し、さらにその総体がインターネットの導入によってどう変わり、今後インターネットが大きく変化していくなかで総体がどう変化を遂げるかという点について大きな関心を寄せている。「ショッピングサイトを立ち上げるときに気をつけておかなければならない法律的な知識が知りたい」といった手軽なあんちょこ的な内容を期待する人よりは、広く深くインターネットの規制について考えたい人におすすめしたい。(近藤大介)

メディア掲載レビューほか

CODE インターネットの合法・違法・プライバシー
 論旨展開の手つきに「文系的なダルさ」はあるが,指摘する事柄は極めて重要。流し読みでもいいから読んでおこう。


(日経NETWORK 2001/09/01 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
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日経BP企画

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 翔泳社 (2001/3/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2001/3/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 530ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4881359932
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4881359938
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 9個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.2つ
5つのうち4.2つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2008年10月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
近年、社会学などにおける自由をめぐる議論で、人間の行為をあらかじめ物質的に制限する「環境」やアーキテクチャという語が用いられている。そのアーキテクチャの議論で引き合いに出されるのが、このCodeである。
レッシグの議論はあくまでインターネットでのフレーミングに限定されている。すなわち、インターネットのアクセスを「コード」化することで、ウェブを管理することが可能になるということだ。
重要なのは、こうしたインターネットのコードの議論が、仮想と現実が不可分化している現代社会では、われわれの「現実」的なるものに影響を与える、というところにまで敷衍可能だということだろう。そうしたとき、メディア論での表象の議論もまた修正を迫られることになろうか。
とにかく、物質化し、管理監視化される現代社会を考える際に、読むべき本ではある。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2003年3月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 本書は、サイバー空間の生成が「自由」あるいは自由の裏返しである「規制」にどのようなインパクトを与えるか、という点に関する考察の書です。
 
 著者の主張を端的にまとめると次のようになるでしょうか(ちょっと荒っぽいですが)。
1. サイバー空間において自由を確保するということは政府の関与を排除することだという定説めいた主張があるが、それはまったくの間違いだ。
2. サイバー空間において自由の広狭・内容を規定するのは「コード」だ。どのようなコードを採用するかによって私たちの自由は守られもするし、危険にさらされもする。採用を行う際、私たちはどのようなものを自由と考えているか、という価値判断が行われる。
3. つまり、私たちはどのようなコードを採用するか決断を迫られる。もしくは、誰かが決断し、誰かが決断したということを知らずに決められたコードの下で生活する。あるいは知って生活する。望ましいのはもちろん私たち自身が決断することだ。
4. ではどのように決断するか。理性が導く議論の説得力によって私たちが合意を形成していくことによってだ。その方法がもっとも望ましい。
著者はこうした議論を、ネット社会の技術やアメリカ合衆国憲法の理念・条項、さまざまなエピソードを交えながら幅広い視点から展開しています。サイバー空間で起こっている明確に捉えがたい事象を、巧みに整理して説明しているので、なるほどと思わせるところが多々あります。また、冷静な議論の下で静かに流れる著者の熱い理念に共感を覚えます。お薦めできる一冊です。
25人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2004年11月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この実世界では、我々は法を破ることも、倫理に反することも(逮捕されたり村八分になるかもしれないが)、究極的には可能である。
しかし、オンライン上では違う。オンラインでの我々は、コンピュータやネットワークの構成・設計、それらについての思想である「アーキテクチャ」が許す範囲でしか、そもそも行動することができない。「アーキテクチャ」が認証を求めるなら認証をクリアせねばならない。「アーキテクチャ」が匿名を認めないのなら従わねばならない。そうしなければ、オンラインでは何もできないのだ。
法は、特に憲法という「コード」は、暴走するICT市場が勝手に引きずっていく「アーキテクチャ」、そしてそれらを構成する「コード」に対して何ができるのだろうか。経営学、経済学、哲学、法学の学位を持つ新シカゴ学派の憲法学者、ローレンス・レッシグ会心の一冊であろう。
これを読まずして情報社会を語るなかれ。
21人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年11月10日に日本でレビュー済み
インターネット時代の情報の共有に関心があるので買った。
偏差値秀才が良書を直訳するとこうなる、という、見本のような訳。名誉毀損関連以外の法律用語には詳しくないのか、自己流の用語が満載であることが特色。随所に訳がわかりずらく、結局、原書を読んではじめて内容が理解できた。買って損。本当は☆マイナス3。
35人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2002年9月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ã"の本は実にラディカルです。ラディカルというã"と。それは、「そもそも」であり、「本質」に迫るというã"とです。è'-è€...がアメリカ憲法の碩学であるã"と。それゆえ、皮相的なテクニカルに走るã"とがないのです。ä¸-渡り上手ã‚'目指す、安ç›'君å'ã'の本ではないのです。
ã-かã-、であるがゆえに、ぼくのå '合、ネットとè'-作権と人é-"の自ç"±ã¨äººé-"の解æ"¾ã¨ã€ã-かã-æŠ'圧が可能になるカラクリとその対æŠ-措置とã-てのオーãƒ-ン・コードの意義の深さã‚'はっきりと認識できたように思います。
訳è€...の山形さã‚"は、ã"の本、何度も読むべã-とされている。その通りだと思う。ラディカルな思想のラディカルな本です。ã"れからも何度か読みè¿"すã"とかと思います。通ä¿-的なæ'¾æ‰‹ã§å£°é«˜ãªä¸»å¼µã«ã€è‡ªåˆ†ãŒé£¼ã„ならされてきたな、ã!‚„!ばいかも・・。とか思ったときに。
20人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2002年2月12日に日本でレビュー済み
合州国憲法の精神がとてもよくわかります。
一流の憲法学者の講義をうけているような気分になれます。
ネットに関する鋭い考察も多数。
ただ、あくまで合州国憲法をベースにした本なので、日本国憲法の現状にあてはめたとき、ちょっと哀しくなるくらいのギャップを感じてしまうことも事実です。
18人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2015年9月3日に日本でレビュー済み
『CODE and Other Laws of Cyberspace』(1999)の邦訳。どのオフィスにもパソコンがありウインドウズがインストールされていて、2000年問題について騒いでいた頃の著作ということだ。だが今読んでもけっして古いと感じない、それが何より衝撃だった。つまり、2015年現在、少なくとも日本においては「コード」に関してまだ何の対策もない、ってことでは?

訳者あとがきにあるように、長らく私はインターネットの抱える法的な問題、といえば、違法コピーにて著作権が侵害されて作者たちが泣きをみる、とか、いたいけな子供たちがろくでもないポルノを見てしまい悪影響を及ぼす、とか、多すぎる「自由」さ、無法状態にこそあるんだと思っていた。だが、レッシグ氏は、インターネットにおけるコードによる規制は「完全すぎる」からおそろしい、と警鐘を鳴らすのだ。

たしかに先日も画像検索によるオリンピック・エンブレムの盗作疑惑が騒がれていた。その後も一般人(だろう)からの指摘により過去の作品の盗作疑惑が取り沙汰された。ということは。現在、べつだん何のコードがなくともインターネット空間における著作権問題は、リアル社会におけるそれよりずっと厳しくなりつつある、ってことだ。関連ニュース映像にて、コメントを避けたがるデザイナーたちが印象的だった。たしかに、誰のデザインも「盗んでいない」人間なんて、きっといない。デザインだけじゃない、すべての表現分野において模倣は技術的な基礎でありつつ御法度でもある。何パーセント類似していれば違法で、何パーセント未満なら合法である、なんて「コード」は、現在はないらしい。でも、今後はどうなるだろう? 「あの作品は昔のあの作品のパクリだ」「この作品も・・・」なんて誰もが隣人の創作物を嘲笑ったり訴えたりするばかりで、憧れのデザインを真似ることから始まる、純粋に創作する楽しさが奪われる、そんな世の中になる? ・・・ううむ。なかなか背筋が寒くなるお話だ。

訳者はあとがきに、レッシグの主張「不確定さにこそ価値がある」とか「人は、見たくないものだって見なくてはならない」というのは、正しくても一般の人々には、受け入れられないだろう、と絶望的な意見を書いているけれど、そうだろうか? 「政治は批判するものである」という常識が、日本にもある、そのせいで見失ってしまう事柄がある。それはそうだろう。だからといって多くの日本人が無政府状態を望んでいるわけじゃない。完全ではないコードをわざとつくる意義や、見たくない現実をいやいやでも見なければ社会は良くならない、その理由は本書を読めば、たいていの読者には理解できる筈。面白い意見だと思う。いっそ教科書的に読み継がれていくべき1冊・・・とも、思うのだけれど。時代のせいか訳文のせいかわからないが若干読みにくい文章があること、あと、レッシグが知人からの批判への解答を、本文のなかで行う、その分量が案外多く、全体として冗長な印象になってしまっているのが難。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2001年10月9日に日本でレビュー済み
インターネットは、古くて新しい、法律の根本にかかわる問題を提起する。それをどう考えればよいか。我々はどのような岐路に立たされており、何が考慮すべき要素なのか。レッシグは、自らの思考過程を詳細に明らかにしてくれる。
日本では、どうしてこのような法律書が生まれないのだろう。どう考えるかというプロセスよりも、結論を暗記することを重視する日本の教育事情と無関係とはいえないだろう。現在の状況が、どのような岐路においてどのような選択がなされた結果なのかも分からないままにこれを丸暗記しているとしたら、不幸なことだ。岐路に立っていること自体に気付かないままに未来へと流されるとしたら、さらに不幸なことだ。多くの法学部生に、本書を熟読していただけたらと思う。
ワールド・トレード・センターが崩壊し、6,000人以上の死者、行方不明者を出すという衝撃的テロが発生し、犯人達はインターネットを使って連絡を取り合っていたという報道もある中で、インターネットのプライバシーは生き残れるだろうか? もちろん、テロ以前に発行された本書はテロを前提にはしていないが、本書が提示する思考のプロセスは、テロ後の世界に生きる我々が問題を考える上でも、重要なヒントを与えてくれる。
本文の翻訳はずいぶん柔らかく、もう少し生硬な文章の方が読みやすく感じるほどだが、おそらく、訳者は、原文のニュアンスもこれくらい柔らかいと感じ取ったのだろう。
脚注の翻訳に誤訳(判決の「少数意見」を「異議」と訳す等)、誤記、誤変換などが多く、脚注漏れまであるのが残念。
41人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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