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あらゆる名前 (ポルトガル文学叢書10) 単行本 – 2001/6/2

4.1 5つ星のうち4.1 7個の評価

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ポルトガル語圏初のノーベル賞作家が独自の文体で描く異色作。孤独な戸籍係の奇妙な探求を通して、人間の尊厳を失った名も無き人の復活劇を描く!
●『あらゆる名前』は一見、この上なくシンプルなプロットの動きの少ない小説である。しかし、そのなかにはカフカに通じる官僚化する現代社会を見つめる視点や、人間と人間との関係について、そして背景には、やはり歴史的につくられたポルトガルの風景や言葉などがある。あるいは、あるひとりの人を追い求め人間の心の内を心理学的コンテクストで読むこともできるし、他人を求める人間という視点から、他者あっての自分を考える材料ともなり、ひとつひとつの出来事を社会学的視点から解読していくことも、また全体を包括する広い宇宙という観点から哲学的に楽しむこともできる。聞き手がどのような方向から、どのような距離からアプローチしても相応に答えてくれる小説と言える。
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商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

ポルトガル語圏初のノーベル賞作家が、見知らぬ女性の素性を追求する戸籍係の奇妙な行動の中に、人間の尊厳を失った無名の人の復活を描く感動の作品。

著者について

José Saramago ジョゼ・サラマーゴ(1922―2010)長く続いたポルトガルのサラザール独裁体制が崩壊した1974年のリスボンの春以降、ジャーナリストから作家に専念し、国民的作家となる。1998年ノーベル文学賞を受賞。代表作の『リカルド・レイスの死の年』(ジョゼ・サラマーゴ 著、岡村多希子訳、彩流社、2002年)をはじめ『見知らぬ島への扉』(ジョゼ・サラマーゴ著、黒木三世訳、アーティストハウス、2001年)、『あらゆる名前』(ジョゼ・サラマーゴ著、星野祐子訳、彩流社、2001年・『Todos os nomes, 1997』 )、『白の闇』(ジョゼ・サラマーゴ著、雨沢泰訳、日本放送出版協会(NHK出版)、2001年)、『21世紀への英知』(ジョゼ・サラマーゴ 他著、日本放送出版協会(NHK出版)、1999年)、『修道院回想録』(ジョゼー・サラマーゴ著、谷口伊兵衛訳、ジョバンニ・ピアッザ訳、而立書房、1998年)など多数の作品がある。1998年、ポルトガル初のノーベル文学賞を受賞。

1967年生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。1994-96年、ポルトガル、リスボン大学に学ぶ。メーカー勤務等を経て、翻訳者。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 彩流社 (2001/6/2)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2001/6/2
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 272ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4882027100
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4882027102
  • 寸法 ‏ : ‎ 19.5 x 13.5 x 2.3 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 7個の評価

著者について

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ジョゼ・サラマ−ゴ
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上位レビュー、対象国: 日本

2006年7月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 あらゆる名前が、デジタル情報として目の前を無機質に流れる現代、主人公と我々は、同じような立場に置かれている。
 ルーティン・ワークをただ真面目にこなす主人公のちょっとした好奇心が、物語を日常から非日常へと変え、物語は大きく転換していく・・・
 いつもの呼び名、戸籍上の私達の名前、戒名等々・・・名前と個性、そして、個人の尊厳を改めて考えさせらます。 
 復刊してほしい一冊。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年11月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
フランツ・カフカならば短編「掟の前で」で扱ったテーマが「審判」「城」と長編化して続いていくのであるが、ジョゼ・サラマーゴの場合は「見知らぬ島への扉」という短編で描かれた探求心・それに対する色々な障害・どんでん返しの顛末を長編化したのがこの「あらゆる名前」のように感じる痛快な作品。主人公がやっと探し当てたと思った墓地で墓守の語る意外な真実に、作者ジョザ氏の奥深いユーモアと実存主義的な視点とセンスを感じて面白いシーンだと思った。さりげなく色んな寓意がこめれれている。
ジョゼサラマーゴは、石の筏(イベリア半島が地殻変動で大西洋のまん中に移動、社会パニックを描写)とか修道院回想録(魔術で飛ぶ飛行機械の話、残酷な大衆心理を描写)とか、最近映画化で話題の「白の闇」などSF的な話や社会パニックまで読み応えがある作品が多く、この作品を読んだ後で、「あらゆる名前」を手にとって読むと人間の狂気に対する作者の鋭い感性を改めて感じるのではないだろうか。
まだ邦訳されていないが、ジョザサラマーゴ氏の短編集で家来を皆殺しにする王様の寓話があり短編集も邦訳化されれば、もっとこの作者の凄さが理解できるのではないかと思うのである。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年3月1日に日本でレビュー済み
サラマーゴ独特の語り口で不思議な世界が描かれる。登場人物は皆名前がないのは代表作「白の闇」と同じである。
カフカを思わせる魂の寓話。日本ではサラマーゴはそれほど有名ではないのだが、隠れた(?)名著であるので、気になった人には是非読んでほしい。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2001年6月30日に日本でレビュー済み
「ポルトガルのストーカーってこうなのかしら?」と思ってしまうような話だった。でもそんなことを言ってはいけない。これは小説であって寓話なのだから。この話がストーカーの話だと考えるのは、イソップ物語を読んで、古代ギリシャではキツネが言葉をしゃべったのだと思うようなものかもしれない。(ちょっと極端な例かしら?)
この小説は、戸籍管理局に勤める中年の独身男性「ジョゼ氏」が、見知らぬ女性を探し求めていく話。彼は、さまざまな有名人の新聞、雑誌の切り抜きを集めるのを趣味としているのだが、その切り抜きと一緒にほんものの出生届も加えられれば立派なコレクションになる、と思い立って戸籍管理局に忍び込んで書類を持ち出してくる。そのなかに、まったく無名の関係ない人の書類が紛れ込んでいた。ジョゼ氏はその彼女を知りたい衝動にかられ、探し求めていく...という話。けっきょく、コレクションの趣味などというのは、人生の時間をムダに過ごすためのものだ、と思わせながらも、ジョゼ氏がその「ムダなこと」によって体験する冒険や、そのときに感じる精神的葛藤などをとおして、「死」とはどういうことかを学んでゆく。人生はまったく意味がない、と見せかけておきながら実はそうでないということを示してくれているのではないか、と考えさせられた。
作者は1922年生まれというからもう78歳くらいだ。物語の中で「一階右側の女性」が50すぎのジョゼ氏に向かって、人は70をすぎてから少し賢くなるのよ、と言っているが、70を過ぎると世界はどのように見えるようになるのだろうか・・・。わたしはまだたった30年しか生きていないのでまだまだだ。
28人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート