40年ほど前、単行本の腹話術師を図書館の蔵書で読みました。
ネツトでこの本を見て懐かしく思い購入しました。
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腹話術師 (三橋一夫ふしぎ小説集成 1) 単行本 – 2005/10/1
三橋 一夫
(著)
- 本の長さ334ページ
- 言語日本語
- 出版社出版芸術社
- 発売日2005/10/1
- ISBN-104882932814
- ISBN-13978-4882932819
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登録情報
- 出版社 : 出版芸術社 (2005/10/1)
- 発売日 : 2005/10/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 334ページ
- ISBN-10 : 4882932814
- ISBN-13 : 978-4882932819
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,402,726位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 343,300位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年2月9日に日本でレビュー済み
三橋氏の作品は(晩年の独自の健康本は除く)は「ふしぎ」だ。SFでも探偵小説でもなくいわゆる乱歩が言うところの「奇妙な味」の作品でもない。「ふしぎ」だからといってファンタジーでもない。
強いていえば、「三橋一夫」という一つのジャンルとして成り立っているのではないだろうか。
特にこの巻には、著者の若き頃の投影であろう不遇の芸術家が、立場を変えて何度も出てきます。才能があるのになかなか認められず、赤貧の中で悲しくも美しく生きる彼らの姿には、ハラワタの真っ黒な私でさえ心打たれます。
どの作品も読んだ後はしんと落ち着いた気持ちになります。
私はこの本を、表紙の絵、金文字、色などすべてに配慮がなされた一つの作品だととらえました。こういう本を見つけると紙の本を持つ意味が実感できます。大人のための幻想などという通り一遍の言葉では表せない三橋ワールドにどこからページをめくっても入り込める幸せ。
また、巻末には著者自身による作家になるまでの交友関係が書かれています。早い時期に小説の筆を折り、晩年は健康本も手掛けた三橋氏の人生そのものが「ふしぎ」であったことがよくわかるエピソード満載です。
年を経ても、新しいジャンルに出合いたい、という方はぜひ。
強いていえば、「三橋一夫」という一つのジャンルとして成り立っているのではないだろうか。
特にこの巻には、著者の若き頃の投影であろう不遇の芸術家が、立場を変えて何度も出てきます。才能があるのになかなか認められず、赤貧の中で悲しくも美しく生きる彼らの姿には、ハラワタの真っ黒な私でさえ心打たれます。
どの作品も読んだ後はしんと落ち着いた気持ちになります。
私はこの本を、表紙の絵、金文字、色などすべてに配慮がなされた一つの作品だととらえました。こういう本を見つけると紙の本を持つ意味が実感できます。大人のための幻想などという通り一遍の言葉では表せない三橋ワールドにどこからページをめくっても入り込める幸せ。
また、巻末には著者自身による作家になるまでの交友関係が書かれています。早い時期に小説の筆を折り、晩年は健康本も手掛けた三橋氏の人生そのものが「ふしぎ」であったことがよくわかるエピソード満載です。
年を経ても、新しいジャンルに出合いたい、という方はぜひ。
2010年10月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
山尾悠子、横溝正史、江戸川乱歩、谷崎潤一郎などが好きな人間です。
不可思議ですが陰惨ではなく、軽く読みやすいと思います。
上記の傾向の作家が好きで、
読んでいて疲れない作品をと思われるならオススメです。
1,2巻は短編、
3巻は長めのものが多かったと思います。
不可思議ですが陰惨ではなく、軽く読みやすいと思います。
上記の傾向の作家が好きで、
読んでいて疲れない作品をと思われるならオススメです。
1,2巻は短編、
3巻は長めのものが多かったと思います。