平凡な日常生活に忍び寄るじわっと恐怖。
短編15作はどれも背筋がぞっとする、そしていやな後味を残しながらもやめられない。
不思議でありえないと思いながら、本当に自分の身の上に起こりうるかもしれない
又実は本当にあった話しかもしれない、そんな思いになってくる。
よくまとまった作品集。
眠れない夜のお供に・・・
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左手の記憶 (ふしぎ文学館) 単行本 – 2005/11/1
新津 きよみ
(著)
- 本の長さ248ページ
- 言語日本語
- 出版社出版芸術社
- 発売日2005/11/1
- ISBN-104882932857
- ISBN-13978-4882932857
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登録情報
- 出版社 : 出版芸術社 (2005/11/1)
- 発売日 : 2005/11/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 248ページ
- ISBN-10 : 4882932857
- ISBN-13 : 978-4882932857
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,589,619位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 377,108位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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長野県生まれ。『女友達』『トライアングル』『ふたたびの加奈子』など多くの作品が映像化されている。近著に『神様からの手紙 喫茶ポスト』『二年半待て』(徳間文庫大賞2018)『シェアメイト』『誰かのぬくもり』などがある。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年6月27日に日本でレビュー済み
著者の不思議な物語を15編集めた短編集です。
まず、一作目の「返す女」ですっかりこの本に入り込んでしまいました。
どの作品も女性、特にある程度の年齢を重ねた女性には、
深く共感できる作品ばかりだと思います。
ただどれも”不思議”という、単純な言葉では表現できないくらい、
怖い要素がいっぱいで、ホラー短編集といってもいいと思います。
そんなぞっとする展開の多い中、「頼まれた男」は切なかったです。
二人の主人公の男を丁寧に描いていて、胸に響きました。
短い枚数の中に、ぎゅっと人生を詰め込んだ傑作だと思いました。
まず、一作目の「返す女」ですっかりこの本に入り込んでしまいました。
どの作品も女性、特にある程度の年齢を重ねた女性には、
深く共感できる作品ばかりだと思います。
ただどれも”不思議”という、単純な言葉では表現できないくらい、
怖い要素がいっぱいで、ホラー短編集といってもいいと思います。
そんなぞっとする展開の多い中、「頼まれた男」は切なかったです。
二人の主人公の男を丁寧に描いていて、胸に響きました。
短い枚数の中に、ぎゅっと人生を詰め込んだ傑作だと思いました。