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写真とプロパガンダ: 1945-1958 大型本 – 2009/7/1

2.0 5つ星のうち2.0 1個の評価

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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 三元社 (2009/7/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2009/7/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 大型本 ‏ : ‎ 188ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4883032493
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4883032495
  • カスタマーレビュー:
    2.0 5つ星のうち2.0 1個の評価

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Milanka Todic
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上位レビュー、対象国: 日本

2022年7月15日に日本でレビュー済み
ユーゴスラヴィアにおけるプロパガンダ/アジテーション写真史の一コマ.
 プロパガンダについて調べたくて取り寄せたものだが,本書はどちらかといえば,その謀略性より芸術性評論重視.



・「ベンヤミンが絵画の複製技術時代と呼んだこの時期は,単に作品からアウラを奪い去って芸術作品の形質を変えただけにとどまらず,ヨーロッパの古典的な文化を根底から覆しもした」(p.20)
 複製技術がこんなところに影響を及ぼしていたとは.
・「アジプロ文化は,スターリン主義時代をそっくり映し出している鏡像として捉えるのが,最も分かり易い」(p.32)
・「写真と言葉とで党の方針をプロパガンダする,新創刊の写真雑誌『フォトグラフィヤ』には,次のように述べられている.『芸術写真とは,己のよりよい未来を切り開いていっている働く人間の戦いを描き出すべきものである.芸術写真は,人民の考えと要望を,資本主義の社会を突き崩し,社会主義の新しい社会を建設するたゆまぬ努力を,犠牲を,苦心を,浮き彫りにすべきなのである』」(p.34)
・「時間というコンセプトが,特定の方向性を変え,操作を行うための道具であるとは,全体芸術の多くの理論家が指摘しているところである」(p.35)
 目に見えないために気付きにくいが,「時間」はプロパガンダの上で重要な概念である模様.
・アマチュア写真家を養成し,取り込むという,プロパガンダ戦略.「タラブーキンの言葉を使えば,『写真がリアリティーを描き出すやり方を,ラディカルに改革する』べきだという要求であった」(p.39-43)
 どのジャンルでも「裾野を広げる」のは,そのジャンルが隆盛するために必要なことだが,プロパガンダのためにそこまでやるとは…
・チトーの顔写真がプリントされたシャツを着て,集団体操を行う幼女(p.52)
 まあ,女子供を使うのは,民間のCMでも良く行われることだが,ここまで露骨だとむしろ苦笑.



・「どんなスペクタクルであれ時間的空間的制約というものがあるわけだが,スペクタクルを撮影した写真を複製し大量に作成すれば,スペクタクルの効果と『期間』とを長く保てるのであり,こうした限界も相対的なものにしてしまうことが可能となるのである」(p.58)
・「ユーゴスラヴィアで執り行われた集団パフォーマンスの個々の情景を写し取った数多くの写真が,いかなる点でスペクタクルを支えたかといえば,それは,様々な場所でのイヴェントを同時に記録しつつ,全てを画像に転化することを通じて,そのパフォーマンスの影響力をさらに大きく広汎なものにするという基本的な意図においてであった」(p.58)
・「『しかも労働者にも分かる言葉で語る.国籍にも関わりなく,あらゆる人が理解でき,あらゆる人を説得する力のある言葉で語る.この点,写真とは国際語である』」(p.58)
 プロパガンダ・ツールとしての写真の効能についての,これら指摘は興味深し.
・「あるところに生身のチトーの姿がある.実際に身体がそこにあるわけだ.チトーは現実の時間の中でスペクタクルを見ている.ところが次の瞬間,チトーは,鏡に映ったような工夫に自分で自分の姿を目にすることになる.一方,パレードの多数の参加者もそれぞれ,チトーの姿を描いたプラカードを手にして,チトーの姿を目にする.パレードの終点,ベオグラードの労働組合会館ビルには,これがかなり重要なポイントであるが,壁面にチトーの巨大なポスターが掲げられている.ここでチトーは,パレードの一部始終を見守った人間というポジションを占めることになる」(p.69)
・「階級闘争から解放された社会で全体を統べるモラル面での秩序,こうした秩序を巡る神話は,現実と虚構との境界を曖昧にする」(p.69)
 新たな民族共同幻想の創始.



・「どう見ても自然主義でしかないような写真は広告には使えない」(ニコライ・タラブーキン)(p.97)
・「プロレタリア独裁の時代には,革命の主だった指導者でさえ失脚し政治の世界から姿を消した.けれども,若い炭鉱夫/模範労働者の画像は生き延びた.この画像には,共産主義の新しい人間をめぐるユートピア性を帯びた基本思想に対する視覚的な支えという部分があったからである」(p.101)
・「働く人々の写真,『小さな人間』の顔が,日常の無名性というコンテクストから剥ぎ取られて,『イコン』との,すなわち中世の宗教芸術のイメージとの視覚的対話へ参入する.こうしたことがらによって,宗教的なものの世俗化が図られる.ないしは,月並みな日常の技術的画像が宗教性のレヴェルまで引き上げられる」(p.109)
 古いイコンのイメージの借用という手口.



 巻末,井口壽乃による付論は,ユーゴスラヴィアのプロアジと,戦前日本やハンガリー・アヴァンギャルドとの共通性について論じており,それはそれで面白いのだが,やはり当方の求めていたものとはちょっと違う気がする.
・「視覚伝達デザインの立場からは,万人にとっての分かり易さは重要なポイントであって,やや乱暴な言い方をすれば,よまなくても内容(情報)が伝わるためには,誰が見ても等しく理解できるように「構成=抽象化』され,人目を引くための工夫があればよいのである」(p.177)



 やや抽象的表現が多く,その点では読み辛し.
【関心率9.574%:全ページ中,手元に残したいページが当方にとってどれだけあるかの割合.当方にとっての必要性基準】