図書館本
無知な私は岡田昇氏を知りませんでした。
岡田昇(登山家、写真家1953-2002 奥穂高岳で行方不明)
ヒグマの撮影の記録などを書き綴っています。1990年9月から1994年8月にかけて渡航13回、滞在期間延べ18か月。主にクリル湖周辺のヒグマの撮影
本書でもヒグマの生き生きした野生の写真が載せられています。
野生、自然に対して真摯な向き合い方をしている方だと感じました。
カムチャッカナイフを作るという章では秋月岩魚さんとの只見川での釣りの話も出てくる。
日本の動物学者や動物写真家への苦言も綴られている。
クマを餌付けするような小屋の使い方(残飯や糞尿を小屋の近くで処分する等)
小屋の中に貼られたあるTV局のシール
銃をもたせたガイドを伴って来た動物カメラマン
ふと星野氏の事を想い出した、TV取材中に亡くなったことを。
星野道夫(1952年9月27日 - 1996年8月8日 カムチャッカのクリル湖畔でヒグマに襲われ死亡)
岡田氏は何らかのコメントを出したのだろうか?
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
カムチャツカ探検記: 水と火と風の大地 単行本 – 1999/12/1
岡田 昇
(著)
- 本の長さ430ページ
- 言語日本語
- 出版社三五館
- 発売日1999/12/1
- ISBN-104883201872
- ISBN-13978-4883201877
この著者の人気タイトル
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
前代未聞のヒグマ観察・人跡未踏の最北活火山初登頂-生と死と、自分の存在理由を求めて、人間のいない所を彷徨い続ける写真家が辺境地・カムチャツカを舞台に、極東に生きる野生の鼓動を全身で体感したノンフィクション。
登録情報
- 出版社 : 三五館 (1999/12/1)
- 発売日 : 1999/12/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 430ページ
- ISBN-10 : 4883201872
- ISBN-13 : 978-4883201877
- Amazon 売れ筋ランキング: - 676,933位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 4,612位紀行文・旅行記
- - 8,131位海外旅行ガイド (本)
- - 44,199位歴史・地理 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中4.1つ
5つのうち4.1つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
8グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2019年7月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ワクワクする場面もあって楽しく読みました。
写真家岡田昇さんの自然、野生に対する姿勢、思い入れが伝わってきて
少し私の人生観も変わったような気がします。
写真家岡田昇さんの自然、野生に対する姿勢、思い入れが伝わってきて
少し私の人生観も変わったような気がします。
2017年3月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
もう少し民俗学的な視点を期待していましたが、熊とサケ、火山が主体で、少々、勘違いしていました。
探検というよりも冒険の色合いが濃い内容です。
写真撮影にはさぞや勇気が必要だったかと察します。
探検というよりも冒険の色合いが濃い内容です。
写真撮影にはさぞや勇気が必要だったかと察します。
2009年6月10日に日本でレビュー済み
パワフルな行動力と知的探究心が結実した傑作ノンフィクション。
文学的にも素晴らしい記述が随所に光り、岡田氏の表現者としての魅力がまっすぐに伝わってくる。
カムチャッカといえば写真家星野道夫氏がクマに襲われて亡くなった土地でもあるが、今回この作品に触れ、そこがいかに野生の領域であるかを改めて知った気がする。
やはり野性とは遥かなる彼岸に生きるものなのだろう。
その野生に憧れ、野生にわけ入り、そして野生と呼応することによって紡ぎだされた魂の言葉たち。その真摯な言葉は、都市文明に鈍磨したわれわれの五感を呼び覚まし、人智の及ばぬもうひとつの時間が世界に流れていることを教えてくれる。
文学的にも素晴らしい記述が随所に光り、岡田氏の表現者としての魅力がまっすぐに伝わってくる。
カムチャッカといえば写真家星野道夫氏がクマに襲われて亡くなった土地でもあるが、今回この作品に触れ、そこがいかに野生の領域であるかを改めて知った気がする。
やはり野性とは遥かなる彼岸に生きるものなのだろう。
その野生に憧れ、野生にわけ入り、そして野生と呼応することによって紡ぎだされた魂の言葉たち。その真摯な言葉は、都市文明に鈍磨したわれわれの五感を呼び覚まし、人智の及ばぬもうひとつの時間が世界に流れていることを教えてくれる。
2005年5月29日に日本でレビュー済み
カムチャッカ半島にあるヒグマの聖地クリル湖でヒグマをはじめとする野生動物の撮影を通じて体験した自然や、現地での熊との共存生活、最北の活火山登頂などの体験を綴ったノンフィクション。
カムチャッカでの自然保護に関するロシア人の考え方などもわかります。
カムチャッカでの自然保護に関するロシア人の考え方などもわかります。