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永六輔

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悪党諸君新書 – 1999/6/1

永六輔 (著)

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本の長さ

227ページ
言語

日本語
出版社

青林工藝舎
発売日

1999/6/1
ISBN-10

4883790258
ISBN-13

978-4883790258
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商品の説明

内容（「MARC」データベースより）

過去に永六輔が行った全国各地の刑務所での慰問講演を、受刑者の出所後の再犯の問題に一石を投じる意味も込めて単行本化。

登録情報

出版社 ‏ : ‎ 青林工藝舎 (1999/6/1)
発売日 ‏ : ‎ 1999/6/1
言語 ‏ : ‎ 日本語
新書 ‏ : ‎ 227ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4883790258
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4883790258

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田中昭一

抱腹絶唱。

2024年1月21日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

刑務所慰問の爆笑集。

役に立った

hp

抱腹絶倒とまでは行かないけれど、実感から出た言葉がすばらしい

2016年7月29日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

永さんの訃報を受けて、米光一成さんがエキレビに挙げていたレビューを読んで購入しました。
私からすると米光さんのレビューは概して少し評価が甘めかな、と思えるのですが、本書も抱腹絶倒とまでは至りませんでした。
別々の機会に、当然ながら聴衆が重複する可能性を考慮しないで行った講演録ですから、重複があるのはしかたないことですし。

それでも有益だったと思うのは、説教臭くならず、疎ましがられずに人に説諭やら忠告やらをするには、なるほどこういうふうに話をすればよいのか、と非常に勉強になる点。男性の乳首の意味なんて、興味本位だけで聞き入ってしまう話がちゃんと反省を促す話に落ちつく流れなど本当にうまいです。

この「男性の乳首の意味」の追究にしても、曲尺・鯨尺の話にしても、脳死の話にしても、すべて自分経験、あるいは身近な人への想いに緒を発しているところがいい。例えば、脳死に関する永さんの見解に、理詰めでは反対したいと思うけれど、彼の実感のこもった言葉に反論できるだけの実感を私は持ち得ていないです。

この講演を聞いた人たちのおそらくほとんどが、理屈では悪いとわかっていることやらかしてしまった人たちであろうと考えると、この実感の有無は聞き手の納得感を大きく左右したに違いないでしょう。いや、相手が誰であれ、こんなふうにありったけの実感でものを語れる人はすばらしいです。

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役に立った

まっちん

いい本に出会えて感謝

2023年6月27日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

期待以上に新しくて感謝です。ありがとうございます

2014年8月2日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

永六輔が神戸震災時の暴力団による秩序維持について言及していたが、そのようなことが「見える」のはこんな裏話があったのだと納得。割れ目ちゃんからおチンチンが出来るのであって、イブの肋骨から女が作られた訳ではないそうだ。旧約聖書には縛られない仏教徒は素晴らしい。星の数が少なめなのは、同じ話（確かに少しずつは違うのだが）が何度でもされる部分があることによる。それにしても、小沢昭一と一緒にラジオで曲尺鯨尺を職人に使わせないのはオカシイというキャンペーンをやっていたのを思い出す。この話と中村八大の擁護の部分に大いなる男気を感じる。

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役に立った

てらこ

非常におもしろかったです！

2018年9月16日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

永さんのお人柄が良く出ていて、というか永さんてそういう方だったんだ、というのが分かって、とにかく良かったです。

2016年9月19日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

永六輔さんらしいユーモアに富んだ内容であっという間に読んでしまいました。
秋の夜長に、少し読書でも…という方にはオススメです。

2003年4月18日に日本でレビュー済み

　講演記録はあまたあれど、刑務所からのライブ中継というのはそうそうあるもんじゃない。1985年の笠松刑務所を皮切りに、各地刑務所を慰問したとき録音してあったものを原稿に起こしたもの。まったくよく残っていたものである。
（爆笑）につぐ（爆笑）、（笑い）につぐ（笑い）。とくに永六輔のあの口調を想像して読めば、絶対に笑える。これが刑務所のなかで話されたことを想像し、娯楽に飢えている「諸君」の身になればさらに笑える。笑えないのは、肉体的な痛みか精神的な苦しみをかかえている人、あるいは純粋無垢な、まだ挫折の一つも知らないうんと若い人だろう。
　受刑者を笑い物にして、ときに傷つけ、生きることの意味を搦手で教え、並の芸人にはできない話術で爆笑の渦に巻き込む。だからこそ受刑者たちは出所後も永六輔のことをよく覚えていて、「あのときはお世話になりました」などとシャバで声をかけては永六輔をびっくりさせる。「右翼の外宣車の上からマイクで突然声をかけないように」（爆笑）
　刑務所ということを忘れて、窓ガラスを揺する明るい笑い声が聞こえてくるような気がする。「あっそうか、つまらない話でも、作業休んでるの長いほうがいいのかな」（爆笑）
　題名の「悪党諸君」というのは、刑務所を慰問したある講演者の第一声であるというが、さすがにこの真似だけはできなかったとか。ああ見えても気が弱いらしい。いや、あたりまえか。

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Yamanaka

センスが良い話ばかり

2016年9月22日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

流石、永六輔さんだなぁと思った。相手に対してユーモアを交えながらも、温かみのある話に引き込まれてしまった。

役に立った

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