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血だるま剣法・おのれらに告ぐ コミック – 2004/9/1
平田 弘史
(著)
遂に復刊成る! 1962年夏、大阪日の丸文庫から貸本店向け描き下しマンガ単行本として発行された「血だるま剣法」は、なぜ40年以上に渡り封印され続けたのか? マンガ史のみならず戦後の出版史を考えるうえで避けることのできない本作の意味を再検証。リメイク版「おのれらに告ぐ」併録。監修及び解説:呉智英。
- 本の長さ213ページ
- 言語日本語
- 出版社青林工藝舎
- 発売日2004/9/1
- ISBN-104883791637
- ISBN-13978-4883791637
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商品の説明
出版社からのコメント
収録作品:「血だるま剣法」「おのれらに告ぐ」、解説「四十余年の封印を解いて」呉智英。現存数が極めて少ない原本をデータ化の上、貸本マンガ独特の二色頁、刷り色まで完全再現!
登録情報
- 出版社 : 青林工藝舎 (2004/9/1)
- 発売日 : 2004/9/1
- 言語 : 日本語
- コミック : 213ページ
- ISBN-10 : 4883791637
- ISBN-13 : 978-4883791637
- Amazon 売れ筋ランキング: - 196,308位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年3月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
部落差別が背景にあるが、穢多・非人は伏字になっている。呉 智英の解説付き。
2015年5月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
素直に復刻を喜びたい。
作品に関しては今更言うまでもない。
部落差別が回収の理由だがこの作品のどこが差別なのか。
むしろ差別を非難しているではないか。
そんなつまらない理由で回収された本作。
動物園の猿の命名にクレームを付けるような輩は何時の時代でもいる。
是非読んでいただきたい。
作品に関しては今更言うまでもない。
部落差別が回収の理由だがこの作品のどこが差別なのか。
むしろ差別を非難しているではないか。
そんなつまらない理由で回収された本作。
動物園の猿の命名にクレームを付けるような輩は何時の時代でもいる。
是非読んでいただきたい。
2009年7月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まだマンガが混沌としていたとき(悪い大人どもに見つからなかった時代)、幾多と書かれたトラウマコミックの典型的な作品。
伏字があるのはとても残念だけど、さすがに致し方ないか。
いま読んでも十分楽しめる娯楽時代劇です。
でも、大都会に住んでいる若者などは部落問題などあまり興味がない人が多いだろうから、むしろ「GANZ」とかのほうが刺激的かもしれない。
伏字があるのはとても残念だけど、さすがに致し方ないか。
いま読んでも十分楽しめる娯楽時代劇です。
でも、大都会に住んでいる若者などは部落問題などあまり興味がない人が多いだろうから、むしろ「GANZ」とかのほうが刺激的かもしれない。
2005年6月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
~製本なども含めて作品を堪能できます。
「血だるま剣法」の原版は製本されたものから新たに作成したとのことです。
そのためか絵がおおざっぱというか荒く印刷されています。
(当時の貸本では技術面・費用面の制限から
このような印刷が主流だったのかもしれません。)
呉氏の解説は丁寧な叙述で発禁問題の状況を伝えてくれます。
2つの作品が収~~録されていますが、
やはり原作の「血だるま剣法」が面白い。
「おのれらに告ぐ」は、絵の細密さでは遙かに勝るとはいえ
物語としての不合理や物足りなさを感じました。
なお「血だるま剣法」中での、
誤解にもとづいた記述や差別的文言は伏せ字となっていますが、
呉氏の解説を読むと大体の内容を知ることができます。
すばらしくエネルギーに溢~~れた奔放な作品で、
強い社会的意識に支えられています。~
「血だるま剣法」の原版は製本されたものから新たに作成したとのことです。
そのためか絵がおおざっぱというか荒く印刷されています。
(当時の貸本では技術面・費用面の制限から
このような印刷が主流だったのかもしれません。)
呉氏の解説は丁寧な叙述で発禁問題の状況を伝えてくれます。
2つの作品が収~~録されていますが、
やはり原作の「血だるま剣法」が面白い。
「おのれらに告ぐ」は、絵の細密さでは遙かに勝るとはいえ
物語としての不合理や物足りなさを感じました。
なお「血だるま剣法」中での、
誤解にもとづいた記述や差別的文言は伏せ字となっていますが、
呉氏の解説を読むと大体の内容を知ることができます。
すばらしくエネルギーに溢~~れた奔放な作品で、
強い社会的意識に支えられています。~
2010年10月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
同じ本も持っているので絵や内容が良いのは分かっていますがボロボロだったので読む為ではなく、保存用(コレクション用)に新品を購入しました。
田舎の本屋さんには無かったので。
ですが、新品なのに保存状態が悪いのか、小口はうっすらと焼けており、帯やカバーは細かい擦り傷だらけでした。
これなら中古の状態の良い物とあまり変わりません。
コレクションには不向きでした。
田舎の本屋さんには無かったので。
ですが、新品なのに保存状態が悪いのか、小口はうっすらと焼けており、帯やカバーは細かい擦り傷だらけでした。
これなら中古の状態の良い物とあまり変わりません。
コレクションには不向きでした。
2010年3月16日に日本でレビュー済み
読んでるだけで疲れる「カムイ伝」にも影響を与えた傑作。
こんな名作を24歳で出版するとは天才だ。
繰り返して読む度に内容を深く理解できる。
解説を読み、時代背景を考えつつ読んでいると平田氏の天才ぶりが分る。
こんな作品を復刊した出版社に敬意を表したい。
こんな名作を24歳で出版するとは天才だ。
繰り返して読む度に内容を深く理解できる。
解説を読み、時代背景を考えつつ読んでいると平田氏の天才ぶりが分る。
こんな作品を復刊した出版社に敬意を表したい。
2006年12月29日に日本でレビュー済み
近年、著者の過去の作品が復刻されているので非常にうれしいのだが、中でも最も重要な作品の一つがこの「血だるま剣法」だ。
そのリメイク作「おのれらに告ぐ」は日本文芸社版で既読だったのだが、リメイク作とのあまりの違いに驚き、そして、これが40年以上前に書かれたマンガなのかと驚いた。結局驚きっぱなしだった。
「血だるま剣法」は、貸本マンガとして昭和37年に刊行されたものの、部落開放同盟の抗議を受け、回収・廃棄・絶版に追い込まれた著者の幻の代表作である。「おのれらに告ぐ」も印象に残る作品だったが「血だるま剣法」を読んでしまうと、その印象は霞んでしまう。
本書にはこの2作と、「血だるま剣法」が絶版に至った経過とその時代背景、復刻の意義、著者が主張したかったであろうことを詳細に記した監修者呉智英の解説が収められている。そして可能な限りオリジナルを再現しようとした関係者の努力も合わせて考えてみると、絶版から40年以上、リメイクされてから35年以上経ってしまったが、著者も作品もこれで満足したに違いない。
平田弘史は貸本マンガ時代からマンガ(劇画)を書き続けている数少ない漫画家である。しかも題材とするのは武士の世界一本。私は勝手に日本を代表する漫画家の一人だと思っているのだが、一般的には知る人ぞ知る的な漫画家である。わかる気もするが残念だ。
そのリメイク作「おのれらに告ぐ」は日本文芸社版で既読だったのだが、リメイク作とのあまりの違いに驚き、そして、これが40年以上前に書かれたマンガなのかと驚いた。結局驚きっぱなしだった。
「血だるま剣法」は、貸本マンガとして昭和37年に刊行されたものの、部落開放同盟の抗議を受け、回収・廃棄・絶版に追い込まれた著者の幻の代表作である。「おのれらに告ぐ」も印象に残る作品だったが「血だるま剣法」を読んでしまうと、その印象は霞んでしまう。
本書にはこの2作と、「血だるま剣法」が絶版に至った経過とその時代背景、復刻の意義、著者が主張したかったであろうことを詳細に記した監修者呉智英の解説が収められている。そして可能な限りオリジナルを再現しようとした関係者の努力も合わせて考えてみると、絶版から40年以上、リメイクされてから35年以上経ってしまったが、著者も作品もこれで満足したに違いない。
平田弘史は貸本マンガ時代からマンガ(劇画)を書き続けている数少ない漫画家である。しかも題材とするのは武士の世界一本。私は勝手に日本を代表する漫画家の一人だと思っているのだが、一般的には知る人ぞ知る的な漫画家である。わかる気もするが残念だ。