可愛らしい絵柄とはうってかわり、登場人物全員が
「闇金ウシジマ君」に出てきそうな典型的クズの
メンタリティの持ち主で、読んでいると軽いめまい
のような、グルーブ感のある作品です。
美少女が出てきてハーレムだの、美少年がガンガン
出てきて腐女子が妄想するだのといった売れ線の
商業作品マンガとは一線を画する作品です。
こういうマンガが出るというのは、日本のマンガ文化は
深いと思います。ぜひご一読ください。
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変わってるから困ってる コミック – 2006/2/25
藤枝 奈己絵
(著)
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購入オプションとあわせ買い
へんぴな場所にある消しゴム工場で、やりがいのない仕事を続けるちょっと変わった女の子のまわりには、やはりちょっと変わった人達がいっぱい…。『アックス』連載中に話題を呼んだ表題作に、描き下ろし作品「夢でお会いいたしましょう」他収録。待望の著者初の作品集。
- 本の長さ193ページ
- 言語日本語
- 出版社青林工藝舎
- 発売日2006/2/25
- ISBN-104883792080
- ISBN-13978-4883792085
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登録情報
- 出版社 : 青林工藝舎 (2006/2/25)
- 発売日 : 2006/2/25
- 言語 : 日本語
- コミック : 193ページ
- ISBN-10 : 4883792080
- ISBN-13 : 978-4883792085
- Amazon 売れ筋ランキング: - 510,541位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
星5つ中4.6つ
5つのうち4.6つ
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年3月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
主人公がホントにダメ人間でメジャー誌では絶対ありえない性格。
だけど妙に共感するところもある変わった主人公、変わっている点が生きていくのにプラスになりそうにない点がいいです。
周りの人間も性格に難のある人間ばかりで、あまり共感を呼ぶ人達はいないです。
だけどこんな人達でもなんとかやっていけると思うと、妙にホッとして落ち込んだ時に読み返したくなるマンガです。
だけど妙に共感するところもある変わった主人公、変わっている点が生きていくのにプラスになりそうにない点がいいです。
周りの人間も性格に難のある人間ばかりで、あまり共感を呼ぶ人達はいないです。
だけどこんな人達でもなんとかやっていけると思うと、妙にホッとして落ち込んだ時に読み返したくなるマンガです。
2015年8月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ちょっとした悪意とかにクスリッとしてしまいます。困ってる人って言うより変な人だらけです!(面白い意味で)
2006年4月22日に日本でレビュー済み
う、上手い!? いや、ヘタだ!? でもオモシロイ!!
なんとも奇妙な持ち味が魅力の作者初の短編集。
万引き常習者の主人公と二重人格なアノ人、
変態の工場長にホスト狂いのあのコ。
「変わってる」人が繰り広げる、どーにもこーにもな物語。
まず ひと言。絵がヘタだ!!
絵柄的に古いとか合わないとかじゃなくて(むしろスッキリ線で今風)、
ただ単純にヘタ。
ぶっちゃけて言うと、犬がミュータントにしか見えない(笑)。
でも、それでも読ませるのは、
独特の「引きずられる感」に溢れているからではないかと。
“コイツラしょうもね〜”っていう。
あとがきを読むと、作者本人もかなり“しょうもない”っぽいですが、
女性版の蛭子能収になりそうで、目が離せない…わけではないんですけど。
個人的には、以下のセリフがツボ。
「仕方ない が多すぎる」
「仕方ないよ」
よーするに、そういうマンガです。はい。
なんとも奇妙な持ち味が魅力の作者初の短編集。
万引き常習者の主人公と二重人格なアノ人、
変態の工場長にホスト狂いのあのコ。
「変わってる」人が繰り広げる、どーにもこーにもな物語。
まず ひと言。絵がヘタだ!!
絵柄的に古いとか合わないとかじゃなくて(むしろスッキリ線で今風)、
ただ単純にヘタ。
ぶっちゃけて言うと、犬がミュータントにしか見えない(笑)。
でも、それでも読ませるのは、
独特の「引きずられる感」に溢れているからではないかと。
“コイツラしょうもね〜”っていう。
あとがきを読むと、作者本人もかなり“しょうもない”っぽいですが、
女性版の蛭子能収になりそうで、目が離せない…わけではないんですけど。
個人的には、以下のセリフがツボ。
「仕方ない が多すぎる」
「仕方ないよ」
よーするに、そういうマンガです。はい。
2009年5月13日に日本でレビュー済み
うだつの上がらない毎日。つまらないテレビ番組。そして全くイケてない自分。
そんな自分の日常のショボさを忘れたくてつい“何か”に手を染めてしまう!!
……という、決して人には言えない身近さを感じてついつい読み進みます。
というか、3ページくらいめくったらもう止まりませんでした。
犯罪とかレベルじゃなくても、つい何かに手を染めてスカッとしたい、っていう気持ちは誰にもありますよね。
スカしてるあの人も、カッコつけてるあの娘も、みんなみんなみ〜んな、頭の中はちょっと変わってるんだって思うとちょっと気がラクですよね〜。
そんな自分の日常のショボさを忘れたくてつい“何か”に手を染めてしまう!!
……という、決して人には言えない身近さを感じてついつい読み進みます。
というか、3ページくらいめくったらもう止まりませんでした。
犯罪とかレベルじゃなくても、つい何かに手を染めてスカッとしたい、っていう気持ちは誰にもありますよね。
スカしてるあの人も、カッコつけてるあの娘も、みんなみんなみ〜んな、頭の中はちょっと変わってるんだって思うとちょっと気がラクですよね〜。
2008年11月24日に日本でレビュー済み
万引き!?強姦!?そして復讐!?
地べたに足がべったりくっついているように重くはない。かといって雲の上をふわわんとスキップしているように軽くもない。
トランポリンの上をぶわわん、ぼよよんと歩いているような、そういう妙な感じと言ったら、この漫画を読んでいるときの感覚というのはうまく伝えられるかなぁ。
地に足をつけているより(言い換え:真剣だったり文学的だったりするお話とか)、雲の上で軽快にダンスをしているより(言い換え:ファンタジーとか単純にわくわく楽しいお話とか)、このぶわわんぼよよんの方がいつまでも飽きがこないような気がするのは、何故!?
この人の漫画を雑誌でちょっと読んで「絵が苦手」とか「単純につまらない」とか思った方も、ばっ!と一気にこの単行本を読んでみれば、ああ、何故、何故、なんか知らんけどやめられない〜、となるかも知れません。私はそうでした。
現実に起こったら冗談じゃない大変なことになるはずなのに(たとえば万引きとか《お金もらってるけど》強姦とか、ほかのほとんどのお話だったらシリアスに描かれるほど冗談じゃないですよね)、キャッチボールしててボール投げたらがんこじじいの家の窓割っちゃった〜わわ、大変だぁ、みたいなそういうノリで物事が描かれているところが奇妙な面白み(ぶわわんぼよよんの感覚)につながっているような気がして、そういうところを突っ込み入れながら読むと面白いです。
馴染んでくると最初は苦手だった絵も好きになってしまうのですが、心を鬼にして(!?)☆4つです。
地べたに足がべったりくっついているように重くはない。かといって雲の上をふわわんとスキップしているように軽くもない。
トランポリンの上をぶわわん、ぼよよんと歩いているような、そういう妙な感じと言ったら、この漫画を読んでいるときの感覚というのはうまく伝えられるかなぁ。
地に足をつけているより(言い換え:真剣だったり文学的だったりするお話とか)、雲の上で軽快にダンスをしているより(言い換え:ファンタジーとか単純にわくわく楽しいお話とか)、このぶわわんぼよよんの方がいつまでも飽きがこないような気がするのは、何故!?
この人の漫画を雑誌でちょっと読んで「絵が苦手」とか「単純につまらない」とか思った方も、ばっ!と一気にこの単行本を読んでみれば、ああ、何故、何故、なんか知らんけどやめられない〜、となるかも知れません。私はそうでした。
現実に起こったら冗談じゃない大変なことになるはずなのに(たとえば万引きとか《お金もらってるけど》強姦とか、ほかのほとんどのお話だったらシリアスに描かれるほど冗談じゃないですよね)、キャッチボールしててボール投げたらがんこじじいの家の窓割っちゃった〜わわ、大変だぁ、みたいなそういうノリで物事が描かれているところが奇妙な面白み(ぶわわんぼよよんの感覚)につながっているような気がして、そういうところを突っ込み入れながら読むと面白いです。
馴染んでくると最初は苦手だった絵も好きになってしまうのですが、心を鬼にして(!?)☆4つです。