私はもっぱら佐藤幸治と芦部を読んでいたので、新鮮な感じがした。でも司法試験とかにはあんまし向かないような気がする。つぎは松井茂記を読むつもりだが本の値段が高いので図書館で借りようかと思っている。
この本は雑談風の話が多いのが面白い。ドウオーキンとか出てくるとこが学術的って感じで面白い。憲法に興味ある人は参考までに読むべし。
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憲法 第2版 (新法学ライブラリ) ペーパーバック – 2001/1/1
長谷部 恭男
(著)
- 本の長さ470ページ
- 言語日本語
- 出版社新世社
- 発売日2001/1/1
- ISBN-104883840239
- ISBN-13978-4883840236
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
標準的な学説・判例を踏まえつつ、憲法の科学の性格、公共の福祉と人権など、いくつかの問題について新たな視点を設定し、その視点から従来の学説・判例の意味や相互関係を読み直す「もう一つの教科書」。96年刊の第2版。
登録情報
- 出版社 : 新世社 (2001/1/1)
- 発売日 : 2001/1/1
- 言語 : 日本語
- ペーパーバック : 470ページ
- ISBN-10 : 4883840239
- ISBN-13 : 978-4883840236
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
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2004年3月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2002年9月6日に日本でレビュー済み
憲法学の最新の理論的成果が凝縮されている.市販されている概説書の中で,最前線・最高水準の内容を含む一冊だと思う.
本書の著者は,専門として憲法学方法論に取り組んできた方であるので,従前概説書ではあまり取り上げられることがなかった,憲法解釈論にも一節が割かれている(最も,近年発売されたどの概説書でも,この点に一節が割かれるようになりつつあるのだが).
また,基礎法学の最新理論が採用されている.例えば本書の導入部では,国家の主要な任務が1調整問題の解決,2公共財の提供,3人権の保障と明言されている.3はともかく1・2については「法と経済学」の影響が明らかだろう(そもそも本書が「有斐閣」ではなく「新世社」の出版物であることを想起せよ).
「問題点」らしい点は,少ない頁に反比例して法哲学的記述に紙幅を割いているため,制度の詳細説明・他説紹介・判例の詳細な検討等に欠けることと,記述に濃淡が有り過ぎ(?)のため,「淡」の部分は本当に記述が薄い…例えば社会権…ことが挙げられる.
上記の理由で,本書を司法試験や公務員試験の基本書とするのは,あまりお勧めできない.著者自身も「はしがき」で「もう一つの(alternative)教科書となることを目指している」と書いている.
憲法学を勉強するならぜひ読むべき.ただし,芦部・佐藤・戸波先生等の概説書を読んでからでないと,読みこなせないと思う.
本書の著者は,専門として憲法学方法論に取り組んできた方であるので,従前概説書ではあまり取り上げられることがなかった,憲法解釈論にも一節が割かれている(最も,近年発売されたどの概説書でも,この点に一節が割かれるようになりつつあるのだが).
また,基礎法学の最新理論が採用されている.例えば本書の導入部では,国家の主要な任務が1調整問題の解決,2公共財の提供,3人権の保障と明言されている.3はともかく1・2については「法と経済学」の影響が明らかだろう(そもそも本書が「有斐閣」ではなく「新世社」の出版物であることを想起せよ).
「問題点」らしい点は,少ない頁に反比例して法哲学的記述に紙幅を割いているため,制度の詳細説明・他説紹介・判例の詳細な検討等に欠けることと,記述に濃淡が有り過ぎ(?)のため,「淡」の部分は本当に記述が薄い…例えば社会権…ことが挙げられる.
上記の理由で,本書を司法試験や公務員試験の基本書とするのは,あまりお勧めできない.著者自身も「はしがき」で「もう一つの(alternative)教科書となることを目指している」と書いている.
憲法学を勉強するならぜひ読むべき.ただし,芦部・佐藤・戸波先生等の概説書を読んでからでないと,読みこなせないと思う.