蒼竜社から発売された初のノエル本。
五百香ノエルさんの面白さが十分に生かされた作品だと思う。
主人公が男娼という、身近にはないテーマなのに、グイグイ引き込まれる躍動感。
恋愛メインですが、しっかりと男のプライドが描写されてて面白い。
読み応えのある作品なので、是非とも下巻を揃えてから読んでほしい
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運命はすべて、なるようになる(上) (Holly NOVELS) 新書 – 2010/7/23
巡る運命の輪を、少年は自ら回すことができるのか・・・・・・。
まっすぐに目を見て認めてほしい。ライバルとして、同志として――。
一九××年。檜垣瑛輝(ひがきえいき)はグランドスラムの帝王・ワーグナーと、メルセデス・ベンツ・カップ決勝のコートに立っていた。
瑛輝はワーグナーが自分を嫌っていることを知っていた。
敬虔なカトリック教徒のワーグナーにとって、パトロンの存在を隠さない瑛輝は、汚れた存在だったからだ。
幼いころから快楽を教え込まれ、高級男娼として育った瑛輝には禁忌も後悔もなかった。
ただひとつ願うのは――憧れてきたテニス界の王に、フェアに認めてもらうことだったが・・・・・・。
まっすぐに目を見て認めてほしい。ライバルとして、同志として――。
一九××年。檜垣瑛輝(ひがきえいき)はグランドスラムの帝王・ワーグナーと、メルセデス・ベンツ・カップ決勝のコートに立っていた。
瑛輝はワーグナーが自分を嫌っていることを知っていた。
敬虔なカトリック教徒のワーグナーにとって、パトロンの存在を隠さない瑛輝は、汚れた存在だったからだ。
幼いころから快楽を教え込まれ、高級男娼として育った瑛輝には禁忌も後悔もなかった。
ただひとつ願うのは――憧れてきたテニス界の王に、フェアに認めてもらうことだったが・・・・・・。
- 本の長さ251ページ
- 言語日本語
- 出版社スコラマガジン(蒼竜社)
- 発売日2010/7/23
- ISBN-104883863832
- ISBN-13978-4883863839
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登録情報
- 出版社 : スコラマガジン(蒼竜社) (2010/7/23)
- 発売日 : 2010/7/23
- 言語 : 日本語
- 新書 : 251ページ
- ISBN-10 : 4883863832
- ISBN-13 : 978-4883863839
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,183,148位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 10,952位ボーイズラブノベルス (本)
- - 73,674位新書
- - 290,754位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年3月30日に日本でレビュー済み
レビューが少なかったのでこちらに投稿します。
(発売から2年経ってるので今さらですが、たくさんの人に読んで頂きたいと思って)
上下巻一気に読みました。
単に面白かった!と言い切るのはしっくりこないくらい、深い読後感でした。
よくできた構成なだけに、できすぎだなという気持ちもあったのですが、それでも感動してしまうパワーがあります。
リアルゲイを描くには設定過多だし、そもそもBLなのでファンタジーとわかっていても、脇キャラ含め全員が本当に生きてるような錯覚を覚えました。
あらすじやキャラの魅力などは他レビューにあるので割愛します。
ぶっちゃけ全員に思い入れができてしまったので、うまくまとめられない。笑
特にラスト間際、悪役だった彼と話す主人公のシーンでなぜか涙が。
まさかこんなところで泣くなんて思いもしませんでした。
読み返すたびそれぞれの気持ちを想像して、また深みを増す…そんな手放せない一冊になりました。
「明日も愛してる」「造花の解体」「吸血鬼と愉快な仲間達」など、ホリーノベルズの質の高さは疑いようがありません。
今後も応援し続けます。
シリアスがお好きな方、読むのを躊躇っている方、ぜひお手にとって下さい。オススメです。
(発売から2年経ってるので今さらですが、たくさんの人に読んで頂きたいと思って)
上下巻一気に読みました。
単に面白かった!と言い切るのはしっくりこないくらい、深い読後感でした。
よくできた構成なだけに、できすぎだなという気持ちもあったのですが、それでも感動してしまうパワーがあります。
リアルゲイを描くには設定過多だし、そもそもBLなのでファンタジーとわかっていても、脇キャラ含め全員が本当に生きてるような錯覚を覚えました。
あらすじやキャラの魅力などは他レビューにあるので割愛します。
ぶっちゃけ全員に思い入れができてしまったので、うまくまとめられない。笑
特にラスト間際、悪役だった彼と話す主人公のシーンでなぜか涙が。
まさかこんなところで泣くなんて思いもしませんでした。
読み返すたびそれぞれの気持ちを想像して、また深みを増す…そんな手放せない一冊になりました。
「明日も愛してる」「造花の解体」「吸血鬼と愉快な仲間達」など、ホリーノベルズの質の高さは疑いようがありません。
今後も応援し続けます。
シリアスがお好きな方、読むのを躊躇っている方、ぜひお手にとって下さい。オススメです。
2011年9月16日に日本でレビュー済み
レビューの数が少ないので読むのを躊躇していましたが、面白かった。読んでよかった。
お気に入りのシリーズ物等は即買いしますが、普段は表紙買いや作家買いをせず、みなさまの評価を参考にしてから読むかどうか決めてます。
この「運命はすべて、なるようになる」はレビューが少ないけど、どなたかのブログで高評価でしたので手に取ってみました。
男娼ものが好物ということもあるのですが、わたし的に大正解! テニスの知識ゼロでも大丈夫でした。
現実的にはペドに対しては嫌悪感大ですが、BLの中だと超ド変態なペドおやじ達の存在を普通に肯定できる・・・腐ってる故でしょうか
お気に入りのシリーズ物等は即買いしますが、普段は表紙買いや作家買いをせず、みなさまの評価を参考にしてから読むかどうか決めてます。
この「運命はすべて、なるようになる」はレビューが少ないけど、どなたかのブログで高評価でしたので手に取ってみました。
男娼ものが好物ということもあるのですが、わたし的に大正解! テニスの知識ゼロでも大丈夫でした。
現実的にはペドに対しては嫌悪感大ですが、BLの中だと超ド変態なペドおやじ達の存在を普通に肯定できる・・・腐ってる故でしょうか
2013年8月22日に日本でレビュー済み
最初は翻訳モノを読んでいるような妙な回りくどさが文章自体にあって、中々その世界に入り込めなかったが、入り込んでからは一気! テニスには興味も関心もない身ながら、ちゃんと楽しめた。それにしても「男娼」が「テニス」を媒介に人生を建て直し、愛に目覚めていくなんて凄いアイデア! 記憶に残る作品となった。