横山は、異動で本社にやってきた加賀が苦手です。
一緒に組んで仕事をすることになりますが、優秀で容姿もいいのに、容赦ないものの言い方ををするために人間関係でトラブルを起こす加賀のフォローをしなくてはなりません。
横山は背中に付いているもののせいで恋愛や結婚を諦めていますが、ある時加賀が自分を好きだと言うことに気付きます。
酷いもの言いで嫌われがちな加賀ですが、横山は自身の特殊な能力(人の嘘が分かる)で加賀が裏表のない性格であることを見抜き、加賀に惹かれて行きます。
しかし、加賀に対する自分の気持ちに気付いた途端に横山の態度はぎこちないものになって行き、加賀は動揺します。
自分は好きになった相手には気持ちを知られたくなくて逆にきつく当たってしまう・・・加賀は嫌われたと思い悩むのでした。
加賀は恋の悩みを友人のさおりに話す度に叱咤激励されています。
さっぱりした女性ですが、彼女の存在がのちに鍵(地雷)になっていきます。
加賀の性格がちょっとありえなくらいに子供っぽい!
仕事はばりばり出来るのに、恋愛経験ゼロで、恋仲になってからも素直な態度が全く取れず、ひとりでウジウジ悶々としているのは哀れでもあります。
その態度のために相手まで不安に叩きこんでいるのに気付かない、自分中心にしか物事を考えられないのですね。
でも、こういう人って絶対いるだろうなと思います。
優しい横山とキツイ加賀はいいCPだと思いますが、現実にはあるのかなあとも思いますが、それでも加賀の性格は強烈過ぎて疲れそうです。
加賀が中学二年生の時、実は横山と会っていたんですね。
二人は運命の結びつきだったのかもしれません。
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place (Holly NOVELS) 新書 – 2011/7/16
ピュアな二人の、じれったいぐらいピュアなラブストーリー。
異動で本社にやってきた加賀は、見た目はいいのに無愛想、協調性もなく融通が利かず言葉使いも辛辣なので、同僚たちから敬遠されていた。
先輩としてそんな加賀の扱いに手を焼いてた横山は、てっきり嫌われていると思っていた加賀に告白されて戸惑う。加賀の本心だとわかったからだ。
それは天使だった父から譲り受けた資質のひとつ。嘘と真実を見分ける力、もうひとつは真っ白な羽だった。
幻の傑作、待望の新装版! 改稿&書き下ろし20ページ
異動で本社にやってきた加賀は、見た目はいいのに無愛想、協調性もなく融通が利かず言葉使いも辛辣なので、同僚たちから敬遠されていた。
先輩としてそんな加賀の扱いに手を焼いてた横山は、てっきり嫌われていると思っていた加賀に告白されて戸惑う。加賀の本心だとわかったからだ。
それは天使だった父から譲り受けた資質のひとつ。嘘と真実を見分ける力、もうひとつは真っ白な羽だった。
幻の傑作、待望の新装版! 改稿&書き下ろし20ページ
- 本の長さ258ページ
- 言語日本語
- 出版社スコラマガジン(蒼竜社)
- 発売日2011/7/16
- ISBN-104883863964
- ISBN-13978-4883863969
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登録情報
- 出版社 : スコラマガジン(蒼竜社) (2011/7/16)
- 発売日 : 2011/7/16
- 言語 : 日本語
- 新書 : 258ページ
- ISBN-10 : 4883863964
- ISBN-13 : 978-4883863969
- Amazon 売れ筋ランキング: - 451,763位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 4,223位ボーイズラブノベルス (本)
- - 34,661位新書
- - 121,786位文学・評論 (本)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年2月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
こんな人はいません。でも、好きな人には意地悪する人もいるし、広く浅くの人間関係の人は事実います。
2015年1月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小説としては物足りない ファンタジーですか コミックの方がいいかも これも好き好きですが
2012年2月20日に日本でレビュー済み
ただ途中まで攻め受けをまったく逆に読んでいました。
こんなに頭が混乱したのは久しぶりです。(ちゃんと読もうぜ自分…)
個人的に好きなのは、すごい大変なことになったのに「あの人ったら」と笑い飛ばした主人公のお母さんでしょうか。
こんなに頭が混乱したのは久しぶりです。(ちゃんと読もうぜ自分…)
個人的に好きなのは、すごい大変なことになったのに「あの人ったら」と笑い飛ばした主人公のお母さんでしょうか。
2011年7月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
全体を通して、美しい物語でした。
ただ期待していた切なさはあまり感じられなかった。
攻めにも受けにも、イマイチ感情移入できなかった。どことなく尻切れな感が…特別ここがダメ!な部分もないけれど、ぐっとくる部分もあまり…
だけど、最後まで一気に読めたし、印象が薄いというわけでもない。
わたしの中では曖昧な位置にある一冊になりました。
木原さんにしては、パンチ力に欠けるのかな…
ただ期待していた切なさはあまり感じられなかった。
攻めにも受けにも、イマイチ感情移入できなかった。どことなく尻切れな感が…特別ここがダメ!な部分もないけれど、ぐっとくる部分もあまり…
だけど、最後まで一気に読めたし、印象が薄いというわけでもない。
わたしの中では曖昧な位置にある一冊になりました。
木原さんにしては、パンチ力に欠けるのかな…
2011年8月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
木原さんの本を何冊か読んでますが、何となく人物像に傾向があるように思われます。
優しく思いやりがありそうなんだけど、水面下で・・・とか。
木原さんの作品でどこかで読んだなぁと思う場面が多々ありました。
作品としては一気に読んでしまいましたので、読みやすく楽しめました。
優しく思いやりがありそうなんだけど、水面下で・・・とか。
木原さんの作品でどこかで読んだなぁと思う場面が多々ありました。
作品としては一気に読んでしまいましたので、読みやすく楽しめました。
2022年3月31日に日本でレビュー済み
加賀が素直になれない男というには、可愛げが全く見つけられず、むしろ嫌われたいのかと思うほどイライラさせられる。これで突っ走り強引なら可愛げが見いだせるのに消極的でうじうじと自分を好きな女友だちの『さおり』に愚痴るのがウザい……。
『さおり』がいなければ、もっと二人の仲が掘り下げられたろうに、当て馬にも微妙になれきらない『さおり』のワガママ、甘えも加賀が受け入れてるのもイライラ。
痛く切ない片思いが見当たらない……。なぜか?横山(攻)は良い人すぎて、加賀はツンツン(デレがない)うじうじ、さおりはまともに見えてヤンデレ……キャラが弱い。癖の強い引っ掻き回すキャラがいないので、なんともメリハリがなくボヤッと進みボヤッと終わる……。
『さおり』や『加賀の母』など邪魔なキャラが言うほど効果を出せずフェードアウトするのも尻窄みになってしまって、これは珍しく木原作品では読後が悪かった。
むしろメリーバッドエンドの方が読後の余韻が残る。ハッピーエンドなはずなのにハッピーではない。
novels plus(同人誌)に本書ではボツになった続編のアナザーストーリーが載っていて、そちらの方が二人の関係が良くて横山の嘘がわかる能力のネタバレ←本書ではなかった!なぜ!?があるので終わり方もちゃんとハッピーエンドという。
個人的には突き抜けてクズや悪い男が木原作品には必要なのかなと(Mなのか……)。横山が人が良すぎなんですよね……物足りなさが残ります。
『さおり』がいなければ、もっと二人の仲が掘り下げられたろうに、当て馬にも微妙になれきらない『さおり』のワガママ、甘えも加賀が受け入れてるのもイライラ。
痛く切ない片思いが見当たらない……。なぜか?横山(攻)は良い人すぎて、加賀はツンツン(デレがない)うじうじ、さおりはまともに見えてヤンデレ……キャラが弱い。癖の強い引っ掻き回すキャラがいないので、なんともメリハリがなくボヤッと進みボヤッと終わる……。
『さおり』や『加賀の母』など邪魔なキャラが言うほど効果を出せずフェードアウトするのも尻窄みになってしまって、これは珍しく木原作品では読後が悪かった。
むしろメリーバッドエンドの方が読後の余韻が残る。ハッピーエンドなはずなのにハッピーではない。
novels plus(同人誌)に本書ではボツになった続編のアナザーストーリーが載っていて、そちらの方が二人の関係が良くて横山の嘘がわかる能力のネタバレ←本書ではなかった!なぜ!?があるので終わり方もちゃんとハッピーエンドという。
個人的には突き抜けてクズや悪い男が木原作品には必要なのかなと(Mなのか……)。横山が人が良すぎなんですよね……物足りなさが残ります。
2014年6月28日に日本でレビュー済み
この作家さんらしいお話。
2段組でビッシリ。
ポエム文体作家さんに見習って欲しい程の文章量です。
丁寧な描写で引き込まれましたが、最後の最後、放り出された感じ。
すんごい寸足らず・尻切れトンボなラストです。
そもそも最後の部分は書き下ろしなのですが、中途半端な描写で終わっているので、とてもガッカリしました。
内容的には付け足さなくても問題ないので、書き下ろし以前までで終わった方が読後感が良かったのではないかと。
古い作品の新装版とのこと。
結構な年数が経ってから書き足すのって、当たり外れがありますね。
本作の場合は失敗例だと思います。
まぁ多分出版社側からの要請だったんでしょうけど、それなら担当者さんは最後までしっかり導くべきです。
2段組でビッシリ。
ポエム文体作家さんに見習って欲しい程の文章量です。
丁寧な描写で引き込まれましたが、最後の最後、放り出された感じ。
すんごい寸足らず・尻切れトンボなラストです。
そもそも最後の部分は書き下ろしなのですが、中途半端な描写で終わっているので、とてもガッカリしました。
内容的には付け足さなくても問題ないので、書き下ろし以前までで終わった方が読後感が良かったのではないかと。
古い作品の新装版とのこと。
結構な年数が経ってから書き足すのって、当たり外れがありますね。
本作の場合は失敗例だと思います。
まぁ多分出版社側からの要請だったんでしょうけど、それなら担当者さんは最後までしっかり導くべきです。