国境は国家を成す重要な要素であるため、紛争になりやすい。
国境は歴史そのものであるため、世界各地の「ワケありな国境」を綴った本書を読むことによって、各地の歴史も学ぶことができる。
個人的に、東アジアを中心に学んでいるため、これまで関心のなかった地域の紛争・歴史・背景を簡単に学べて楽しめた。
これまで、特に興味ないと読み飛ばしていた各地の紛争などの新聞の記事も関心を持って読むことができる。
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ワケありな国境―教科書には載っていない! 単行本 – 2008/4/28
武田 知弘
(著)
ヨーロッパやアジア、アメリカ、アフリカなどの大陸の国々は、侵略や戦争でたびたび国境が変わっている。国境を1キロ、いやたった1メートル動かすために、どれほどの血が流され、銃弾が飛び交い、策略がめぐらされたことか。 国境線の一本一本には悲喜こもごものドラマが詰まっている。それは「世界史の一断面」であり、「人間の性(さが)」の表れであり、「国家とは何なのか?」という疑問を投げかけるものでもある。 本書では、そのような国境のなかでも、とりわけ興味深い、いわくつきのものばかりを集めてみた。国境の持つ不思議な魅力、その深遠なドラマを充分に堪能していただきたい。(「はじめに」より)
- 本の長さ255ページ
- 言語日本語
- 出版社彩図社
- 発売日2008/4/28
- ISBN-104883926370
- ISBN-13978-4883926374
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商品の説明
著者について
1967年生まれ、福岡県出身。 西南学院大学経済学部中退。 塾講師、出版社勤務などを経て、2000年からフリーライターとなる。国際情勢の裏側、裏ビジネス、歴史の秘密など、世の中の「裏」に関する著述活動を行なっている。主な著書に「ナチスの発明」(彩図社)など。
登録情報
- 出版社 : 彩図社 (2008/4/28)
- 発売日 : 2008/4/28
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 255ページ
- ISBN-10 : 4883926370
- ISBN-13 : 978-4883926374
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,155,765位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年8月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2009年2月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
所詮、政治は国取り合戦。線引き一つで天と地です。
アメリカがなぜあのような巨大な国になりえたのか?
線引きの駆け引きが面白いです。陸地の国は大変です。
アメリカがなぜあのような巨大な国になりえたのか?
線引きの駆け引きが面白いです。陸地の国は大変です。
2012年5月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容的には参考になる部分もそれなりにあるのですがいかんせん誤植だらけです。
自分の知らない固有名詞をそのまま信用していいのかどうか・・・
自分の知らない固有名詞をそのまま信用していいのかどうか・・・
2011年5月20日に日本でレビュー済み
世界中はいろいろな国があるが、それぞれの領土問題や地形のいびつさを抱えている。本書では、そういった領土にまつわる背景について、全世界を各4ページずつくらいの量で短くまとめたもので、いわゆる「領土の百科事典・世界版」といった内容だ。
具体的に列挙すると
・アラスカはなぜ飛び地なのか
・チリはなぜ細長いのか
・中国はなぜチベットを独立させないのか
・アフリカに直線の国境が多いのはなぜか
・イスラエルにかかわる複雑な歴史
など、世界を全般的に幅広く扱っており、遠い世界のことでよくわからない世界の国々の対立の背景を、この本で全体的に知ることができる。
星を4つにしたのは、ソマリアやスーダンを扱っていないため。正直、この1冊ですべてをくまなくカバーするのは不可能ではあるだろうが、非常に危険な地帯である場所を扱ってほしかったというのが本音だったのでこの星の数となった。
しかしいずれにせよ、この分野・このコンパクトさというのは、なかなかお目にかかれないだろうということで、貴重な書と考えられる。
具体的に列挙すると
・アラスカはなぜ飛び地なのか
・チリはなぜ細長いのか
・中国はなぜチベットを独立させないのか
・アフリカに直線の国境が多いのはなぜか
・イスラエルにかかわる複雑な歴史
など、世界を全般的に幅広く扱っており、遠い世界のことでよくわからない世界の国々の対立の背景を、この本で全体的に知ることができる。
星を4つにしたのは、ソマリアやスーダンを扱っていないため。正直、この1冊ですべてをくまなくカバーするのは不可能ではあるだろうが、非常に危険な地帯である場所を扱ってほしかったというのが本音だったのでこの星の数となった。
しかしいずれにせよ、この分野・このコンパクトさというのは、なかなかお目にかかれないだろうということで、貴重な書と考えられる。
2012年3月21日に日本でレビュー済み
中学・高校生で、地理や歴史に興味を持つ読者にお薦めだ。
もちろん大人が読んで面白い本だ。
10代の若者でも楽しめるし、ぜひ読んで欲しい。
世界地図を眺めていて、この国境はどうしてこんなところにある?と思うことは誰もが経験するのではないだろうか。
その理由を短く分かりやすい文章でまとめてある。
国境の由来とはその国の成り立ちそのものと言って良い。
国境(地理)を知ることは、そのままその国の歴史を知ることなのだと、改めて実感できる。
もちろん大人が読んで面白い本だ。
10代の若者でも楽しめるし、ぜひ読んで欲しい。
世界地図を眺めていて、この国境はどうしてこんなところにある?と思うことは誰もが経験するのではないだろうか。
その理由を短く分かりやすい文章でまとめてある。
国境の由来とはその国の成り立ちそのものと言って良い。
国境(地理)を知ることは、そのままその国の歴史を知ることなのだと、改めて実感できる。
2008年7月27日に日本でレビュー済み
章ごとにアメリカ、ヨーロッパ、中近東・アフリカ、アジア、日本
の国境に関しての歴史や紛争などをまとめられており、
なかなか興味深い話が分かりやすく書かれていて良いです。
ただ、自分が買ったのは2版目なのですが、誤植が若干あり
それが残念でした……。
の国境に関しての歴史や紛争などをまとめられており、
なかなか興味深い話が分かりやすく書かれていて良いです。
ただ、自分が買ったのは2版目なのですが、誤植が若干あり
それが残念でした……。