彩図社の本をまとめて買ったうちの一冊です。
丸山佑介さんがさまざまな裏社会の住人たちと交流し、
その様子を活写しております。
これはなかなかよかったです。
わたしは不勉強でまったく存じ上げませんでしたが、
丸山さんというこのライターさん自身の人物像も
著作を通じて浮かび上がってくるようで、
だんだんと親近感がわいてくるような感じがいたします。
内容としては特に何がどうとかいうようなものではないですが、
自分では触れることのほとんどない「裏社会」の様子が、
「ほう、こういうこともあるのかあ、
いやあ、世の中というところは、なかなか・・・。」
みたいな感じで垣間見られるというのがうれしいところです。
まあどこまで本当のことかというのはありますけれどもね。
世の中には裏と表があるわけですから、
光あるところには必ずカゲがあるわけですから、
表面だけ知ってことたれりとしているばかりでも
よろしくないですしね。
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