内容は仏教の思想や哲学といった根幹について触れているもので、信じられている誤解や、誇張された逸話などを正しながらその中で何が大切かを説いており、またその内容も難解になりすぎていなかったため、まさに仏教の入門にふさわしいものでした。
取り扱っているものが宗教という関係上様々な解釈や立場があると思いますが、理解のきっかけとしては間違いなく触れやすい作品だと思います。
ナレーターの方は男性でゆっくりと、それでいて聴きやすくはきはきと喋っており、実直なイメージを持ちやすく内容とマッチしていました。
本文部分とコラムは短いセンテンスで分けられており、隙間時間に1センテンスずつ、聴いて理解を深める等、ここに合った学び方、楽しみ方ができると思います。

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仏教「超」入門 単行本 – 2004/6/1
白取 春彦
(著)
- 本の長さ206ページ
- 言語日本語
- 出版社すばる舎
- 発売日2004/6/1
- ISBN-104883993663
- ISBN-13978-4883993666
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
「悟り」とは、ブッダの説いた仏教的真理を理解し、身につけることである。迷信や偽説を排し、純粋な形で「仏教とは何か」について取り上げたわかりやすい仏教入門書。コラム「知っているようで知らない仏教用語」も収録。
登録情報
- 出版社 : すばる舎 (2004/6/1)
- 発売日 : 2004/6/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 206ページ
- ISBN-10 : 4883993663
- ISBN-13 : 978-4883993666
- Amazon 売れ筋ランキング: - 959,490位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年11月11日に日本でレビュー済み
2009年8月14日に日本でレビュー済み
仏教の平易な入門書。仏教の、というかブッダの教えを平易に漏れなく解説している。
が教えの解説が平板すぎて、ほとんど印象に残らない。その上、解説の所々に著者の意見を
個人的エピソードとともに挿入しており、その部分が本書全体を安っぽいものにしてしまっている。
また著者はブッダは輪廻を否定していると主張し、そのことに一章費やしている程だが、
主流説では輪廻は仏教の前提になっているのではなかったか?ブッダの輪廻否定説も有力だが、
そういう説もある、ということだろう。だとすれば本書が入門書である限り、両論併記すべきで
はなかったか?と思う。
が教えの解説が平板すぎて、ほとんど印象に残らない。その上、解説の所々に著者の意見を
個人的エピソードとともに挿入しており、その部分が本書全体を安っぽいものにしてしまっている。
また著者はブッダは輪廻を否定していると主張し、そのことに一章費やしている程だが、
主流説では輪廻は仏教の前提になっているのではなかったか?ブッダの輪廻否定説も有力だが、
そういう説もある、ということだろう。だとすれば本書が入門書である限り、両論併記すべきで
はなかったか?と思う。
2010年3月30日に日本でレビュー済み
仏教の伝来過程でいろいうな修飾があり、さらに日本に入ってからの神道との習合により、現在の宗派仏教が出来上がった。それらの後発的な修飾を取り除いた仏陀的仏教は、「空」と「縁起」による哲学思想が本来の仏陀による仏教であった、という趣旨かと考える。世間話的お説教が少々気になるが、仏教をもっとシンプルに捉える視点は与えるものだろう。
2018年3月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読みやすかったので、一気に読んでしまいました!釈迦の本来の考え方など、私にとって未知なモノだったので、めちゃくちゃ面白かったです。白取春彦さんの文章は読みやすくて、他の本も買っては読んでいるんですが、この本もお気に入りになりました。入門ということで、初心者の私にも分かりやすかったのだと思います。
2005年10月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
数年前から仏教に関していろいろ読むようになり、お釈迦様について知れば知る程、目からウロコというか、自分の仏教に関する知識がいいかげんだったと思いました。そして、日本の宗派仏教に対して懐疑的になりました。私が日本の仏教に対して疑問に思っていた点がいくつもここで指摘されていて、よく言ってくれたなと思いました。
その後日本の宗派仏教にもそれなりの価値というか部分的に認められる点もあると思うようになりましたが、私は宗派仏教ではなく、お釈迦様その人について行こうと思っています。
その後日本の宗派仏教にもそれなりの価値というか部分的に認められる点もあると思うようになりましたが、私は宗派仏教ではなく、お釈迦様その人について行こうと思っています。
2020年12月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者の仏教理解はあまりにも浅く、しかも誤解しているようだ。
2005年3月1日に日本でレビュー済み
仏教の知識が全くない私はこの本を1時間半で読むことができた。入門者によく理解できるように、ポイントだけを簡潔に述べているように思われた。仏教に関係する用語、四諦(したい)、縁起、空、無我、涅槃(ねはん)、慈悲などがわかりやすく説明されていて、容易に理解できる。本書によれば仏教とは人生の苦悩に対する解決の道を教えるものである。その意味で本書から学ぶことが多かった。あと、各章の末に書かれているコラムが面白い。この言葉って仏教に関係した言葉だったんだと楽しめるものが多い。
本書でとりあげられた仏教以外にも様々な宗教が存在する。その宗教を信じるか否かにかかわらず、自分にとって有用な考えだけでも自分のものにすればいいのではと考えた。この本で学んだことをベースとして、仏教に関する他の書物にもあたってみたい。非常に分かりやすく有益な書物だと思う。
本書でとりあげられた仏教以外にも様々な宗教が存在する。その宗教を信じるか否かにかかわらず、自分にとって有用な考えだけでも自分のものにすればいいのではと考えた。この本で学んだことをベースとして、仏教に関する他の書物にもあたってみたい。非常に分かりやすく有益な書物だと思う。
2006年6月13日に日本でレビュー済み
いわゆる仏教という既成概念に一石を投じるためにインパクト有る本だとは思う。しかしその内容に人に嫌悪感を与えるような表現が度々あったり、個人的な話を回りくどく脈絡なしに述べたりしているところは好きになれない。著者は仏教のことを分かったように言っているが、そんな点も含めて理解しているのか疑問に感ずる。この内容でこの値段はちょっと高い。