☆5つは、評価があまいかも知れないが、これは一般向けの本としては非常に良くできていると思う。
先ず、ワクワクする話題が多いこと、読みやすい一問一答形式で、「相対性理論って興味はあるんだけどどうなの?」というような読者の知的好奇心をくすぐりながら最後まで読み通すことができる一冊。
一方で、相対性理論について多少知っている人、少しは数式をつかってしっかりと分かった気になりたい人には、かなり不親切な構成になっているとも言える。数式が一つもないし、お話で終わってしまい、書かれていることをもう少し掘り下げて理解したいときの手掛かりが何も無い。しかしながら、どんな人でも満足する本などないわけだから、これはこれでいいのだ! 「宇宙一わかりやすい」というタイトルは如何なものかと思うが、楽しさは本物だと思う。
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宇宙一わかりやすい 相対性理論 図解イラスト超入門 単行本 – 2009/3/13
小谷 太郎
(著)
特殊相対論から一般相対論まで、盛りだくさんの内容ながら、難解な数式は一切なし! 時間と空間の概念、そして宇宙のとらえ方を一変させた、現代物理学の原点ともいうべき理論が、クイズと図解イラストでサクサクわかる。物理は大の苦手という「根っからの文系」の方にも読んでほしい、ガリレオもアインシュタインもびっくりの一冊!
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社すばる舎
- 発売日2009/3/13
- ISBN-104883997960
- ISBN-13978-4883997961
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商品の説明
著者について
小谷 太郎(こたに・たろう)
1967年生まれ。東京大学理学部物理学科卒。博士(理学)。理研、NASA
ゴダード宇宙飛行センターなどを経て、現在青山学院大学研究員。
目下の研究テーマはX線観測装置の開発とブラック・ホール連
星系の観測。著書に『宇宙の不思議』『単位と定数のはなし』(ナ
ツメ社)、『宇宙で一番美しい周期表入門』(青春出版社)など。
1967年生まれ。東京大学理学部物理学科卒。博士(理学)。理研、NASA
ゴダード宇宙飛行センターなどを経て、現在青山学院大学研究員。
目下の研究テーマはX線観測装置の開発とブラック・ホール連
星系の観測。著書に『宇宙の不思議』『単位と定数のはなし』(ナ
ツメ社)、『宇宙で一番美しい周期表入門』(青春出版社)など。
登録情報
- 出版社 : すばる舎 (2009/3/13)
- 発売日 : 2009/3/13
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 224ページ
- ISBN-10 : 4883997960
- ISBN-13 : 978-4883997961
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,123,112位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,479位物理学一般関連書籍
- - 152,960位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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もの書き兼大学教員。町田在住。
専門は宇宙物理学と観測装置開発。東京大学理学部物理学科卒。博士 (理学)。
理研、NASAゴダード宇宙飛行センター、東工大などの研究員を経て、青学大、神奈川大、ICU、東京家政学院大、立教大などで講義中。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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ゆうやんぐ
Amazonで購入
相対性理論初心者で文系のわたしにはそこまでわかりやすくはなかった。
朝から焼香🖤THE尊師ちゃん
Amazonで購入
宇宙一わかりやすいようですが理解しようと思うとその宇宙一を超越してしまった自分の頭脳が残念で仕方ありません。
セリーヌ
この本の素晴らしいところは、読者が相対性理論の世界のイメージを
持てるように工夫されているところです。「直感的に理解する」のが
この本の主旨であることは前書きに書かれていますが、それをユニーク
な方法で成功させているのがこの本だと思います。直感的には分かり
にくいのが相対論の世界ですが、登場人物の会話、グラフ、イラスト
などがとても効果的に使われていて、読んでいると本質が脳に染み込んで
来るようです。個人的には「イラストレーターに申し訳ない気持になる」
とコメントされている図3-16など傑作だと思います。
また、何と言っても読みやすいのが大きな特徴でしょう。無理なく理解
できる言葉を使って、無理なく理解できることだけを解説しているのが
成功の理由だと思います。それでいて日常とはかけはなれた相対論の
世界がきちんと解説されているのだから面白いですね。
最後に... 小谷さんの本の特徴でもある、思わずクスクス笑ってしまう
ような独特のユーモアはこの本でも健在です。分かりやすい言葉と楽しい
話題で、最後まで飽きずに読み進める素敵な本ですので、相対論を使う
機会のない人にもお薦めしたい一冊です。
持てるように工夫されているところです。「直感的に理解する」のが
この本の主旨であることは前書きに書かれていますが、それをユニーク
な方法で成功させているのがこの本だと思います。直感的には分かり
にくいのが相対論の世界ですが、登場人物の会話、グラフ、イラスト
などがとても効果的に使われていて、読んでいると本質が脳に染み込んで
来るようです。個人的には「イラストレーターに申し訳ない気持になる」
とコメントされている図3-16など傑作だと思います。
また、何と言っても読みやすいのが大きな特徴でしょう。無理なく理解
できる言葉を使って、無理なく理解できることだけを解説しているのが
成功の理由だと思います。それでいて日常とはかけはなれた相対論の
世界がきちんと解説されているのだから面白いですね。
最後に... 小谷さんの本の特徴でもある、思わずクスクス笑ってしまう
ような独特のユーモアはこの本でも健在です。分かりやすい言葉と楽しい
話題で、最後まで飽きずに読み進める素敵な本ですので、相対論を使う
機会のない人にもお薦めしたい一冊です。