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竹島=独島論争: 歴史資料から考える 単行本 – 2007/3/1

3.9 5つ星のうち3.9 4個の評価

商品の説明

出版社からのコメント

 日韓の友好関係に突き刺さったトゲ、竹島=独島の領有問題。
島根県は日本の外務省の領有権主張を鵜呑みにした伝聞をほぼそのままウェブに
転載、「竹島の日」制定を強行した(2005年)。本書は善隣関係の構築
に危うい影響を与えるこうした動きの根拠を歴史の深遠に分け入り、謙虚に探ろ
うとする日本初の本格的な試みである。従来、感情論に揺さぶられるあまり、書
誌学的な検討を怠りがちであった史学の世界にも一定の衝撃を与えることは必定
であろう。
本書は日韓両国はもとより、中国、さらには欧米の古今の資料(当時の航海誌な
ど)に書誌学的検討を加えるだけでなく、史料批判なども交えながら真摯に史実
の検討に立ち入ってゆく。

固有領土説に向けた2つの事実 日本政府(外務省)のいう固有領土説は本当
に妥当であるのか。内藤正中島根大名誉教授は「1696(元禄9)年と、1877(明
治10)年の二度にわたって、日本には関係がない島だと決めている。したがって
江戸期以来リアンコ島(竹島=独島)の領有権については否認したことはある
が、日本領だと主張したことは一度もなかった」と述べている。
1696年、幕府は鳥取藩に対し、「因州伯州の竹島はいつから付属になったのか」
と問い合わせ、鳥取藩は「竹島は因幡伯耆に付属するものではない」と回答し
た。幕府および鳥取藩は公的な見解として竹島が日本国でないとした。
また、明治維新政府はその国土の境界を画定するにあたって、竹島近海の島々は
島名の混乱があるので調査をした。その際、1876年、政府は島根県に照会した
が、県側は境界をどのように定めてよいかわからず、内務省に伺い出た。そして
1877年、太政官によって「竹島外一島本邦関係無之義」と決定したのである。
日本の外務省は何故だかこれらの日本の重要な公的史料を無視している。そして
1905年、リアンコ島は「無主地」だから「先占」したと主張し、これをもっ
て日本領土になったという。だが、朝鮮における史料は一貫している。欝陵島お
よび独島は朝鮮領であることを主張している。日本が領有を主張する以前の1900
年、大韓帝国勅令第41号は欝陵島を欝島と改称し、独島(石島)をも管轄すると
している。倭寇の被害を恐れて空島政策を採っていたが、それを改めたのであ
る。したがって日本がいう竹島は、「無主地」だから「先占」したという主張も
まったく当たらない。

こうした、今まであまり明らかにされていなかった一連の史実がふんだんに示さ
れており、読者はまさに目から鱗、といった実感を抱くであろう。これらの事実
を踏まえた上で、今後、韓日双方が実りある議論を展開することを期待したい。

巻末には史料の一部を原文ならびに訳文を採録し、読者の便宜を図った。現在の
竹島=独島論争を考えるうえで、日本語で読める最良の必読文献のひとつとなっ
た。こうした努力が在日韓国人と日本人研究者の共同の成果として結実したこと
は、双方の未来に向けた、さらなる学術的対話を予感させる。

著者について

内藤正中 島根大法文学部長などを経て、同大名誉教授 歴史学者
 環日本海ならびに日朝関係史 著書に「自由民権運動の研究」、「山陰の風土
と歴史」、「島根県の百年」、「日本海地域の在日朝鮮人」など。

朴 炳渉 竹島=独島問題研究ネット会員 著書に「姜徳相先生古希・退職
記念日朝関係史論集(共著)、論文に「日本の竹島=独島放棄と領土
編入」(「飛礫」47号)など。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新幹社 (2007/3/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2007/3/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 342ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4884000684
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4884000684
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 4個の評価

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上位レビュー、対象国: 日本

2017年3月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
多くの歴史的資料、研究を客観的に知ることができました。
学術的レベルが高いと率直に感じました。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年9月11日に日本でレビュー済み
竹島をめぐる日韓の領土問題を考えるにあたって、とても参考になる本だと思います。明治10年(1877年)に明治政府が出した「太政官指令」文書に「竹島外一島の件は本邦と関係なしと心得るべし」とあります。日本政府は長年その事実を隠してきましたが、国立国会図書館でその事実を示す公文書が見つかり、言い訳ができなくなりました。ただ、その後、外務省は、そこで言われている「竹島」や「外一島」は、現在の竹島ではないと主張しています。果たして、真実はどちらであるのか? 私は著者の内藤氏の議論の方が説得力があると思います。

マスコミでは、初めから「竹島は日本の領土」という前提でニュースや、議論がなされていますが、尖閣諸島と違って、竹島の領有権の問題は、それほど簡単にどちらものと言うことはできないと思います。明治政府が出した太政官指令文書の問題を始め、日本が竹島を領土に編入した1905年が、まさに日本の朝鮮半島植民地化の過程(日本は、1904年に中国大陸に進出していた日本軍の圧力を背景に、韓国に日韓条約を締結させ、保護国化し、事実上の外交権を奪っていました)、であることを考えた時、もっと丁寧な歴史の検証を通して、竹島問題を考えるべきであると思います。

日韓とも、知らず知らずの内に、偏狭なナショナリズムに陥ることがないように、共に歴史から学んでゆくべきでしょう。
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年8月6日に日本でレビュー済み
そもそも朝鮮人は目標達成のためなら手段を選ばない国民性。
日本人からみたらとてもあり得ないことを、平気で実行する。
騙す、捏造する、は当たり前。
こんな国をまともに相手にしていたらそれこそ時間の無駄。
したがってこんな本、読むに値しません。
読んだ後は怒りだけが込み上げてくる。
34人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート