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医療情報 医療情報システム編 単行本 – 2004/4/1

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医療情報 医療情報システム編 新版
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商品の説明

著者からのコメント

有限責任中間法人日本医療情報学会 理事長 井上 通敏

 平成13年7月に政府の総合規制改革会議は重点6分野の改革案を示したが,医療分野の改革の冒頭に「医療に関する徹底的な情報開示・公開」,「IT化の推進による医療事務の効率化と医療の標準化・質の向上」を指摘し,医療改革のためにITを積極的に導入すべきことを国策として打ち出した.(中略)しかし,ITが医療改革に貢献できるためには解決すべき問題がいくつかあり,これはグランドデザインにも指摘されているが,その一つは,現場で医療ITを担える技師の育成である.医療情報技師はITに精通しているだけでは駄目で,医療のことを十分に理解していることが必要である.言い換えると,上記の医療ITに課せられた目的を実現しようとすれば,医療の透明性とはどのようなデータを用意することなのか,医療の質とはどのような指標で表されるのか,安全性を向上させるには医療現場の情報処理をどのように改善すべきか,医療の効率とはどのように定義され,その改善はどのようなデータで測られるのか,といったことを理解できなくてはこれを仕様化してITに委ねることができない.実は,いま示した問題に対して明〓快な解答を与えないままに医療へのIT導入を急いできたことが,これまで十分な成果を出せなかった理由の一つと考えられている.病院にコンピュータを設置すれば自動的に病院がよくなるのではなく,そのコンピュータを使いこなしてはじめて病院が変わってくる.どこの病院の院長も医療の質向上や経営効率の向上をコンピュータに期待しているが,院長から言葉の具体を聞き出し,これをコンピュータにもわかるように翻訳し,動かすことが「医療情報技師」に期待される役割である.
 米国においても医療のIT化が国策となっているが,これを実現するために医療ITを専門とする10万人のSEが必要だと指摘され育成が急がれている.日本では,100床あたり一人の医療情報技師が必要だとすると,少なくとも1万人から1万5千人を早急に育成することが必要である.

 少子高齢化が進む日本の社会では保健・医療・福祉分野の比重が高まらざるを得ないが,量的拡大と平行して質の向上と効率化に取り組まねばならない.とくにIT化とこれを生かす医療情報技師の役割は大変重要である.

 日本医療情報学会では,平成15年から学会主催で「医療情報技師能力検定」の実施を始め,4千人近くの方に受験していただいた.今後,日本病院管理学会,日本診療録管理学会など関係学会と連絡しながら,講習会や能力検定試験の充実を図り,わが国の医療ITに貢献できる医療情報技師の育成に努める方針である.

出版社からのコメント

各章は,概ね「1.3 医療情報技師に求められる能力」に示される 到達目標に対応して,学習すべき事項を体系化し,明文化したも のである。これについては他の2編も同様である。前半の第1章 から第4章までは,医療情報システムを中心に構成されている。 第1章「医療情報の特性と医療情報システムの現状」は,医療情 報システムの必要性,さまざまな医療情報システム,患者情報等 の医療情報の特性等を概観する。第2章「病院情報システム」 では病院という医療現場の視点から,病院情報システムの要求分 析,設計開発,運用まで,実践的に解説する。続いて第3章「広 域ネットワークが支える医療情報システム」では,近年,地域に 展開する多様な医療情報システムの形を解説し,第4章「組織間 の調整」では,専門の異なる職種や組織間の調整等,特に人的, 組織的要因をテーマとして解説し,医療情報技師が備えるべき資 質を示唆する。後半の第5章~第8章は,医療の情報化の根幹を なすテーマを集約する。第5章「医療情報の標準化」は,さまざ まな医療情報の標準を解説しながら,「なぜ医療情報の標準化が 必要なのか」,その真の理解へと導く。第6章は電子カルテとい う言葉に代表される「医療記録の電子化」の実際と課題を総括す る。第7章は,医療情報を扱ういかなる者にも求められる「医療 情報の倫理」を説き,第8章「医療支援のためのデータ分析・評 価」は,収集・蓄積だけでなく情報を,どう分析し評価するかと いう課題への道案内である。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 篠原出版新社 (2004/4/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2004/4/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 261ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 488412264X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4884122645
  • カスタマーレビュー:
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