20代半ばのある時期、夢中になって読み漁った安岡先生の講話集の中でも、特に勇気を与えてくれた一冊でした。
今から、30年近く前のことですが、父親の本棚から見つけだして、
いい本だなあ!と感動したのが、確か、「運命を創る」だったと思います。
その直後に読んだのが、この「易と人生哲学」「活眼・活学」あたりだったと思います。
そのあと、2年間ぐらいは、ほとんど安岡先生のご著書を夢中になって読み漁ったのを覚えています。
ただ、漢籍の専門書の方は、どうもそちらの素養がないと読んでゆくのが難しいので、
専ら、読んで理解し易い講話集の方ばかりでした。
そのあと、会社勤めを辞めて、漢方医学系の道を目指した起点のひとつにこの本も関係します。
この本以外にも、常に説かれていますが、
宿命と運命は違い、宇宙の生成化育の理法を熟知し、浩然の氣を大いに養い、精神を髪膚することで、
運命は己の手で創り出すことができるという内容には、感動と勇気を大いに与えられました。
西洋の成功哲学の類には少ない、生き抜くための東洋の蘊奥に感動し、
そして、人は何のために生きてゆくのかを考えさせられた一冊でもあります。
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易と人生哲学 (致知選書) 単行本 – 1998/9/30
安岡 正篤
(著)
運命は宿命にあらず、立命となる。
中国千数百年にわたる天地自然と人間世界の相関をまとめあげた『易経』。
その難解さゆえに広く読まれなかった思想を 分かり易く解説するとともに、その深遠な哲学を説き、変転極まりない不透明な時代をいかに生きるかの指針を示す。
中国千数百年にわたる天地自然と人間世界の相関をまとめあげた『易経』。
その難解さゆえに広く読まれなかった思想を 分かり易く解説するとともに、その深遠な哲学を説き、変転極まりない不透明な時代をいかに生きるかの指針を示す。
- 本の長さ236ページ
- 言語日本語
- 出版社致知出版社
- 発売日1998/9/30
- ISBN-104884741641
- ISBN-13978-4884741648
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登録情報
- 出版社 : 致知出版社; 18刷版 (1998/9/30)
- 発売日 : 1998/9/30
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 236ページ
- ISBN-10 : 4884741641
- ISBN-13 : 978-4884741648
- Amazon 売れ筋ランキング: - 197,438位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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- カスタマーレビュー:
著者について
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明治31年大阪市生まれ。大正11年東京帝国大学法学部政治学科卒業。昭和58年12月死去(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『洗心講座―聖賢の教えに心を洗う』(ISBN-10:4884748980)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年6月11日に日本でレビュー済み
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2014年5月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あれだけなかにラインマーカーが引きまくられているとちょっと,,,ですね.本の中身は満足したのですが.
2016年2月19日に日本でレビュー済み
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易の入門書として、わかり易いです。易がこんなに深いとは思いませんでした。
2015年11月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
易の入門にはいいと思います。
講話を本にしたものなのでよみやすいと思います。
1日で読めるないようなので易を深く知るための本ではありませんが、
入り口にはいいと思います。
只これを読んだだけでは易についてはよくわからないので、
これを足がかりに別の本を読む必要があると思います。
講話を本にしたものなのでよみやすいと思います。
1日で読めるないようなので易を深く知るための本ではありませんが、
入り口にはいいと思います。
只これを読んだだけでは易についてはよくわからないので、
これを足がかりに別の本を読む必要があると思います。
2010年10月21日に日本でレビュー済み
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他の方は誰一人として、これが近鉄の幹部社員向けに行った10回の講演の講義録であると言うことに触れていません。どうしてなんでしょうね?
講義録だから、当然、重複した内容にも触れるし、話し言葉だから冗長と感じるところもある。前書きなどを飛ばして読んで理解していなかった?
まあ、それはさておき、易の原典の解説などをいきなり読むよりも、こちらをまず読むことのメリットは、易の世界観をまず理解させてくれることです。なぜ、最初に「天」の卦があるのか、あるいは、企業人向けの講演だから会社の成長や経営幹部のあるべき姿に易を当てはめて解説されているので非常にわかりやすい。易であり不易であることが素直に理解できます。
ビジネスマンや企業を目指す方には何らかのヒントにはなるでしょう。ただし、これ全てでわかるわけではないので、過大な期待は禁物と言うことで星三つです。
講義録だから、当然、重複した内容にも触れるし、話し言葉だから冗長と感じるところもある。前書きなどを飛ばして読んで理解していなかった?
まあ、それはさておき、易の原典の解説などをいきなり読むよりも、こちらをまず読むことのメリットは、易の世界観をまず理解させてくれることです。なぜ、最初に「天」の卦があるのか、あるいは、企業人向けの講演だから会社の成長や経営幹部のあるべき姿に易を当てはめて解説されているので非常にわかりやすい。易であり不易であることが素直に理解できます。
ビジネスマンや企業を目指す方には何らかのヒントにはなるでしょう。ただし、これ全てでわかるわけではないので、過大な期待は禁物と言うことで星三つです。
2013年1月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私自身、「易経」=占い という先入観があり
「当たるも八卦、当たらぬも八卦」というイメージで長年見ていたように思えます。
ただ、人生を重ねていくにつれて、東洋思想の奥深さが、やっと理解できるような年齢になり
易経を占いとしてではなく、「哲学」として学びたい思い調べたところ、この本に出会いました。
内容は、安岡先生の一年以上に渡る連続の講義の講義録という形を取っていて性質上
当時の世情をうかがえるところもありますが、易経の本質について、わかりやすく丁寧に
説明してありました。
東洋思想初心者の私にも「易経」の背景にある思想を容易に理解でき
また、安岡先生から直接講義を受けている気分にもなれるので
「易経」に興味のある方には、大変お勧めな一冊です。
「当たるも八卦、当たらぬも八卦」というイメージで長年見ていたように思えます。
ただ、人生を重ねていくにつれて、東洋思想の奥深さが、やっと理解できるような年齢になり
易経を占いとしてではなく、「哲学」として学びたい思い調べたところ、この本に出会いました。
内容は、安岡先生の一年以上に渡る連続の講義の講義録という形を取っていて性質上
当時の世情をうかがえるところもありますが、易経の本質について、わかりやすく丁寧に
説明してありました。
東洋思想初心者の私にも「易経」の背景にある思想を容易に理解でき
また、安岡先生から直接講義を受けている気分にもなれるので
「易経」に興味のある方には、大変お勧めな一冊です。
2013年10月28日に日本でレビュー済み
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易って難しいですが、この本はその中でも読みやすかったと思います。
人生を考えるほどの域に達していない人間には、経験を積むことが必要なのかも??
人生を考えるほどの域に達していない人間には、経験を積むことが必要なのかも??
2012年11月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
安岡先生は
本当に素晴らしい文章
読みやすく、規律を正して引き締めてくださる
人間として必要な事をおしえて下さっています。
易学も大好きです。本当に良いご本で、若い女性がたが
よまれると
国が栄えてよいな。。。とおもっております。
本当に素晴らしい文章
読みやすく、規律を正して引き締めてくださる
人間として必要な事をおしえて下さっています。
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国が栄えてよいな。。。とおもっております。